駆動系のどこかが固着しているみたいだというのを以前に記事で書いた。通勤用のアクシストリートであるが、今日、昨日のパンク修理に続いてベルト側を開腹してみた。中を開けても原因特定できずそのまま、また閉じることになるかもとは思ったが、見てみたい気持ちもあった。

トリートのベルトは左側にある。右側はサイレサーの取り回しである。

下記写真、左側に見えるのがプーリーでプライマリシャフトに直結していると思う。左側が遠心クラッチだ。

  

上部にあるエアクリーナカバ、左下側にあるエア吸入フィルターケースなど、かなりものを取り外し、そしてクランクを15本程度のネジを除去して割る。クランクを割る際、紙のガスケットが固着していてハンマーでかなりゴツンゴツンやって外した。当然だが、紙のガスケットは一部がちぎれてしまった。これは消耗品で毎回交換するものだが、このままでも、また組み立てるだろう。

てで、クルクル回した感触から、プライマリ側のミッションには問題はなさそうだが、クラッチ側になんか異音と、渋さがある。クラッチ側の何らかの不具合と思われる。

クラッチアウターを外すには回り止めホルダの特殊工具が必要で、以前DioBajaやった時はTくんに借りたい気がする。そのあと、買った気もするが、どこだろ。。。インパクトで外れんじゃねか、って思い、やってみたら外れた。(外す前に、ボルトとナットにマジックで印をつけた。組み付け時にトルク管理しないから、ネジの固定位置を合わせて代わりにする)

Vベルトが挟まっているところのアウター側の板はクラッチアウターを手で挟めば開くんじゃないかと思うのだが、動かなかった。そもそも、それがおかしいのか?。インパクトでアウターを外したら、アウター内部に摩擦コンがある。これはおかしい。

クラッチ側の固定ボルトナット(巨大!40mmぐらいもある)が削れてる。当たっているのだ。そこが当たっていて摩擦で硬いんだ。たぶん、現象からそう断定。

40mmのレンチはないので、ウォータポンププライヤーで増し締めしてみたところ、少し回った。

40mmのナットを、ヤスリで少し削り、そして、アウターを掃除。ブレーキシューのようにカスが溜まっているかと思いきや、オイルで粘ついた粉末がついていたので、パーツクリーナーで綺麗にして除去し、シャフト部分にモリブデンオイルを塗布して組み付けたところ、スムーズな回転になった、引っかかりもないようである。

フィルター類をエアーで飛ばして、アウターのナットを印をつけておいたところまで、インパクトでで締め付けて回転させたところ、ひっかかりもなく、スムーズに回る。手でホイールを回してもスムーズである。

なんだったの?

原因がわからないから、またなるね、きっと。

13000キロ、まだまだだと思うが、愛着もわかないので、替え時か?

 

By husky

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