陣馬形山周辺の林道情報

最終更新日[2005/8/16]

 2005年時点で工事は終わっている。2002年当時と舗装状況にあまり変化は無く、黒牛折草線は折草峠から半分ほど(2~3キロ?)は未舗装のままで、ぬかるんで楽しかった頂上付近が舗装になっている。

 ここは、陣馬形山山頂野営場です。この手前が頂上になります。頂上からの景色は最高で、パラグライダーのフライングポイントにもなっています。
キャンプ場は、高烏谷山の野営場(無料)と比較して高いのですが、高烏谷山より標高が高いので許してもらいましょう。
 陣馬形林道の工事はすでに全て終わっている様です。黒牛折草峠線は平成15年秋まで工事中となっていて、キャンプ場から折草峠へ向かう林道は完全に通行止めである。「長野県のふるさと林道開設工事」の一環で、拡幅工事と鋪装工事が行われているとの情報です。広域基幹林道の半分(12キロ)は未舗装であるので楽しめる。キャンプ場を含めて公園地にされるのであろう。

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2005.8.16)黒牛折草線は折草峠から少しはダートが残っている。また頂上から少し下ったところからの陣馬〜中組線は昔のままである。広域基幹林道も昔のままで舗装化は進んでいない。

上の写真、左が頂上の現在の写真。右が黒牛折草線の舗装開始地点。羊の放牧場も無い。

2002.7.7)四徳東線を走ってきた。聞いていた通りにガードレールがなく、谷底へまっ逆さまな箇所もいくつかありました。雨の後だったこともあってか、道幅一杯に深くえぐれていたり、不安定な路面状態でした。全体的に砂質で雨で流れやすい→崩れやすい路面であると言えます。

これが四徳東線

折草峠から小渋湖方面へ1キロ程下ったところから入れる。手前にいくつかタイヤが積んであった。

途中の路面は、ずっとこんな感じ。もう少し荒れているかな。

時折見ることができる、陣場形山の方のサーフォーク牧場が美しく見える、谷を隔てて無効の尾根が陣場形である。(写真は反対の谷を向いているのでわかりません)

小渋湖から入って3キロぐらいかなのところの入り口、ここから全長7キロの林道になる。こちらからのぼった方が上りが多くて面白いかも。


2002.6.23)現在広域林道は半分が舗装済みとなってしまった。ふるさと林道創設工事によって大規模な舗装工事が一気に推進されたためである。折草峠から陣馬形キャンプ場へ向かうあれたダートも道幅が拡幅され現在通行止めであるが完全舗装となるのは今年秋頃だろう。広域林道からキャンプ場へ向かう林道「黒牛線」が新設されているが、ここもすぐ舗装となる。駒ヶ根よりの1/3がまだ舗装工事が始まっておらず当分先のような感じを受けるが、期待はもてない。唯一の期待としては、陣馬形キャンプ場近くの羊の放牧場から分杭峠方向へ目をやると、山肌に林道が発見できることだ。これはたぶん、2001年に工事が完成したかどうかの四徳(しとく)東線であるとの情報を頂いている。メイルで情報頂いてからまだ確かめに行っていない。全長7キロでガードレールはないそうだ。
 陣馬型山。そこは、高烏谷山より標高こそ高いが景色は今一つだ。だが、その周辺にめぐる林道はガレてはいないものの、その延長の長さに驚かされる。初めてそこへ訪れたとき、天竜スパ林道並みの驚きがあった。「えっ、まだつづくの?」いつもそこへ走りに行くときは、わくわくどきどき、4WD軽トラが逆ハンを切ってコーナーへ突っ込む道である。(95年当時の文章)



 ここへのアクセスは、案外、難しいかもしれない。
北側からは、駒ヶ根市とR256の分杭峠を結ぶ県道を分杭峠へ向かって走ると大坪と言う部落のあたりで南へ行く道がある。たしか、JAをすぎたあたりだったかな、陣馬形キャンプ場、折草峠などと小さい看板がある。あるいは、分杭峠から駒ヶ根へ向かう途中では、無人野菜売場がある広場の所を南へはいる。
南側からは、中央道:松川ICを降り小渋湖ダム(あるいは大鹿村)へ向かう。ダムの手前1.5キロぐらいの所で北へはいる道があるはず。大鹿村から向かうときは小渋湖あたりで、赤い大きな橋を渡ると北へ行く道がある。
 ここでは、北側から入ったと想定して話を進める。県道から折り草峠へ向かう。昔ココも林道で滑りやすい砂が浮いていて恐怖を味わうと、昔、創刊号のみで廃刊となった幻の雑誌「RAMBLE」に書いてあった。(この雑誌のせいで信州に就職して、結婚もして骨を埋めることになってしまった。しかしあの雑誌は強烈だった。夏号の東北編をいまかいまかと待ち続けて何年もたち.....やめよう、この話は)

