drz400:cdi
シグナルジェネレータ
実はこの信号を使ってタコメータを作れないかなと思ってる。最終的にはやらないかも知れんが。ジェネレータから生えている線は4本あって、一つはシグナルコイル、もう一つはピックアップコイルの出力である。なんでふたつあるのかはちょっと理解は出来てないのである。サービスマニュアルによれば、端子間の出力をテスターで測定する。(尚、測定レンジはDCとある)つまり、平均値で見ているのではないかと思われる。
ピックアップコイル | シグナルコイル | |
---|---|---|
抵抗値 | 390~600Ω | 0.05~0.2Ω |
電圧 | ピーク5V以上 青が+、緑が- | ピーク1.4V以上 黒が+、白が- |
測定は、カプラを外した状態で、セルを回し、2~3秒で最も高い電圧を読むとある。ここ外すとエンジン点火できないから純粋にプライマリの回転を見ているのであろうか。
CDIの構成
コイル出力波形(CDI接続状態)
オシロスコープで観測。CDIを接続していると、どちらのコイルでも片側接地されている模様である。
片側GNDであるようなので、両方同時に観測すると、
シグナル=6パルスでピックアップ=1と読み取れる。つまりこれは、ジェンレータ巻き線が3相の2対でシグナルはジェネレータの脈流を読み取り、ピックアップは1回転で1パルス出力されるという事か。ピックアップ出力が2回連続するのは不明。
ピックアップ周期がアイドル時に約40msであるので、1500rpmとなり、たぶん合っている。
もし、10000rpmまで回転するとしたら、シグナルパルスは、10000/60*6=1KHzとなり、割り込みで十分カウントできそうである。問題は、どうやって信号を拾うのか?、だ。
drz400/cdi.txt · 最終更新: 2014/06/30 00:49 by king