チェーン改善

2008.9.8 チェーン交換

チェーンがスプロケットから一こま以上飛び出るぐらい伸びていたので、交換する事になった。チェーンCutterが壊れているので面倒、ということで、DRCの車種別スプロケットキットを試してみた。バラバラに買うよりほんのちょびっと安く、すでに車種用の長さでカットされている。

DR-Z400は現在、通勤とツーリングバイクになっているので、ノーマル設定に戻して走行している。しかしチェーンが伸びてきてしまったためリアを47Tまであげて伸びを隠していた。今回、DR-Z400S用のSTDキット(F15T,R43T)を購入した。なお、チェーンコマ数は112Lである。

装着してみたところの図。RスプロケはDRCのスチールである。ツーリング用途だと耐久性がものをいうのでこれでいいのである。が、しかし!チェーンアジャスタが6目盛りの1個前まできてしまう。これはなぜじゃ?。直進安定性は増すからいいのか。

ということで、パーツリストを見たらチェーンは110Lとなっていました。買う前に確認しておくべきだったかな。

 今回、DRCの部品はDirtFreakでなく、バイクブロスという通販ショップで購入してみました。DirtFreakと異なり、銀行振込やカード決済が出来るので代引き手数料とられなくてすみます。


 

チェーンはいつもシールレスのエンドありチェーンを使用していた。フリクションロスを低減するためである。わしのようなプロ級の走りができない素人の場合、ちょっとでもフリクションを低減するために姑息な手段を使っている。しかし、最近聞いた話ではシールチェーンでも効果は変わらないらという(トルク測定などで明らかになっているらしい)。そればかりか、シールチェーンは高速走行時のフリクション低減のために開発された物でシールレスよりフリクション低減が図れるらしいのだ。最近の雑誌によれば、バイクを手で押した時に感じる負荷で判断すべきでなく、高速にトルクを掛けた状態でのフリクションを考えるべきであるとある。

わしの場合、シールレスを毎年交換しており維持費が大変であった。シールレスは延びが早くそのためにスプロケットの磨耗を速めてしまう。

つまり、シールチェーンであっても高速時はフリクションに違いはないというのだ。

かくいうワシは今回、SUNSTERのスプロケットにかえる時にシールチェーンに変更した。たぶん、正しい選択だろうと思う。シールチェーンのクリップ圧入は専用工具は不要である。カシメはしないから。

DIDのXRINGチェーンのクリップ部である。クリップ部が特に強度的に弱くなっているのできれる時は必ずこの部分である。クリップの取り付け方向も重要である。写真の様に進行方向に足してクリップ口が後ろになるようにしなければならない。

ちなみに、純正のエンドレスチェーンもシールタイプであるが、エンドレスがゆえに組み付け取り外しはチョイ面倒である。減速比をいじる事がある人、よくメンテナスする人は、クリップタイプに変えておく方がよい。メンテしない人は変えない方が良い、そんな人には純正がベストである。