18年乗ったDR-Z400からF800GSに乗り換え、最初のツーリングに行ってきました。でかいバイクだからたくさん走れるだろうか、、というのは間違いで、却ってしんどいツーリングになりました。一人になってリラックスしたいツーリングはゆっくりしたいです。高速道路などは、寝ていても現地に到着できる自動運転が普及されるべきです(夢見てるか?)
- 総走行距離=2400キロ(ガス93L=15000円)
燃費は26ぐらいです。いつもより1000キロ多く、GASも倍程度。 - 総額=5万円程度(高速代、みやげ、食費)
9/3 龍飛へ向かう
以前、3時発して龍飛に夕方に着した経験がある。これと同じをF800でやれば結構楽では?。そう甘い期待もあったが、内陸部を走ったのは10年前で、今年は特に道路の流れの悪さを感じた。悪さの原因は高齢者の運転にある。内陸部の平日の町中といえば軽トラで飛ばしまくるのおじいさんや高速の営業車などは影を潜め、普通車に乗った普通の高齢の方が制限速度以下で走行され(速度自体は特に問題ないし、遵法で良いと思う)ており、それでいて、右折時に左により道路をふさいだり、交差点の真ん中でとまったり、停止線を越えて停止して邪魔をしたりされる。(ご本人に悪意はないと思う)。非常に気を使って、却って疲れた。
朝4時前に出発し、塩尻から高速、中央道、上信越、北陸、日本海東北道で村上まで出る。その後点在する日本海東北道や、秋田道などを出たり入ったりしながら、秋田道の能代南で一般国道に入り北上する。時期的なものも影響しているのかもしれないが交通量が多いことと、工事中箇所が多く予想以上に時間がかかり、疲れていたため、十三湖で早めにキャンプインした。ここは以前夜遅く行って朝早くでてタダになったことのある場所だ。今回はきちんと受付したが、500円だった。
八峰町の道の駅「ぽんぽこなんとか」で南を見る。台風21号は追いかけてきている。キャンプ場の受けつけのおねんさんは美人で(役場の人だから毎回違うと思う)。「バイクで中まで入っていいですよ」「ぬかるんでいるところでこけている人がいたから注意してくださいね」「炊事場の周りが路面が硬いそうですよ」「バイクが倒れないように添え木があるので使ってくださいね」などと妙に親切。好きになってしまいそう。夕方もう一度お話ししたいなと思い、受付に行ったら既に帰っていておじさんが一人だった。残念。。キャンプは私一人で、ケビン泊の方が一家族いました。
鍋が一つ足りないので、昔よくバイクにレトルト挟んであっためましたよね、あれやりましたが、案外うまくいきました。
DRの時より走行距離が少ない(750キロで断念)のにしんどかった。高速での巡航速度は上がっているのにやっぱり、内陸の流れのせいかな。DRの方が疲れにくいとか、F800は重心が少し離れているからなぁ、そのせいで足腰に負担がくるのかも。。
9/4龍飛に向かう
台風が追いかけてきていて日本海から北上することが予想進路なので、太平洋側に移動した方が良いと思えました。龍飛に行き「タコ」といくつかの土産を買って、しばらく和んでいました。2時間ぐらいいたでしょうか。ここが好きです。何もないけど、ここで松前半島と海を強風に吹かれながら見ているのが好きです。
龍飛へ向かう北側。
田中商店のみ開いていました。タコは大きい足で800万円です。(おばちゃんはいつもそういう)
地図を見て青森を抜けて下北の付け根あたりにある小川原湖のキャンプ場が良さそうなので、そこへ向かうことにした。青森市街に用はないので高速でパス。
途中、台風の雲でプツポツ始まりました。目的地についたのは4時半ごろでした。受付が5時までということでしたが、トイレや炊事場の電気をつけてくれました。トイレは宿泊者がいないと閉まっていて使えないようです。近くに温泉があります。市外者で160円、三沢市の人が110円だそうで、ジュースより安いけど。三沢市の防災無線で「暴風に注意せよ、自衛せい」みたいな放送がずっと流れる。台風は夜半過ぎに通過するはず。
ここのキャンプ場は止める場所が決められていてその番号に「泊」のカードを入れる。面している場所はフリーサイトとのこと。キャンプは一人です。来る途中に以前2度ほどキャンプしたことのある「はまなす公園」へ行って見ました。残骸の門です。奥がどうなっているか知りませんが、キャンプ場があったところには風車が立っています。農場が買って風力発電施設を建立したと思われます。道路側にある「はまなすドライブイン」まだ健在でした。
夜半過ぎの台風はやはり風が強かったが、雨が大したことなくて助かりました。もっとも、暴風雨の龍飛キャンプ場を経験しているので屁でもないです。山側のキャンプ場だったことも幸いしました。風以上の音がありました。ここは米軍三沢基地から2キロほどのところにあり、昼夜問わず戦闘機の離発着音がすごい。時折かなり低空飛行をしていることもあり、暴風をかき消す。
9/5尻屋崎〜大間で田沢湖まで向かう
それはちょっと無謀でしょう。ということで、今夜も前日と同じキャンプ場に落ち着きましたが到着が5時を少し周り、昨日と違うおじさんはシャッターを下ろしている最中でした。かなりシブシブOKしてもらえました。この方も三沢市の職員の方で、地方のキャンプ場の多くは市町村の原資が入っていることから無理は言えません。5時前にキャンプ場に入るように、今後は心がけるようしようと思いました。
