XR250Sキック取り付け顛末記 其の2
クラッチプレッシャープレートはモゲてしまったが、いくつかの作業は継続してできるはずである。
キックスタータの小組
スタータスピンドルに、取り説の説明に従ってスタータピニオンとカラー、ワッシャーを組み込む。ワッシャーやカラーなどは、只、袋にバラバラ入っているだけであるので、どれをさしているか分かりにくい。 スピンドルのエンジン側に、まずスラストワッシャ22mm銀を装着。(22mmとは内径をさしている )銀と取り説に有るがクロム色といった方が分かりよい。次にカラー、これは内面に溝が入っている物である。
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先に小組しておいたリターンスプリングの内面のスプリングの先をスピンドルの穴に入れる。 ます、スピンドルのラチェットをワッシャーごとラチェットに押し付けて縮ませておいてリターンスプリングを穴位置に向けて挿入する。この時カラーがスピンドルに引っ掛かって落ちてしまうかも知れないがそのまま穴に入れる。カラーは後から位置合わせをして 押し込めば入る。(小組する必要無いのかも)
さらにブッシュの上からスタータアイドルギア(表裏ない)を挿入して、ストッパープレートで固定する。ストッパープレートはM6ネジ頭10mmを2本で固定する。 アイドルギアを回転すると、クランク外壁にあたっている音がするが 多分気にしなくてもいいんだろう。
次に、先に小組が終わっているスピンドルを穴に入れてあげる。取り説によると「スピンドルの先端を軽くクランクケースの穴に入れる」とある。この軽く入れるのがミソである。 とはいっても、入れようとすると穴が隠れてしまい軽く入れるのにも具合が良く分からん。ここは一つ強引に奥まで突っ込んでおいてもよい。なお突っ込む際は、先にスプリングをクランクの溝に引っ掛けておく(というかそこにスプリングを入れる。取り説通りである)
入れる時は、いきなりはダメだということなのね。
スピンドルの外側にスラストワッシャーをはめておき、キックペダルを軽く入れてキックを左に1/4ほど押し下げたところで「ラチェットがストッパープレートを乗り越えて外れる」とある。がしかし、先に奥までスピンドルを入れてしまっていると、ラチェットがストッパに当たってしまい乗り越えられない。そこで、当たる付近でスピンドル少し手前に引いてやる(すなわち最初に軽く入れてあった状態)となんなくストッパをこえてキックを戻すとラチェットが外れる状態になる。 これで成功(セイコウ)である。
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