昨年はアンコールワットに行ったので、2年ぶり。台風が来ていて休みをずらしたせいで土日を挟んだり、長旅になると思い途中、太平洋側に宿を取ったりしたため行きたいところに行きたい時間に行けなかったりして不完全燃焼
- 全走行距離=2513km(ガソリンは給油分で83.56L)
- 全日程=6泊7日
- 費用=8.5万弱(土産1.5万、宿+飲みで1.5万が今回出費)
- 高速代=1.6万
- ガソリン代=1.5万
今後、再雇用で給料が減るので、もっと安くする工夫が必要か・・
9月3日(火) 晴れ
朝6時出発。当初フェリーも考えたが金をケチって不完全燃焼、いっつもそうだ。例の遊佐の西浜キャンプ場までは1日で行ける距離(460km)なので、そこを目指した。ここまで来れば翌日の3時ごろには龍飛について設営できるはずである。
写真は村上市付近。昼前で粟島が見えている、いつかは行きたいと思う。3時過ぎには西浜キャンプ場へ到着し設営。料金はまた上昇し1000円になっていた。これに燃えるゴミ処理用袋150円を購入するので1150円である。以前住み着いていた猫は死んだようだ。
少ししんどかった、やはりフェリーにすべきか。黒崎PAで購入した黒崎枝豆を茹でてビールを飲む。大昔に購入した塩ひと瓶もようやく半分ぐらいに消費された。夜用食材を購入するため歩いてコープ(10分ぐらいの距離)までいくと、なんと冷蔵設備が故障でビールが冷えてない。朝用パンだけ購入して帰ってきた。
レトルトカレーは事前にバローで購入したものを持ってきているので、飯炊飯しながら温めて食する、この時点6時前である。日没は6時過ぎだが雲あったためどうせ見れないと思い浜辺にはいかなかった。
近くに温泉があるので、そこに行き7時過ぎには就寝。蝋燭しか持っておらず暗いのでやることもないし、毎度だが。
しかし、蒸し暑くて眠れん、汗だくになって半時間ごとに目を覚まし、どれだけ眠れたのか記憶がない。風が出るとやはり多少涼しくなり少ししめるのだが、風が止まると俄然蒸す。それの繰り返し。キャンプは私以外に2名いた。
9月4日(水) 晴れ
朝方の3時間ほどは割と眠れたようで4時半起床。5時ごろから明るくなり今日も快晴。
恒例のテント干し、パッキング後出発。朝は前日に購入したパンを焼きコーヒーを飲む。
朝7時ごろの西浜海岸、本当に快晴。すでに暑いのだが・・・
途中、道の駅「秋田港」に初めて寄ってみた。いつもなら秋田はバイパスするため高速に入るが時間があるから(実はなかったのだが)と思い秋田港を回ってみていた。道の駅で、いろんなものが売られており、見入ってしまい、おまけに最初から土産を買ってしまった。
道の駅に、ポケモンのマンホールがあった。それと、めずらしい、オムツの自動販売機。オムツの自動販売機は結構いろんなところにあった。ここでかなり時間を費やしてしまった。残念。
秋田県八峰町の道の駅みねはま、この時点でお昼でかなり遅れていると感じたが、暑すぎて頭が回っていなかったようだ。この調子だと龍飛に明るいうちにつかない感じだ。この先、R101号沿いにラーメンR101というありきたり名前のラーメンショップがあり、そこ美味いので寄りたかった、入店したのは2時ごろだった。この店3時には閉店。
結局のところ、十三湖の手前で力づきた。本当は十二湖の青の池とかみたかったんだけど、、、例によって十三湖の中の島ブリッジパークでキャンプ。1000円だったかな、ケビン泊のおばさんたちがいたようだがテント泊は私1人、夜はひっそり。
今回、あぐらのかける椅子と小さいテーブルを持参してきた。いままでだと地べたに座っていたが、ケツが汚れるのと鍋を地面に置くと砂などがついて一緒に食べてしまうってことがあったので。イランといえばイランがあった方が良かった。しかし装備が増えて重くなり閉口する。今後はどうしたもんか、迷うな。今日もレトルトカレーと枝豆、ビールは走って10分ほどのところにある酒屋で。ここはスーパのような食料品店は車力の街まで片道15kmほど走らないといけない。そういう意味でレトルトカレーは何食か持っていると安全である。