キャンプ場の朝と空模様です。台風一過で暑くなるのか、それもと雨なのか?ってところです。
尻屋崎灯台です。久しぶりに行って見たいなと思いましたが、周囲の道路がずいぶん変わっています。ずいぶん前にM氏から「バイクの聖地だから」とか言われて一回行ったきりでしたが、感動が失せました。寒立馬の放牧場であることは変わってないですが、灯台までは歩いた気がするなぁ。
それで、大間崎ですね。ここは自分的には時間が潰せない場所であります。人が多いということもある。落ち着けない。波がぶつかるところは見ていて飽きませんが、ここが本州最北端ということがあったとしても、それって宗谷岬と同じだな。大間でちょうど昼だった。このままいけば十和田湖あたりまでいけそうみたいな感じだったんだが、仏ヶ浦パスしてむつまで行くのに時間がかかった。結局、三沢のキャンプ場まで戻った次第。
9/6田沢湖へ向かう
朝、北海道で大地震があったようだ、青森でも震度3、地面の上で寝ていたというのに感じなかった。
十和田湖経由で田沢湖へ向かう。時間がなかったら田沢湖でキャンプしよう。
走ってばかりなので、写真がありません。十和田湖は湖畔を通過して素通り、停車もしなかった、人多いし。奥入瀬渓谷って、あんなに人がいつも多いのに、どこが美しいのかしら、ただの渓流だけど、なんの感動も受けたことないなぁ、こころが死んでいるから?それに台風後で濁流だったし。
田沢湖へ向かうのに八幡平の横をすり抜けて行くけど(玉川温泉のところ)、この道は好きだな。で、田沢湖、ここも観光地が進んで変わって行くね。田沢湖キャンプ場は少し変わってたけどあった。ただ、時間がまだ早かったので今回はキャンプしないことにした。
ちょっと、がっくりきたことがあった。それは田沢湖のたつこ像のところの駐車場、普通に止めるスペースだったのに商店の駐車場に変わってた。商店に用ない人はお断りだって、行かんわ。人が多く来る金比羅みたいなことしやがって、だから人がこんのじゃ。終わったの。途中、昼もたまには食べなきゃと思い稲庭うどん。ずっと昼は食べてなかったので。。。
なので一旦、日本海に出て遊佐まで行き西浜キャンプ場まで行けそうだったので、計画を変更。明日のこと明日考えたらいいや。
夕日も見えた。でも雲があって海には沈まなかった。いったい何回くれば海に沈む夕日を観れるのか。いつまでも来るよ。
夜は、奮発して刺身を買った。レトルトカレーとコロッケ、ビール。僕には十分だ。夕日を見ながらビールと調理がベストだが、ここのキャンプ場からは夕日を見えない。
よるはそのまま寝てしまい、温泉には行けなかった。疲れた。明日も疲れそう。今日のキャンプは5〜6組いて、コテージには女子大生(?)の集団がBBQをしてた。夜は暴走族が出没し、騒いでる人もいた。キャンプはもっと寒い時期に限る。夕飯時、中ぐらいの蛾もきてろうそくに焼かれたり、あーもしかしたら一緒に食っちゃった可能性も捨てきれんな。ろうそくしか明かりないから(毎度のことだが)。
9/7喜多方から只見経由で帰りたい
昨夜、冷奴(Aコープにあったの3個パック、勿体無いので全部食べた)を食べ過ぎたせいか朝から腹の調子が、本日は数度トイレに行った。
しんどかったが、欲が出て内陸に入り山形から福島に抜ける大峠を走りたいのと、只見湖経由で新潟に出たいなと思った。時間的には日本海通る方と変わらないかなと思ったがそうではなかった。
吹浦(ふくら)から酒田みなと〜月山道路〜寒河江のスマートICでR287に出て南下し、県道を繋いで、R121に出た。例の道の駅「たざわ」に入り休憩(なんどもきたことがある)。大峠を抜けて喜多方に降りる。レイボートンネルというが、以前のような感動はなかった。喜多方で昼になったので、蔵の湯(閉店中)があるところで喜多方ラーメンを食す、例のちぢれ麺、うまいんだがあんまり好きじゃない。今日はまだ長旅になるので昼を食べた、というわけ。
ここで昼だと楽勝じゃね?いや甘かったな。
ちょっと、車の流れが悪く、さらに、思った以上に遠かった。只見の田子倉ダムのところで3時半だった。えらいかかったなぁ。これなら奥会津でもう一泊した方がよかったような、、約束では金曜日帰宅だから。出発しようとするとLINEメッセージが「もう一泊してくればいいのにー」、は?もう新潟目前だけど、もうちょっと早く言ってよ、それ。もう数時間で帰宅よ(それもかなり甘かったな)
夕方5時になっているのにまだ小出の手前という。。。ここからさらに下道を計画していたが諦めた。小出から関越に入り高速を使った。遠かった。長岡に着く頃には暗くなり、米山SAで夕飯、美味しくなかった。自宅に着いたのは10時半であった。朝7時に出発したので15時間、650キロあった。
無謀です。もうやめよう。
ナビ
ナビに頼りたかったわけじゃないのだが、安価中古スマホにmbed組み合わせて真価発揮できるか試して見た。あろうことか使うアプリを間違えていて、使えん使えんと思いつつ、最終日に気づいた。何をやってんだよ!
一応使えるわ。もうしばらく様子を見よう。自分の位置を知る上で重要で、その後、本の地図を見るというパターンです。本の地図は手放せませんぜ、ページをペラペラめくって接続や周囲を俯瞰的に見るのはiPadのGoogleMapではできない。
おわり