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yomoyama:sankuro2009

三九郎2009

松とりと組み立て

 2008年12月7日に「松とり」と称して、三九朗用の木の切り出し作業が有った。例年、12月の第1週に行われているとの事ですが、三九朗が年明けの第2週なので、かなり速いですよね。どこでもそうなんでしょうか。
 といっても今年は松がなく、桧でしたが。年々、区の山に松が少なくなってきているとのことで、そろそろ、存続が危ういそうです。行事とはいえ、各地区ごとにあんだけ毎年、松燃やしてたらそりゃなくなるでしょ。植林している風でもないし。

枝が少ないということで、女性たちは、みどり湖にカヤを取りにいったみたいです。場所は知りません。

木を切った場所は、昨年は、ウトウ峠の手前の山林(西側)を鉄塔まで上り、好きなのを切りましたが、今年は、山林に入ったところで、切ってもいい木に、すでに印がつけてありました。中心に立てる長い木と、支えにする木の切り出しを行いますので、4~5の木が必要になります。

今回は、ナタとノコギリを持っていきましたが、ナタは必需品ですね。ノコギリは、地区にチェーンソーがあり、なくてもいいですね。昨年は7時に集合でしたが、今年は9時に集合して出発でした。

組み立ては、柱を1本立て、誰かが支えていて、三本の木で支えを作り、三角形で補強しました。建て方が有るようで、途中からおじさんがでてきて、ご指導なさっていました。 骨組みが出来たら、カヤを入れて、枝や松を組み付けて、縄で飛んでかないようにしばります。

だいたい出来たぐらいで、ジジが「木とりにくで、こいや」っちゅうのでミツブサの木を切りにいきました。昨年たくさん生えていたところは、林業の間伐でかなりミツブサ(ミズキですが)は切られていました。あと数本しか残っていませんでした。

完成図です近景の様子

柱のてっぺんに綱を渡すんですが、これを柱をつける前に結んでおいた方がいいです。おじさんは「あとで上れるで」とご指導されていましたが、先につけた方が無難だと思いました。

繭玉作り

 今年も、繭玉作りの瞬間をとらえる事が出来ませんでした。平日におばあちゃんと子供たちでこさえたようです。今年は少し砂糖を入れて甘くしといたといってました。


ミツブサの木に出来た繭玉を刺して保存します。

三九朗点火

 今年は、昨年より1週間遅い1月18日が本番です。天気は曇りですが、それほど寒くなかった。田んぼもぬかるんでいなくてよかったね。~  点火自体は6年生がやるようです。たいまつを2本用意してあって、PTA役員が火種を作り、それを6年生が点火します。今年は、点火が9:30でした。消防との約束もあるようなので、時間は決めてあるみたいです。
 今年は9:15に集合して写真撮影をして、それから消防がきてから、点火です。 カヤを仕込んであるせいと、ここ1週間ほど晴れていたので、よく燃えます。

点火後すぐに火柱が上がりました。竜が空に上っている感じですねぇ。いい感じです。15分後ぐらいの写真ですが、すでにほとんど燃えてしまっています。中心の柱は倒れそうになったら倒してしまい、引っこ抜いています。田んぼの隅で役員がチェーンソーで切断し、処分するようです。あの程度の火では燃えないようですね。薪の様に割って乾燥させないと無理でしょうね。

切った木はどうするんでしょうね。BBQなどにも使えそうですね。昨年は、誰かが薪ストーブに使うからと言う事で持ち帰りになったと記憶しています。

火が小さくなったところで、繭玉をあぶります。あぶりながらできたものからめいめいが食べます。ここは特に統率はとれてません。皆がみんな好きな事をして食べます。片付けはというと、とにかく燃やしてしまうらしいです。火種を保ち、とにかく木や枝や紙はすべて燃やして灰にしてしまうとの事でした。

そしてその灰をどうするのかという疑問は残ったまま、先に帰ってしまいました。どうも、特に残っている必要もないようでした。

yomoyama/sankuro2009.txt · 最終更新: 2013/07/20 15:55 by king