 折草峠はもう全線舗装になってしまった。少なくとも91年はまだ大部分がダートであった。右の写真が現在(99年)の折り草峠である。南へ下る舗装と、林道らしき物があるが、林道は工事用で行き止まりである。舗装を直進すると小渋湖ダムへつくが、数年前まで、結構おもしろいダートだったのだ。
 林道も現在通行止めで、2000年秋までは通行を許されない。偵察した結果では舗装されるのは確実だ。
 ここで、このときツーリングマップル関東を落とした。見つけた人がいたら、「それは僕のだ!」
 これは、2000.7.20現在の陣馬形キャンプ場から広域基幹林道へ降りる道である。このように風景がまるで変わってしまっている。ここまで開発する意味が何処にあるのだろうか。いったいこんなところに誰が来るのだ?以前の道はヘアピンの向こう側へ続いてはいる。ここもすぐ舗装されるだろう。
 この林道は「黒牛折り草峠線」である。何の変哲もない砂利道である。これは林道とは言えない。ここは、ほとんど鋪装されている。(2002.6.23)

 良い子のオフローダーは当然、陣馬形林道へはいるのだ。道幅はせまく、大きな石がごろごろしており、更に穴凹がおおきい。雨の日、後には、黒い土はぬるぬるになりスリッピー。道幅はおおむね1車線で、途中何カ所か車逃げがある、くねくねしており見通しは良くない。陣馬形の頂上に近づくにつれ展望は徐々に良くなりそのうち南アルプスのすばらしい景観が得られるようになる。そう、ここは常に南斜面を走っている。途中の枝道はなく正確な距離は不明であるが5キロ程度で視界が開ける。

 頂上付近には南側急斜面に牧場があり、運良ければ羊達の沈黙に遭遇できる。左の写真のバイクの向こうが牧場になっているここをすぎると、T字路になり、左(南)にいくと本線「陣馬形線」で、右(北)は陣馬形キャンプ場にいく。キャンプ場の景色はいいので、いいかもしれない。

 羊の放牧場は今も変わらずそのままであるが、送電線は新設されているし道幅は広く、舗装されることは確実だ。これは、現在の状態である。手前ぐぁコンクリート舗装となっている。(2000.7.20)

 本線は96年の一時期通行止めだったが、今も未舗装のはずである。数年前、かなり荒れた林道で頂上から1キロぐらいの下りの右カーブがかなりの恐怖を味わったことがある。週末には車も多いので注意されたい。数キロでT字路(左写真)に当たり、広域基幹林道陣馬形線に入る。
 入り口付近は鋪装済であるが、キャンプ場まで5キロ程度あるが昔のまま残っている。一部コンクリ鋪装のままでがれている。ここだけが昔のなごりが残っている。(2002.6.23)

 広域基幹林道陣馬形線連絡協議会の地図によれば、幅員5m、全長22.851kmとなっている。途中、駒ヶ根市を7.5キロ、飯島町1.5キロ、中川村13.8キロ3市町村にまたがった林道である。途中には、東屋など展望施設も多く最近車も多くなりつつある。
 2000年春現在、半分は舗装済み。それでも12キロはダートである。(2002.6.23)

 常に、山腹の西斜面を走行し、西側に駒ヶ根平野を挟み、駒ヶ岳を展望しながらでグーだ。

広域基幹林道陣馬形線は常に西に伊那谷を挟んで駒ヶ岳(木曽)を望みながら走行できる。林道中腹には左のような東屋があり、休憩できる。実は湧き水もあり飲めるようである。ここで飲むコーヒーは上手い。出会う車も滅多にないので本当にくつろげる場所かな(最近の林道では珍しく。。。)
 ここはまだ、未舗装のママである。(2000.7.20)猿も出るんで気をつけてね!

 東屋以外にも、途中いくつか支線があり伊那谷の方へまた、別の方向へ降りられる模様である。しかし、私はまだ、走っていないので。

 折草峠を舗装を直進すると最近、右のような看板ができており、どうやら温泉がわいたようである。

その名を「四徳温泉」と呼ぶらしい。看板には、「およりて」とあるが、これは「いらっしゃい」の意味であろうか。今度、一度入って見よう。

 そこを下ると橋のたもとに出る。ここは小渋湖ダムのほとりで、水の引いているときはダムの湖底に降りられる。どきどきしながら走る事ができる。この近くにもオートキャンプ場があるがいかにも高そうなので入ったことはない。



補足)駒ヶ根方面からの広域基幹林道「陣馬形線」への最も簡単なアクセスを紹介する。

JR駒ヶ根駅南側の県道を東へ下り天竜大橋を渡ってしばらくの所。2つめの橋の直前で停止した。バイク後方100m程度の所に「かっぱ資料館」がある。前方に青い標識があり右(南)に向かう。

南へ0.5キロ程度進むと写真のように「農村交流広場」あるいは「駒ヶ根CC」の看板が目にはいるだろう。そこを左折する。


ここが入り口となる。ここから、12kmほどは未舗装を満喫できる。


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