だいぶ以前に作った車のシガレット-USB変換アダプタ(12Vを5Vを変換してUSBのVBUSに出すだけのもの)が有りまして、先日iPodTouchwつないでみたら充電しなかった。壊れたのかと思い電圧を測ったらちゃんと5V出てた。わけあって写真は見せられないんですが。
おかしいなぁと思い、調べてみたら、iPodの場合はD+とD-ラインに細工が必要らしい。人によって書いている事が違うのですが、短絡すれば良いとか分圧して中間電圧を入れれば良いとか。とか。
ぼくなりに調べた結果、もしかしたら、正解はこれじゃないかなぁ。usb.orgのページの開発社向け情報。
http://www.usb.org/developers/devclass_docs
これの、Battery Charging の Battery Charging Specification 1.1 というのがあって、ここの「Dedicated Charger」の仕組みじゃないのかな。だとすると、D+/D-を短絡するだけでも充電は出来そうだ。試しにショートしてつないでみたら充電した。電流も500mA流れていた。ただ充電開始のトリガが遅い気がする。でも、まぁいいか。
まだ全部読み切れてないのですが、上のスペックの3.2.1項ではポータブルデバイスが、D+に定電流源を接続し、Rdchg_datのポートの抵抗を介して短絡されてD-信号を見て検出するような回路。Table5-3に、Rdchg_datは最大200Ωで最小は規定無しなので、短絡でも良いはず。