ユーザ用ツール

サイト用ツール


diobaja:dioyakituki

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
diobaja:dioyakituki [2013/07/15 20:25] – 外部編集 127.0.0.1diobaja:dioyakituki [2013/07/20 17:14] (現在) – [ホースのエア抜き] king
行 5: 行 5:
 自宅まで2kmほどのところで、カリカリ音がし始め、そのままストン、エンジンかかけても、またストン。そのうち、抱き付きのようになりキックも踏めなくなりました。バイクをおき、歩いて帰り軽トラ借りてとってきました。 自宅まで2kmほどのところで、カリカリ音がし始め、そのままストン、エンジンかかけても、またストン。そのうち、抱き付きのようになりキックも踏めなくなりました。バイクをおき、歩いて帰り軽トラ借りてとってきました。
  
-|{{:diobaja:p1120377.jpg?direct&200|}}|早速開けたところ、、、シリンダに縦筋がありますね。うーむ。抱きついたようだったんですが、ピストンは動いてます。インテークからマグライトで覗くと、下のリングが無いようです。どこいったんでしょうか。。。。| +|{{:diobaja:p1120377.jpg|}}|早速開けたところ、、、シリンダに縦筋がありますね。うーむ。抱きついたようだったんですが、ピストンは動いてます。インテークからマグライトで覗くと、下のリングが無いようです。どこいったんでしょうか。。。。| 
-|{{:diobaja:p1120378.jpg?direct&200|}}|シリンダからピストンが抜けません!\\ 抜けないと、ピストンが外せん。いずれにせよ、シリンダ、ピストンは交換じゃな。いや、こいつにそこまで投資するのか?という疑問も。。| +|{{:diobaja:p1120378.jpg|}}|シリンダからピストンが抜けません!\\ 抜けないと、ピストンが外せん。いずれにせよ、シリンダ、ピストンは交換じゃな。いや、こいつにそこまで投資するのか?という疑問も。。| 
-|{{:diobaja:p1120376.jpg?direct&200|}}|シリンダヘッドは使えそうです。一部にススが全く付いてない所があるのですが、これはなんでしょう。|+|{{:diobaja:p1120376.jpg|}}|シリンダヘッドは使えそうです。一部にススが全く付いてない所があるのですが、これはなんでしょう。|
  
 ===== ピストン取り出す ===== ===== ピストン取り出す =====
行 23: 行 23:
 届きました。すぐ来ました。送料込みで5500円です。スクータごときへの投資としては高いですね。部品としては純正より安いのかな。 届きました。すぐ来ました。送料込みで5500円です。スクータごときへの投資としては高いですね。部品としては純正より安いのかな。
  
-|{{:diobaja:p1120389.jpg?direct&200|}}|ピストン、ガスケット、ピン、Cリングとピストンリング、そしてシリンダのセットになります。\\ Cリングは形が違います。| +|{{:diobaja:p1120389.jpg|}}|ピストン、ガスケット、ピン、Cリングとピストンリング、そしてシリンダのセットになります。\\ Cリングは形が違います。| 
-|{{:diobaja:p1120392.jpg?direct&200|}}|さっそく、リングをはめてみます。\\ ピストンリングは3個有りまして、エクステンションと1stと2nd。\\ Tマークが付いている方が上で、1st(Top ring)は少しほそく、上面が傾いている(よく見てもわからない)。んで、2ndは少し太く四角い。太さが違うので、溝も太さ違うから、たぶん間違いは無い。| +|{{:diobaja:p1120392.jpg|}}|さっそく、リングをはめてみます。\\ ピストンリングは3個有りまして、エクステンションと1stと2nd。\\ Tマークが付いている方が上で、1st(Top ring)は少しほそく、上面が傾いている(よく見てもわからない)。んで、2ndは少し太く四角い。太さが違うので、溝も太さ違うから、たぶん間違いは無い。| 
-|{{:diobaja:p1120395.jpg?direct&200|}}|結構、強引に入れたけど、折れなくてよかった。最初、中央を少し入れて、広げつつ片側を入れて押し込みながらもう片側を少しづつ。合い口の位置にぽっちがあるのでそれを合わせる。\\ んでもって、合わせた状態を指で押さえつつ、シリンダを差し込む。(って、これが結構難しい。シリンダが重いのと、エンジンを外左図にやっているのでよく見えない。。。。)\\ 写真の様にピストンピンを押えるCリングはラジペンでつまみやすいようになっているが、簡単に外れそうで怖いですね。しかし作業性はすこぶる良いです。|+|{{:diobaja:p1120395.jpg|}}|結構、強引に入れたけど、折れなくてよかった。最初、中央を少し入れて、広げつつ片側を入れて押し込みながらもう片側を少しづつ。合い口の位置にぽっちがあるのでそれを合わせる。\\ んでもって、合わせた状態を指で押さえつつ、シリンダを差し込む。(って、これが結構難しい。シリンダが重いのと、エンジンを外左図にやっているのでよく見えない。。。。)\\ 写真の様にピストンピンを押えるCリングはラジペンでつまみやすいようになっているが、簡単に外れそうで怖いですね。しかし作業性はすこぶる良いです。|
  
