新しいガスケットを、今度は注意深く組み付けたものの同じ症状でした。一応シリンダーは外し、ピストンリング等の異常はない事を確認しましたが特に問題なさそうでした。

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左が新しいガスケット、右の写真は左が新しいシリンダの下側のガスケット。上側のアルミガスケットは形が違うんですけど、元はこういう形だったと思います。穴位置、径ともおなじなので形はどうでも良いと思います。下側のガスケットは新しいのは緑色のですが、当たるべき場所は当たっているのでこれも問題ないと思います。

  1. シリンダーヘッド、シリンダーともカーボン付着していたので、きれいにスクレーパーで削り落とし、さらにオイルルトーンで磨きました。
  2. オイルストーンは平面で当てているはずなのに、削れない部分があり、平面ではないの?という疑問もあります。
  3. シリンダーを外し、下側のガスケットも交換しました。こちらはオイルでべちゃべちゃでしたが、きれいでした。
  4. ピストンはリングもそのままありました、オイルで濡れていました。
  5. 下側のガスケットをオイルで濡らし、装填。
  6. シリンダーをピストンに入れて、ネジ穴と中心出すため、ボルトを4本仮止めしシリンダを手で押さえて、手キックでピストン運動。このときピストン、リング、シリンダー内にはオイルを塗っておきます。
  7. 中心でてスムーズに回るようになってから、ボルトを外し、そろりとヘッドガスケットをオイルで塗らして置き、
  8. その上からシリンダヘッドボルトを刺した状態で被せる。
  9. ボルトをゆっくり指で回して締める。
  10. 指で軽くとまったところで、手キックで何度も中心だしをする。
  11. ボルトを対角に軽く締め付け、手キックで、
  12. さらにボルトを軽く締め付け、手キックで
  13. これを何度か繰り返し、少しずつ締め付けていき、だいたい1kgぐらいのトルク(もち、勘ですよ!)にしたところでおわり。この状態でも何度も手キックします。
  14. ここで、プラグを装着。エンジンを始動すると、かかるです。
  15. 20秒ぐらいアイドリングで、停止したのち、ボルトが緩んでない事を確認。

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パーペキと思い、残りの部品を組み付け、外に出し、30分ぐらいアイドリングしました。お、こりゃ、よさそうってことで、一旦エンジンを切って、ヘルメットかぶったり用意して試走しようと思い、10分後ぐらいにエンジンを始動。

あれ?かからない。以前と同じ症状。

再び、シートを外しシリンダボルトをほんのちょっと締め付けたらかかったので、これも勘ですが、感覚的に2kgぐらいのトルクと思われます、で対角均等に増締め付けをおこなって、再度完成させました。

現在、大丈夫のようです。とりあえず様子見しましょう。

かかりさえすれば、どうでも良いです。

 

By husky

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