KiCadはオープンソースのPCBツールで、回路図エディタもついています。自分で基板作成に踏み切る事はまず無いと思うのですが、回路図エディタが欲しいです。
OrCADが一番なのですが、個人で買うには敷居が高すぎます。
Macで動作するものと言うと、ほとんどなく、Eagleも試したりしましたが、うまく動いてたりした時もあったけど最近ダメです。KiCadと言うのが有るようです。下図、一見するとまともそうですが、いろいろ有ります。
とりあえず覚え書き、おいときます。
Macバイナリが有るようなので、これはすばらしいと思い、インストールしてみました。バイナリでのインストールは特に問題なく終了するのですが、すぐには動作できませんでした。
アプリケーションが開けない
インストール後、アプリが見当たらず探すと、アプリケーションフォルダに「KiCad」フォルダが出来ていて、その中に「bin」フォルダが有るが、これに「開けないマーク」が付いていて中を見る事が出来ない。
これは、ユーザに参照権限がない為だ。変更するにはTerminalを使う。Terminalを起動し、
- cd /Application/KiCad/ としてディレクトリ移動
- ls -la bin/ としてもpermission うんたらと怒られて中を見れない。
- bin/ フォルダのUserは”501″さんで、グループは”wheel”になっていると思う。
- sudo chown hogehoge bin/ hogehogeは自分のユーザ名。として、自分のに変える。
- すると開けるようになる。
- とりあえずこれで、bin/フォルダ内のアプリを起動する事が出来る。
idコマンドで自分を調べると、uid=502となっているのと、rootさんは0なので、他のMacから何度も情報を移行している自分だけの環境のせいかも知れません。ちなみに、501というユーザは見当たりません。
これで、動作するようになったのですが、
部品移動で残像が残る
致命的でもないですが、操作としては致命傷でしょうか。VirtualBoxのWindowsでは大丈夫でした。
部品を移動すると、移動軌跡が残り、どこに移動しているか見えません。配置すると、再描画され消えますが。これだとちょっと厳しいですね。
その他
このような事が。単に使い方を知らないだけか、高価なCadに慣れてしまっているからなのかもですが。
- 部品移動でwireがついてこないけど。。。
- wireを動かすと垂直と水平で分かれてしまうけど。。。
Mac版は、あくまでも実験的なものであるとの事です。今後もサポートされるかはわからないと言う事でしょうか。
PICもMSP430もwindowsでしか開発環境が作れないので、VirtualBoxで再度試してみます。それで使うか。
VirtualBoxだと、仮想環境側のメモリ割当を増やすとMacの動作がちょっと不安定になってしまうので、そこがちょっと不満なんです。
もう、Windowsノートを買うしかないですか?
ありがとうございます。
Windowsノートを買いましたので、イライラは解決です。
VirtualBOXですか。。
仮想環境にお金を払えば良いのでは?