ずっと、アナログテスターを使ってましたが、デジタルを買いました。
新旧です。
アナログのテスタはsanwaのT−50BZ。高校か中学の時に父に買ってもらいました(と思いますが、もしかしたら学生になって最初に買ったのかもしれません。ちょっと記憶が曖昧です)。学生になって最初だとすると、31年使ったことになります。
名機ですね。入社したての頃は、会社にも何台かアナログテスタがありましたが、これにかなうものはありませんでしたね。まだ現役ですが、100Ω以下ぐらいの抵抗値がちょっと怪しいですのと、0Ω調整がレンジ切替で何度も発生するのが、最近は億劫でした。。それと、、致命的なのは、年齢とともにメータ直読のためにメガネを外す必要がでており、それでも細い針を見るのが厳しくなったからです。
今回購入したのは、同じくsanwaのPC773。別にPCに接続したかったわけじゃないのですが、5桁表示できる(最上位桁は1のみですが・・)ところと、分解能が、0.01mV、0.01Ω、0.001nFと、一般的なDMMと比べると高いです。もっとも、これは表示分解能であって、確度とは異なりますが、まぁ、そこはあまり気にしないです。8.2Ωの抵抗が8.3Ωと読めているので、問題ありません。
僕の使っているものとしては珍しく、箱も取説も汚れてはいますが昔のままです。これ、「テクザー」と読みます。サンハヤトの基板エッチング用ステンシルで当時貼ったものですが、PC88のPCゲームです。ロボットを操って敵を倒していき、最後の敵を倒してエンディングで流れるのが、あの、ベートーベンのピアノソナタ「月光」でした、僕がピアノ曲が好きになったキッカケでもあり、思い出のテスタです。。。
これもどうでもいいことですが、リメーク版の映画「トータルリコール」でコリンファレル扮するダグが記憶をたどりピアノを弾きますが、最初に弾くのがこの「月光」の冒頭の部分。で、そのあと、テンペストになるわけですが、ここで学生時代の懐かしい記憶がよみがえり、映画館でジーンとしてしまいました。