林道情報

高ボッチ南麓部

[取材日:1998-09-06]
1998-11月再取材
2001-09-09 再取材


2007/10/8 下っ子山線から東へ延びる林道

 下っ子山線から東へ延びる林道は以前、道が途中で終わっていたのだが、そこからさらにブルドーザーで開墾して道が造られており、その先には舗装路が見えていた。この舗装路はおそらく、下諏訪近辺林道の東山田線からおりてくる西側の舗装路ではないかと考えられる。しかし、現在のところ、道は繋がっておらず、そこに舗装路が見えているだけである。いずれ近いうちに繋がるのであろう。

 高ボッチ周辺林道の南側の山麓に位置するこの林道「塩嶺高ボッチ線」は、ほぼ高ボッチの尾根に沿ってのびているが、通り抜けられない。以前は最奥部で道がなかったが、現在は少し先まで延びているようだ。この林道は「くまさん」に通り抜けられる所があると教えてもらった。

塩嶺高ボッチ線へは、R20号の塩尻峠(岡谷市と塩尻市の境)の展望台(レストハウス)の道を入り、道なりに進むと行くことが出来る。途中十字路があり、北に降りると高ボッチ周辺林道に紹介している片丘線へ向かうことが出来る。道なりに進むと岡谷市のスポーツ施設があり、さらにキャンプ場があり、少しすると砂利道となる。送電線の工事をしていて当分トラックが多いだろう。あとは道なりに直進すれば行き止まりの部分まで到達する。

A

 以前行き止まりであった場所である。数年前はここで道が終わっていて、一度来たきり面白くないと思い、それ以来来たことがなかった。
 しかし、道は先に延びていた。鎖でがっちりゲートして有るが、通り抜けは出来ないと思う、というのも高ボッチ周辺林道側に抜け道がないからだ。(98.9.6)
 ある日鎖が無く、おりていくと、道は荒れており高ボッチスカイラインに抜けることができた。ここは林道片丘線より山側に抜けることができる。最近開通したみたいだ(98.11)。
しかしほぼ廃道状態である。(01.9.9)

B

 先ほどの終点から4km引き返したところに分岐がある。南(岡谷側)へ延びている方(写真は右へ)が横川山作業道の一つ「大蛇組(おおだくみ)線」である。道は締まった路面で面白味に欠ける。
 2km下ると途中分岐があるが、行き先は不明。さらにがんがん下っているので道なりに進む。展望はない。

C

 さらに3km下ると、道は平坦になり登りに変わり始める。すると写真のように分岐を発見できる。急な下りは本線ではなさそうだが、ここが大蛇組線の本線である。写真の手前には、西堀という板がある

D

 先ほどの分岐を下り、2kmほどで林道に出る。写真の直線道が横川山線である。地図上直進(川上へ走行)すれば数キロで道は2つに別れ両方とも消失する。
 写真の分岐から200m程で橋があり、「林道下ツ子山線」への分岐がある。分岐からさらに分岐があり、上りは抜けられそうだが消失する。
 手前に走ると道なりに進むと国道R20に出ることが出来る。3キロ程度である。

 R20から進入するときは、R20の塩尻峠を岡谷側に下り長野道のICの信号を通過、1キロほどで横断歩道のある交差点(今井交差点)に出る。セブンイレブンと三菱石油が角にあるのですぐわかる。それを直進し20mほどで左折する細い道がある。そこを道なりに直進すればよい。さうすれば写真Dの位置にくることが出来る。

E

 写真Cの位置を道なりに直進する。堤が洞線となる。4.5km走ると(道は登りだ)、T字路にでる。塩嶺高ボッチ線である。
 写真手前の部分は送電線の工事をしており山が崩れている。写真は塩嶺高ボッチ線から堤が洞線を見ている。

F

   写真Cの分岐から道なりに進んで3kmで、下に降りる分岐を発見できる。この道は、他の道と違い、赤黒土でぬかるんでいる、わくわくしてくる道である。雨の時はかなり楽しい。

G

 途中下ると三叉路に出くわし登りの方へ向かうと写真の場所にでる。ここは、ちょうど塩嶺高ボッチ線の岡谷市スポーツ施設前である。
 三叉路を下ると1kmもしないうちに道が終わる。
現在、塩尻峠方面へ抜けると思われる道を開設中である(01.9.9)。

 わくわくする道は全長3キロほどだ。


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