電装関係
ジェネレータの交換で完全復活!
2005.8.13 SUZUKIのパーツではStarter Assyである。これが壊れてしまいCDIの電圧供給が絶たれたために走らなくなった。バッテリを取り外しているので、ジェネレータが悪いとエンジンがかからんくなる。最初、1相だけ死んでるような電圧低下だったので、そのまま乗り続けていたのだが、息子を乗せて田圃に行ったところで、ぼぼぼぼぼーっと急に吹けなくなった。みると、メータが点灯していない。アイドリングはするんだがまわすと電圧が低下するせいか、不安定になるせいかCDIへの電圧が不安定になっていると思われ、失火する。
これは新品を組み付けたところ。古いのはGNDと3相とも導通がある。取り外しても導通があった、壊れた理由は、たぶんバッテリを取り外しているせいなんじゃないだろうか、確信は無いがなんかそんな気がする。レギュレータとメインハーネスを接続するカプラのGND端子周りが樹脂溶融しているのは、バッテリがなく大電流が必要なため、ジェネレータのオーバロードだったのだろうか。さすれば、また壊れるな。
バッテリ
キック増設に伴い、バッテリを削除している。
2004.11.12 再試作
今度はニチケミのKMGコンデンサ、35V/2200uFの16連装。容量は35.2mFとなり、前回の18.8mFの約2倍である。少し特性の良いコンデンサを使うのでリップル耐量は2倍程度(カタログでは1280mAなので、約20Aまでは発熱ないはず)である。ただし、電圧は50Vから35Vに低下した。このコンデンサは105℃/1000時間品(コンデンサは常に外気にあるとして、25℃で2の8乗倍の256000時間が寿命)重畳リプルによる発熱が表面温度で5℃上昇ごとに2倍の加速寿命であるから、リプルがやっぱり足んなくて40℃上昇としても1600時間は寿命として持つはずである。
あ、よく考えたら起動時の突入が大きくなるなー。よくない?。うーみうー。やはり無理か。過電圧による物だったらこれもだめや。それからもうひとつ重要な外気温低下による特性低下による破棄ならこれもだめや。
じゃぁ、前のコンデンサはどうだったの?ってことだが。その辺に落ちてたのを使ったのだが、たぶん85℃/2000時間品でリプル定格2900mAぐらい、とするとリプル合計11Aってとこか。寿命は25℃で2の6乗(64倍)で128000時間となる。
ちなみに、どうでもいいことなので知らない人も多いのだが、コンデンサにはリプル電流定格(電圧じゃなくて電流ね)がありまして、たいていのアルミ電解コンデンサは、この定格を表面温度3℃〜5℃上昇したときの値を記載している。つまりリプルによりコンデンサが発熱する訳だ。リプル電流とはコンデンサが充放電する電流の実効値(RMS、二乗平均の平方根)で表される。つまりレギュレータから出力される電圧は脈流であるはずだからコンデンサに電流が入ったり出たりする訳だ。しかも負荷はライトで60W弱と12V換算で5Aも流れる訳だからリプルも相当な物だと想像がつく。これを測定できれば一番良いんだが・・・・
一方、バッテリは言い換えれば、電荷が蓄積されている巨大なコンデンサであると言える。コンデンサをたくさんつけて容量を稼げば特性はバッテリに近づけられるが、本来のバッテリよりも大きく重くなってしまう。それをやるならバッテリを入れた方が特性もコストもよい。つまり、バッテリを取り外した時点で、どこまで特性を許容できるかがミソ。
2004.11.2
コンデンサにしてしばらく走れていたのだが・・・・突然、電圧が低下している。アイドル時は12V以上出るのだが負荷が重いと電圧が6Vぐらい(最大で。パッシングオン時等)まで低下している。
ジェネレターの1相が死んでいるか、レギュレータが壊れているか、単なる接続不良か、コンデンサがいかれたか。
サービスマニュアル通りに、チェックすると、レギュレータが破損しているようだ。がしかし、新品が手元にあったので同じチェックをしたら同じ結果がでた。どないなっとんじゃい、サーンビスマニュアルさんよ。まぁ、よくあることじゃ。
コンデンサみると、なにやら、おかしいぞ。
電解液と思われる液体が基板裏に回り込んで付着、しかも炭化しておる。基板裏の黒い物がそう、特に銅箔の上に付着していて、指でなぞるとぼろぼろ落ちてくる。初めて見る現象だ。水分ではない理由に銅が酸化していない。それに、シリコン接着剤で完全に密閉したもん。
2004.7.4 レギュレータ新品?
DRZ400のレギュレータ壊れたと思っていたが壊れていなかったみたい。でも買っちゃった。予備パーツにしておこう、たぶんいつか壊れる。原因はバッテリ電圧の低下のようである。バッテリ電圧がなぜか8Vまで下がってしまっている。充電電圧も下がっているからでも変だな。現在48時間ほど充電させているが、充電停止すると10Vまでしか復活していない。充電中バッテリ温度も上がらない事から電流が入っていないようだ。つまり壊れている。もうお金ないのでXRにつけてたコンデンサをつけてバッテリレスにしといた。エンジンもかかるし電圧に異常はなさそうである。もういいや、これで。
2004.5.20 レギュレータ破損? バッテリを小型にした弊害かい?
2〜3日前からDR-Z400のライトが暗いような気がした。昨日、エンジン掛けようキーオンするとライトオンでデジタルメータ表示せずジーと異音発する。電圧が上がっていない、いや下がってしまっている。今日の朝、バテリ電圧を見ると10.5Vしかんく、エンジン始動後は10Vまで下がる。「もしかして、アレ?」と思い、レギュレータのチェックをしてみると『またか!』壊れているではないかい。Z400では2個目。350からは4個目の破壊だ。昔からスズキは電装弱いと言われるが・・・高い部品なので、ショック。