 ===== 組み付け ===== ===== 組み付け =====
 2stオイル塗りたくって組み込みました。組み込みはピストンリングを越えられたら楽勝です。もちろん、付ける前にスクレーパで前のガスケットをきれいにはがしておきます。 2stオイル塗りたくって組み込みました。組み込みはピストンリングを越えられたら楽勝です。もちろん、付ける前にスクレーパで前のガスケットをきれいにはがしておきます。
-|{{:diobaja:p1120396.jpg?direct&200|}}|下側のガスケットです。2stオイルでべちょべちょにしてから、置きます。\\ んで先の要領でピストンを挿入しますです。| +|{{:diobaja:p1120396.jpg|}}|下側のガスケットです。2stオイルでべちょべちょにしてから、置きます。\\ んで先の要領でピストンを挿入しますです。| 
-|{{:diobaja:p1120398.jpg?direct&200|}}|ピストン運動をスムーズにさせるため、いったんこの状態でボルトを入れておきます。\\ ボルトで揺れさせないで、手で上下に動かないようにしてクランク(この場合、ファン)を回して上下運動をさせてなじませるのであります。指でシリンダ内にオイルを塗りゆっくりピストン運動させて十分に濡れさせます。\\ 写真は上死点です。何事もいきなりはダメよ。と言う事ですね。| +|{{:diobaja:p1120398.jpg|}}|ピストン運動をスムーズにさせるため、いったんこの状態でボルトを入れておきます。\\ ボルトで揺れさせないで、手で上下に動かないようにしてクランク(この場合、ファン)を回して上下運動をさせてなじませるのであります。指でシリンダ内にオイルを塗りゆっくりピストン運動させて十分に濡れさせます。\\ 写真は上死点です。何事もいきなりはダメよ。と言う事ですね。| 
-|{{:diobaja:p1120400.jpg?direct&200|}}|十分濡れたところで一旦ボルトを抜いてからシリンダヘッドを組み付けます。\\ 指定トルクと行きたい所ですが、適当です。緩める時の感触を覚えていうと、4Kgぐらいじゃないでしょうか。|+|{{:diobaja:p1120400.jpg|}}|十分濡れたところで一旦ボルトを抜いてからシリンダヘッドを組み付けます。\\ 指定トルクと行きたい所ですが、適当です。緩める時の感触を覚えていうと、4Kgぐらいじゃないでしょうか。|
  
 あと、エキゾーストのスタッドボルトは使い回しです。 あと、エキゾーストのスタッドボルトは使い回しです。
行 47: 行 47:
 オイルはオイルポンプでくみ上げられていますが、僕はもっと噴霧しているのかと思ったのですが、ちょっと原始的でした。エア抜きは2工程あります。ブレーキフルードと同じでエア噛んでいると抜けてこないようです。 オイルはオイルポンプでくみ上げられていますが、僕はもっと噴霧しているのかと思ったのですが、ちょっと原始的でした。エア抜きは2工程あります。ブレーキフルードと同じでエア噛んでいると抜けてこないようです。
  
