softdev:tempmeter2
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温度計を作る2
前回の失敗(でもないが)を勉強し以下仕様で作り直してみた。
- LM61Bを使う。
- 増幅度は4倍にして、オフセットは切らない。
- 時計表示機能を追加する
でで、
LM61B
LM61BはNS(現TI)製の温度センサーである。秋月電子で4個で200円でした。もちろんTO92です。
LM61には、BとCのバージョンがあり、Bの方が精度が高いが、温度範囲が少し狭い。データシートを貼付けておきましょう。
LM61 2.7V, SOT-23 or TO-92 Temperature Sensor
- 温度勾配が10mV/℃
- -25℃〜85℃ の測定が可能
- ±3℃
- 電源は2.7V〜
内蔵でオフセットが加えられており、温度は下表となる。
Temperature | Vout |
---|---|
+50℃ | 1100mV |
+25℃ | 850mV |
0℃ | 600mV |
-25℃ | 250mV |
よって、4倍の増幅とすればぴったり行く。
増幅率
そのまま、ADCに入れると、5V/1024=4.8mVであり、約0.5℃の精度しかないので扱える最大の整数倍率(あとの計算を楽にする)を設定すると4倍になる。4倍だと、100Kと300KのE24系で実現できる。
時計表示機能
カレンダ時計を付けたいと思う。DR-Z400の時計機能も壊れたまま(これは買ってすぐ壊れた、全く原因不明で10年経ってもなおってない)だし、スクータにも時計は付いてない。
でで、回路図
回路図
softdev/tempmeter2.1331132176.txt.gz · 最終更新: 2013/07/15 20:28 (外部編集)