割と寝苦しくなく安眠できたと思われる。9月6日あたりに大雨になりそうな予報があったことと三陸側には宿をとってみようという気になって、ネットで予約した。これが少し間違いだったと思われる。。
9月5日(木) 晴れ
大間の方まで周り大間キャンプ場か願掛けで翌日の宿へ向かう予定だったが、よく考えたら十和田湖を見たいという気になって下北は諦めた。宿を決めてしまったということでうまく回れなくなってしまった。
もちろん龍飛に向かう。道の駅小泊は車中泊の老夫婦が一組。
空が美しいが、暑い。早すぎるので道の駅は閉まっている。
龍泊ラインの俯瞰台から、北側には龍飛ザキと松前半島が見え、南側には聳える岩木山が見える。そこに緑のクロスカブ110のおじさん(白髪)がきて話しかけてきた。「松本ナンバーだったので話しかけてみました」とのこと、松本市の志賀村の人のようで千葉から太平洋側を回って日本海を回って帰るという。荷物の感じからテント泊のようだ。
龍飛崎に到着。自宅から797kmである。なんと、風の岬にも関わらず『風が無い』。風のない龍飛は初めてか!おかげで暑い。
岬商店は定休日との表示、田中商店はまだ開いてない(9時前)待ってたら開くのか? バイクが4台ほど居て、そのうちの1人が私に近づいて話しかけてきた、またおじさんだ、いや自分もだが。他にも話かけられるライダーが近くにおったやろ、なんでワシに話しかけるのじゃ。よくこういうことになる。話しかけやすいのか?別に聞いてもおらんのに、しじみ汁をギリギリ飲めたとか下北へ行くフェリーは欠航で時間がかかったとか。適度に相槌をしていると終わった。すいません、話をしたくてバイクツーリングしているわけではないのだ。。さてそろそろと思ったら、今度は車で来ていた老夫婦が話しかけてくる。むー。
津軽海峡の歌碑の赤いボタンは今回は2回押した。『ごらんあれがたっぴみさき、きたのはずれと・・』田中商店のタコが欲しかったのだが諦めて出発した。いや、深浦の道の駅、ここへくるまでのいくつかのお店でもそうだったが、イカやタコの乾物が売られてないようだ、あっても既製品のようなこじんまりとしたものだけ。2年前にもそんなこと言ってたが不作なのだろうか。
下北へやっぱり行くか、ずいぶん後で悩んだが、酸ヶ湯温泉に久しぶりに来てみた。迷惑行為が頻発したからとかで男女の敷居が増えたり、いくつか区切られていて、ずいぶん変わったなぁという感触。入ったところで掛け湯しようとしたらなんか冷たい。え、これ掛けるのか?と一瞬躊躇したら、入浴中のおじさんから「掛け湯はこっちだよ、そんなものかけたら心臓止まるぞ」と教えていただいた。危なかった。入浴後は、敷地内にある酸ヶ湯そば屋、変わらんなココは。とろろと半熟卵はかき混ぜて食べる。
ココまで来たら、十和田湖か。大昔に来たことのある宇樽部キャンプ場、ここも経営者が変わって様変わりしているが宿営地自体は変わってなかったが。くずれそうなバンガローはもうない。625円でした。ゴミも捨てていいし良心的ですね。バイクは私含めて2台。850GSだったと思う。設営後遅くなるまで戻ってこなかったところを見ると自炊ではないようだった。
枝豆まだ残っております。茹で時間を増やしてみたが、硬めだった、こういう豆のようだ。黒崎枝豆は割と有名?
涼して、割と安眠
9月6日(金) 朝から雨、10時ごろから晴れ
予報通り(予想通り)、明け方から雨であった。予想していたので、5時ごろからパッキングはじめていたので、テントのみ濡れた状態で積み込んだ。おそらく昼頃は晴れて干せると確信していた。
朝食は、インスタントコーヒーとパンを焼く。ガソリンストーブ(123R)なので、朝プレヒート1回、夕食時は2回やるので、1日3回分のメタが必要で、今回ギリギリ。白ガスは今回2〜3日分ほど余っている感じなので、1週間以上行く時はタンクから赤ガス抜くポンプ持って行く必要あるな。また考えよう。タンク満タンの時はスティックの半分ぐらいでもいけそうな予感。
キャンプ場からR454で太平洋側へ向かう。朝早い上に道路には落ち葉が多く走行車両が少ない感じ実際3台しかすれ違わなかった。クマでないかビビりながら走った。クマ鈴はつけていたが案外ハンドルとか揺れないせいで鳴らないんだよ、もう!
