強烈ですね、その一言に尽きるかと。オフバイクのタイヤとは訳が違うと言っておきましょう。オフバイクのタイヤなんてTE510ですら、力任せで外してましたが、こいつ、そうはたやすくなかった。使ったタイヤはミシュランのANAKEE ADVENTUREでやんす。
まずはタイヤを外しますが、センタスタンドがありますんで、ABSセンサーを外しておくことぐらいでしょうか。タイヤを外すと、ドリブンスプロケットを外しておきます(たぶん外れていると思います)。普通にゴムダンパで接続されますが、ゴムダンパも外して掃除しておきます。
以前から気になっていた(一応、車検時に中古品と交換してもらったのだが)ブレーキパッドですが、やはり片当たりですね。内側が3.5mmで外側が2.0mmでした。交換してもらう前に片当たりだったから、そのせいで現状は正常なら、このままほっといてもいいでしょうが、外側の減りを見ながら交換をしたいと思います。
普通、まずはビードを落とすことになると思いますが、オフのタイヤなら足で踏んでウンショウンショしていると落とせますが、こいつは強力です。全く落ちない。17インチでこのサイズ170mmものは分厚いです、おまけにリムには段差があり乗り越えなければならない。長いレバーで手前に物を挟んでテコの原理でというwebも知っていますが、このタイヤ(HEIDENAU)だからなのかびくともせんわい!。結局、タイヤと一緒に購入したビードブレーカーなる物を活用して落としました。私は思いました。
「旅先でパンクしたら、終わるな」
と。
ビードブレーカで両側落とし、タイヤチューブを取り外します。レバーでひっかけはなかったと思うが、その後チューブに空気を入れたら漏れてる模様で、つまりひっかけたってことですやんけ!。むー。
と、ここまでは、まぁ手持ち工具で順調。いやしかし、この後から地獄です。
リムからタイヤを取り外しますが、結局のところ延べ五時間かかりました。。。。。。もっとも予想はしていました、しかし、それを遥かに越えていました。手のひらの皮を一枚剥いてしまいました。しばらく痛いと思います、いや、今キーを打っているあいだも、痛いです!。
- いつもと同じように、上から押さえつけながらタイヤレバーでぐいぐい。。。。いや全く、二発目が出ません。
- ビードブレーカで落としたらどうか、いや、添え木を付けながら落としたけど、二発目に続かない。
- 両方のビードをリムの外に出して、リムを完全にタイヤの中に落としてからひっこ抜くという方法がwebに書かれていた。理になかっている。しかし、硬すぎて上がらん。
結局、上記3番目の方法(リムを完全にタイヤの中に落とす)をとって、その後少しずつリムから外す方法をとった、説明が難しいけど、完全に落ちてしまったあと、足で押さえつけながら引っ張っても取れないから、引っ掛かり部分をレバーでぐいぐいする、。ある程度までやると、リムが落っこちている反対側のビードが歪んで、外れるのを邪魔している。だから、それをレバーで抜く(リムが落ちている状態から落ちていない状態へ少し移行する)。それでレバーを掛けている方をまた、ぐいぐいする。これを何度か繰り返したら、よやく、「お、はずれそう」みたいな状態になった。ここまで4時間。
途中経過を写真に残していないので、誰の参考にもならないけど。ごめんね。
なんとかハズレました。リムは傷だらけですね。でもそこはあまり気にならないです。これって、自分でやってます、のアカシみたいな物ですから、僕は気にならないです。写真にワイヤニッパ写っていますが、切るしかないとお思ったけど、うまくきれずに不発でした。
タイヤさえ外れれば、あとは、注意深くチューブを入れ、レバーで噛まないように少しチューブに空気を入れて膨らませてから全てのリムとタイヤの状態を確認しつつ(ここはそんなにあせらずゆっくりと)入れていきます。
チューブの空気を一度少し抜きますが、完全に抜かないようにバルブを入れておうた方が良いと思います。ま、これはレバーで引っ掛けないようにするためのものですがね。
前回のフロントタイヤでは引っ掛けて悲しいいことになったので、今回はうまく行ったと思います。
うまくチューブが入って、タイヤもハマったところでしたが、チューブに空気をれても2箇所ビードが上がってきてくれません。何度かやり直しましたが、手持ちのコンプレッサではきついかなという印象。
荷物積載で2.5kg/mぐらいなんですが、3.0kgでも浮いてこず、3.5kgでようやく、一つ浮いてきて。その後ビードワックスやらを隙間にぐりぐりしてから、4度目の圧縮空気で「ポン」と言ってくれた次第。
これぜったい、旅先でできないわい!
いや、疲れました。ほぼ1日、これだけやってたから。
しごと?、もうどうでもいいです。木金土と仕事が続きますが、適当にやってささっとな。