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softdev:pic18

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PIC18

 PIC18と、PIC12/16とは、構成が違っているようで、コンパイラも別であった。HITECH-Cなら、for C18を新たにダウンロードする。また、PICkit3もファームウェアダウンロードが必要(これはIDEが自動でやる)。PIC18を使ったりPIC16を使ったりすると、毎回ダウンロードが発生する。そんなに時間がかからないから別に良いんだけど。

コンフィグbit

Delay

サンプルで用意されていたDelay関数が無くなっちゃった。あるのか知れんけど。よくわからんから重宝してたのですが、で、includeフォルダをみたら、delays.hと言うのがあった。わたしも、あんまりよくわかってないので、行き当たりばったりでよくないんですが。

/* C18 cycle-count delay routines. */
/* Passing 0 (zero) results in a delay of 2560 cycles. */
void Delay10TCYx(unsigned char);
 
/*  Passing 0 (zero) results in a delay of 25,600 cycles.*/
void Delay100TCYx(unsigned char);
 
/* Delay1KTCYx
 * Passing 0 (zero) results in a delay of 256,000 cycles. */
void Delay1KTCYx(unsigned char);
 
/*  Passing 0 (zero) results in a delay of 2,560,000 cycles. */
void Delay10KTCYx(unsigned char);

で、なんがしか時間待ちするようであるので、オシロの波形で確認したところ、PIC18F1320で8MHz内蔵タイマで下表の結果だった。

Function Results
Delay1KTCYx(1) 510us
Delay10KTCYx(1) 5.1ms
Delay100TCYx(1) 66us
Delay100TCYx(10) 550us
Delay100TCYx(100) 5.2ms
Delay10TCYx(1) 19.2us
Delay10TCYx(10) 79us
Delay10TCYx(20) 146us
Delay10TCYx(100) 670us

 計測にPort出力のH/Lと、反転するのにif文を使っているので、その処理分追加されているので、よくわからない(条件分岐せずにポートの出力をすると670nsぐらい)けど、小さい時間は誤差が大きいようだ。内蔵タイマを4MHz設定にすると、時間は半分だった。
 以上から、1TCYx=510ns(@8MHz)と思われる。8MHzは周期125nsから、TCY=4/Fosc というのがデータシートに書かれていたので、本来1TCYx=500nsとなるのかな。
 なので、引数がcharなので

/* 1ms - 1275ms */
void DelayMs(int t){
    if(t<128){
      Delay1KTCYx(t*2);
    } else if(t<1275){
      Delay10KTCYx(t/5);
    } else {
      Delay10KTCYx(255);
    }
}

これで、いいでしょうか。

softdev/pic18.1329647145.txt.gz · 最終更新: 2013/07/15 20:28 (外部編集)