最近は農機具のネタが多いですな。今年はカンボジアに行ったためバイクツーは行かなかったし、しかも来年初めに車検ではある。雪少なくしといてね、お天気様。

草刈機の燃料は混合油なので、腐食が早いらしい。丸山のページをみると1週間使わないなら燃料を抜いておいてくださいのような記載もある。地区の人に聞いたら、使わないときは、燃料抜いてからエンジンかけて止まるまで回しとくんだよって言ってた。この家には2台あるのだが、カオルが使っている1台(MB249JA)はそれでやっといた。もう1台(MB269JA)は、義父が使っていた物で、ほぼ2年ほったらかしだった、燃料も青っぽくてオイルだけ残っているって感じ、当然かからないし、紐も引けない。ので、本日キャブ分解整備。

キャブは左手側の黒いボックスで覆われている(これがエアクリーナBOXになってる)。上の赤いレバーがチョークで、単純に空気流入口が開閉される構造。こいつの反対側(右手側)がマフラー排気菅にになってる。一応、マフラーも外してキャブクリで清掃、エアーで拭いてある。エアークリーナは湿式で、これは草刈機はどれも同じなのかな・・・当然、混合燃料で洗って絞る。

エアクリの黒いパーツを外すとキャブの入り口が見える。スロットルケーブルは引っ掛けを外す。

先ほど外したネジでキャブもマニホールドにガスケット挟んでくっついている。インテークマニホールドは樹脂だった。ちなみにアウトテークはマフラーが直接ついてる。キャブにホースが2つ、黒いのが燃料吸い出し。黄色いのがドレン。このキャブは下側にプライマーポンプ(樹脂の膨らみ、大きめの乳首)がついていて、こいつを数回押し込んで、燃料を吸い出してドレンに排出することで燃料をキャブに送って始動させる仕組みみたい。始動すると、あとは負圧で燃料が吸い出されるようだ。

下側のプライマーポンプ部を4つのネジを外して(写真なし)取ると、ポンプの中身が見える(黒い部品)、ちなみに4本のネジは全ての部品を一括で固定している。

黒いポンプを取り外すと、ダイヤフラムが見える。破れたり、固くなっていないようだった。これを小さいマイナスドライバーで丁寧にゆっくり外す。

ダイヤフラムを除去すると、ジェットのようなペダルが見える。真ん中の部品が軸でペコペコ動く。外せそうだが、小さいバネも入っているし、やめといた。キャブクリで清掃するのが目的だから、穴が通ればOKだからやめといた。ダイヤフラムは内側(キャブとしては上側)に金属の重しと思われるものがついてる。上下運動するようだ。

ジェットがついて部品を外すと、2つ目のダイヤフラムが出てくる。こいつは右写真の右側に燃料にしたってない部分があり空気のダイヤフラムっぽい。またこのダイヤフラムはガスケットとダイヤフラムで2枚重なっているようだが、外すとガスケット破れそうだったのでやめておいた。

一番上の部品になる。取り外したダイヤフラムの内側(上側)、少し汚れ、というかゴミだなこれは。左の写真の左についてるネジがおそらくバイクでいうところのパイロットスクリューだと思う、左の写真の中央の窪みに小さい穴が開いていてそこにキャブクリを入れるとそのスクリューから飛び出してきた。

キャブクリで穴が通るかどうか確認しながら、泡で浸して清掃する。キャブ上部(スロットルワイヤがつく部分)も外して掃除。

キャブ上部はスロットルワイヤの動きでスリットが開いたりする仕組み。メインジェットと呼んでいいかどうか白いパイプの中もキャブクリで通るかどうか角煮しながら浸しておく。

全部の部品のあらゆる穴が通るかどうかを確認しながら泡タイプのキャブクリでビチョビチョにしながら清掃していく。

上の写真にあるように、このキャブはWalbroってやつの、WYKというものらしい。どうもキャブの部品はネットで買えるみたい。散々綺麗にしたあげく、拭いて拭いて、その後エアーガンで油分飛ばして綺麗にして、全てを組みつけた。

プラグを外して清掃、磨いてカーボン除去。タンク内の吸い出しのフィルタの目詰まりもなさそうだし。燃料を少し入れて、10回ぐらいポンプしたあと、チョーク閉じて、一気に引いたら、一発でかかった。

しかし、吹かすと被り気味のような感じで回らない。濃いな。。パイロットスクリューと思われる物をねじ込んでいくと、回るようになった(逆に緩めるとさらにボコつく)

治った。

燃料を抜いて、エンジンを止まるまでかけて、そのまま終了。

疲れました。キャブクリーナはヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー(泡タイプ)を使用しました。ハウスの中で締め切ってやってたら気分が悪くなった、若干嫌な匂いがする。換気しましょう。

By husky

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