R454途中にあったキャンプ場と公園、よさげだが、誰もいなかった。
R45で最初に休憩、道の駅「はしかみ」ずっと走ってたので疲れてたのだろう。車の間に駐車する際ちょっとよろけてしまい倒してしまった。起こせる自信はあったんだが、自分で起こすより早く近くのおじさんが走ってきて手伝ってくれたため、ことなきを得た。倒した時にクラクションがなってしまい、それでおじさんがきてくれたんだと思う。ちょっと隣の車との距離が近くてハンドルの部分に体が入らなかったんで、自信はあったが1人では難しかったかもしれん。ちょっと自宅で練習しといたほうがいいな、と思った
練習しとかないといかんな。体力も落ちてきてるし。しばらく休んでから出発
宿には16時にいけばいいのでずいぶん時間があった。ドラマは見ていないのだが知っており「あまちゃん」の舞台に行ってみた。ココへ行くまでの道が細い。碑はあるが周囲には何もなく、また数台の車が来ているだけ。どっかの道の駅で見たことある車があるなぁーと思ってたら、別の車のおじさん(この方も白髪)が近寄ってきて「おやおや、どこぞの道の駅でお見かけしましたなぁ」とニコニコで近寄ってくる。おじさんは北限のアマの講話を聞いてきたようだった。8人ぐらい聞いてたなぁとおっしゃってた。
3/11の津波被害に遭われていると思うが、背後の民家は普通に住んでおられましたが、海岸に近い3棟ぐらいは家がありませんでした。まだ時間が余るので龍泉洞(鍾乳洞)に行ってみます。行ったことあると思っていたが、記憶にない。
三陸の海を眺め、道路には津波で浸水した場所の表示が至る所にあった。龍泉洞では駐車場で恒例のテント干し、龍泉洞は1100円で日本3大鍾乳洞とのことですが、透明な水量で下の方まで見え水深98mとか記載ありますが、狭くて大きな空間というのがなくて自分的にはイマイチですね。3大の残りは山口の秋吉洞、高知の龍河洞とのことです、高知のは行った記憶があるのですが山口は行ったことないですね。そもそも山口/島根/広島圏にツーリングしたことない
宿の道順は、CaPlayのGoogleマップ利用ナビが大いに役立った。やっぱりあると便利だな。声は聞こえないんだが右左折ポイントの表示が出るので、迷いにくい。1日中使ってパケット使用量は0.5GBぐらいのようでした。
宿には16時ちょうどに着いたが、食事なしプランにしたので、食べに出ないといけないが宿周辺にはラーメン屋以外ないとのこと、海辺なのに。宮古駅までバスで行き駅前の飲み屋に5時に入りました。1人で生ビール3、刺身やらなんやらでえらく出費してしまった。うまかったから許す。
バイクツーリングで宿に泊まったのは人生初だな。30年前にカオルと高知の郵貯の施設に泊まったのを除くと。当時は情報網が何もなくラジオもないし、なんか黒い雲が近づいてくる、風も強いとかでのんびりキャンプ場にいたら暴風雨になり、出るに出られず2泊したが、何もかも濡れてしまい、おまけに周囲のお店はどこもシャッタが降りて閉まっていた(超大型台風が上陸していたらしい)。次の日、どうしても宿で休みたいというので泊まったことがある。宿で聞いたら台風だったらしくて、、あの時はRMX250Sでカオルがセローだったかな、公衆電話の電話ボックスの電話帳で宿を探して電話するという、今では考えられないでしょう。今は情報量が多くいつでも手に入る。便利になったが面白さは欠けたなぁと思う。
9月7日(土) 晴れ
3階の部屋で海側だったが曇っていて朝焼けは見えななかった。朝方に少し降ったようである。
このホテル、バイクの人には割と人気らしい。色紙や写真が飾ってあった。降るかもしれまんので玄関に入れてもいいですよとか、親切であった。
十三湖のしじみ味噌汁が欲しいと思い(あと考えたら無理して行くことなかった気もするが)、というのと帰りはやはり日本海を通りたいとおもったこと、さらに土日にかかり、行きたかった中尊寺や山寺混んでそうとか思い始めて、結局五所川原を目指した。だったら、宿に泊まらずに下北をゆっくりしたほうがよかったんじゃね、と後悔も。とまぁ自分の人生は後悔の連続である。五所川原の道の駅もりた、以前も来たことある。岩木山が見えてる。とにかく暑いのだ。
