DR-Z400Sのライトキャンセル機構の工夫


いくつかの要件が揃う必要が有る。

DR-Z400Sに限らず、最近のバイクはキーONでライトが点灯し続ける。セルモータが回転する時負荷を考慮して消灯するが、勿体無い限りである。ハロゲン等つけると、60Wの消費であるから12Vバッテリ換算で5A、凄い電力である。
最近はキック始動をメインとして使っているのでエンジン始動するまでライトが点灯しており、無駄であるし気持ち悪い。消したい!

ハザードスイッチなどを使って、うまくできないだろうかと考えた。まず現在の配線を見る。

スタータキャンセルスイッチはセルボタンをおした時にライト消灯させるためのスイッチで普段ONで、セルボタンと連動してOFFになる物である。セルは使わないので、この部分にハザードスイッチのハーネスを接続すれば良いはずである。
 幸運なことに、ハザードスイッチとスタータスイッチは同じカプラで接続されており、差し換えるだけで実現できそうで有る。

該当カプラは青色の9ピンのもので中央の1ピンが空きになっていて8ピンで使用されている。改造前のカプラの接続は以下の図のようになっている。

これを以下の図のように変更する。

これで、ハザードスイッチがライトON/OFFスイッチとなるのでいつでも、ライトはオフできる。ただし、2、3注意事項が有る。

 

である。注意して使ってほしい。

ずっと使っているが特に不具合はない。

では。

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