-|{{:diobaja:p1120404.jpg?direct&200|}}|こいつがオイルポンプです。ネジ一個で固定されています。僕はこの中にオイルが溜まっていてそこからくみ上げていると思っていたのですが、それは間違いでした。\\ このポンプがここに付いている理由は原動機の回転動力からポンピングしているためです。また回転に応じた吐出量を得るためと思われます。| +|{{:diobaja:p1120404.jpg|}}|こいつがオイルポンプです。ネジ一個で固定されています。僕はこの中にオイルが溜まっていてそこからくみ上げていると思っていたのですが、それは間違いでした。\\ このポンプがここに付いている理由は原動機の回転動力からポンピングしているためです。また回転に応じた吐出量を得るためと思われます。| 
-|{{:diobaja:p1120403.jpg?direct&200|}}|ポンプを取り出した所。\\ 斜めギアが付いたシャフトが付いていると思いますが、これを抜くと、中からオイルが溢れてきます。(最初エアが出て溢れてこず、しばらくすると溢れてきました)エア無く溢れ出したら、再度シャフトをポンプの奥まで差し込みますとオイルは止まります。これでポンプのエア抜きは出来ているはずです。\\  一度オイルを空っぽにするとポンプでエア噛んで吐出できなくなるようです|+|{{:diobaja:p1120403.jpg|}}|ポンプを取り出した所。\\ 斜めギアが付いたシャフトが付いていると思いますが、これを抜くと、中からオイルが溢れてきます。(最初エアが出て溢れてこず、しばらくすると溢れてきました)エア無く溢れ出したら、再度シャフトをポンプの奥まで差し込みますとオイルは止まります。これでポンプのエア抜きは出来ているはずです。\\  一度オイルを空っぽにするとポンプでエア噛んで吐出できなくなるようです|
  
 オイルポンプは、原動機の回転からオイルホース内へオイルを吐出し、キャブに送り込む構造です。ポンプからキャブまでのホースのエア抜き、これが面倒ですよ。どういう方法がベストなのかちょっとわかりません。 オイルポンプは、原動機の回転からオイルホース内へオイルを吐出し、キャブに送り込む構造です。ポンプからキャブまでのホースのエア抜き、これが面倒ですよ。どういう方法がベストなのかちょっとわかりません。
行 65: 行 65:
 静電気は電気的に不良導体で発生しやすい。ガソリン蒸気が発生している箇所での電動ドリルなどの使用は避けたほうがよい。ブラシモータは火花を出す。</note> 静電気は電気的に不良導体で発生しやすい。ガソリン蒸気が発生している箇所での電動ドリルなどの使用は避けたほうがよい。ブラシモータは火花を出す。</note>
  
-|{{:diobaja:p1120405.jpg?direct&200|}}|キャブのオイルホース付け口\\ ポンプからここまでオイルが運ばれますが、吐出量凄く少ない。|+|{{:diobaja:p1120405.jpg|}}|キャブのオイルホース付け口\\ ポンプからここまでオイルが運ばれますが、吐出量凄く少ない。|
  
   - ペットボトルキャップに穴をあけ、ペットボトルに φ8mmの耐油チューブを通す。長さは30cmぐらい。   - ペットボトルキャップに穴をあけ、ペットボトルに φ8mmの耐油チューブを通す。長さは30cmぐらい。
行 75: 行 75:
   - んで、入れた方を穴を上向きにして開放しておく。   - んで、入れた方を穴を上向きにして開放しておく。
  
-|{{:diobaja:p1120411.jpg?direct&200|}}|上の準備を既にセットした状態。\\ この状態で、セルでエンジンを始動する。そうすると、オイルが送られて、ホースからエア無くオイルが出て来たら終わりである。最初のうちはオイルが出たり気泡になったりを繰り返し、そのうちオイルだけ漏れるようになる。そしたら終わり。アイドリングの状態でやるが、指でオイルポンプのレバーを全開側に押してやればたくさん出てくる。それでも、20分ぐらいはかかるかな。| +|{{:diobaja:p1120411.jpg|}}|上の準備を既にセットした状態。\\ この状態で、セルでエンジンを始動する。そうすると、オイルが送られて、ホースからエア無くオイルが出て来たら終わりである。最初のうちはオイルが出たり気泡になったりを繰り返し、そのうちオイルだけ漏れるようになる。そしたら終わり。アイドリングの状態でやるが、指でオイルポンプのレバーを全開側に押してやればたくさん出てくる。それでも、20分ぐらいはかかるかな。| 
-|{{:diobaja:p1120410.jpg?direct&200|}}|オイルが漏れだして来ている様子|+|{{:diobaja:p1120410.jpg|}}|オイルが漏れだして来ている様子|
  
 そしたら、キャブにホースを接続し、終わりである。残った混合ガソリンはタンクに戻しておく。 そしたら、キャブにホースを接続し、終わりである。残った混合ガソリンはタンクに戻しておく。
diobaja/dioyakituki.1373887548.txt.gz · 最終更新: 2013/07/20 17:12 (外部編集)