鯵ヶ沢から日本海、R101に入り南下した。やはり行きも帰りも日本海だな。
八郎潟にある大潟の南の池公園キャンプ場は無料である。5時ごろに設営できたが、草刈りした直後のようで、また木という木にアメシロの幼虫(毛虫)がたくさん、地面に落ちたアメシロがテントに這ってくる。毒はないらしいが、気色悪い。
バイク私含め3台、チャリのおじいさん(白髪)、車のキャンプ4組ほど。今日は話しかけられることはなかった。このチャリのお爺さんは次の宿営地の西浜手前でも国道を走っておられるのを見かけた。1日100km程度のペースか、西浜には来られてなかったので、あの時間(3時過ぎ)、三崎公園キャンプ場に行かれたのだと思う。
今日もレトルトカレーであるがつまみはなし。米は毎度うまく炊けるのでよしとしよう。
9月8日(日) 晴れ
今日は最終キャンプ。帰りも日本海走るつもりにしたから、田沢湖に回って遊佐の西浜まで行くつもり
朝はテントの周りにいた毛虫がおらず安心。
田沢湖に向かうのに県道を介して小阿仁に抜けようとしたら通行止め。その後、R285から、くまげらエコーラインで森吉ダムを抜けて比内町に抜ける予定だったが大平湖てまえあたりで道幅などがどうも怪しくなり、すれ違う車も皆無だった上に、大平湖まで9kmの標識まで戻ると、「比内町には抜けられません」との看板を見つけた。それで引き返したんだが、この看板誰かがイタズラで回したようだな。googleマップのストリートビューでは、下の写真のように見えなくなっているのだが、
あとで、googleマップで見たら上の写真の左側の標識は向こう向いてて見えなくしてあったのに、僕が通った時は道路側に向いてた。そこに、抜けられないってことが書いてあったから、いやこれは確定だなと思って引き返したんが、後で調べたら道路情報にも出てないし通行止めでもないようでただ道が細くなっているだけだったとか、50kmぐらい無駄足だった。また今度、覚えてたら走ってみよう。結構楽しい道だった。
田沢湖に抜けたが、今日が日曜日だということを忘れていた。混雑、人、車で閉口。ぐるっと一周してどこにも休まずに抜けてきた。何しに行ったんや!
遊佐西浜キャンプ場には3時過ぎに着いて、前回来た時にAコープのビールが冷えてないことと大した食材が売ってなかったので、遊佐の街のマックスバリュでステーキを購入(600円ぐらいかな)、ビール飲んで焼いて、さぁ、食べるぞって時に、胡椒がドバー海峡・・むー、台無し。胡椒が古くて味がおかしい上に、肉の味がせん。ガックリ。
夕陽を見に行った。雲もなく波もなく穏やか、澄んでいるせいか太陽の形のまま沈んだ。
夕陽は何度見てもいいね。
日没後は暗くなってしまうが、なんとかろうそくの明かりだけで飯を食べることができた。この小さいテーブルは持ってきてよかったかな。これまでだと地面の上に鍋や味噌汁用の小皿を置いていたんだが、よく虫や蟻がすでに入っていて、そのまま食べちゃったりしてしまうので。
蒸し暑くなく、寝苦しくなく、安眠
9月9日(月) 晴れ
7時過ぎに出発、自宅まで。火曜日も休みをとっているが農作業ありそうだし。
例によって、コーヒーとパン。それと残りのメタ(実はスイスメタというのはもう生産中止で手に入らないのでエスビットの固形燃料なのだが、タブレットタイプがある)
西浜キャンプ場
途中千畳浜あたり
ちょうど開店時間に近くに来たので、くらげ水族館に行ってみた。ギョギョ先生のポスターが何枚か飾ってあった。
途中、温海のあたりかな、サーフィンみたいなボードの上で漕いで動かすなんていうんだろう、知らないが、若者4人組がいた、ちょうど昼時だったので、岬の向こう側でピクニックかな。
松代PAで面白いのをみた。ハスクバーナ製の自動芝刈り機、勝手に動いてる。規則正しく動いているようには見えないが、一応全部刈れていた。
新潟近くから高速に入ったが、ゆっくりして帰ったので、7時過ぎかな、12時間か。