寒くなってくると、DRZのキャブの調子が悪くなってくる。これはXR250Sでも同じで、「走り始める前に十分暖気しているのに走り始めてしばらくすると中速でかぶり気味になり、その後信号待ちなどでエンジンが止まってしまう」と、いうものです。もっと寒く(氷点下)になると、暖気運転中に勝手にエンジンが止まってしまい、なかなかかからなくなってしまいます。
 これは、アイシングの影響だと思っています。寒い中、暖気するとエンジンはあったまりますがキャブは気化熱を奪いながらさらに冷たくなっていて、走り始めるとさらにキャブが冷やされキャブ内の水分が凍り付いて、急激に濃くなる為にかぶってしまうのだと思います。
 その状態に陥ると直ぐの再始動は難しく、数分放置した後にエンジンをかけると何事もなかったように始動しその後普通に走れてしまいます。(これはたぶんエンジンの熱によってキャブが暖められるからでしょう。)
 しかし、強制キャブでは発生しないので、もしかしたら負圧キャブのダイヤフラムの凍り付きによるものか知れません。
 
 で、、この症状が出るとき、ぼくは「ついに冬だなー」と思います。今日は退社して3km走ったところでこの症状になりました。

By husky