softdev:tempmeter1
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softdev:tempmeter1 [2012/02/05 10:40] – [計算] king | softdev:tempmeter1 [2012/02/11 20:21] – [温度計を作る] king | ||
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行 2: | 行 2: | ||
表示はLCDで。 | 表示はLCDで。 | ||
+ | 結論から言うと、、1KワードのROMでは、温度と電圧を同時にLCD表示させるのは難しそう。LCD制御で、かなり食ってしまいAD値から目的の値を算出するだけで終わってしまう。あ、そうか、足りなければ2個でやればいいんだな。 | ||
===== LM35 ===== | ===== LM35 ===== | ||
LM35でナショセミ(もうTIだけど)の温度センサーですよ。ちょっとした工作によく使いますよね。会社でも性格じゃない温度を測るのに使ってたりする。 | LM35でナショセミ(もうTIだけど)の温度センサーですよ。ちょっとした工作によく使いますよね。会社でも性格じゃない温度を測るのに使ってたりする。 | ||
PIC12F675で入門コースみたいなので、温度計みたいなのをLM35で作った事があるが、氷点下は測定できなかった。バイクに付けていつもの温度を測りたいと思っていて、許せばバッテリ電圧なども表示したら面白いかと。 | PIC12F675で入門コースみたいなので、温度計みたいなのをLM35で作った事があるが、氷点下は測定できなかった。バイクに付けていつもの温度を測りたいと思っていて、許せばバッテリ電圧なども表示したら面白いかと。 | ||
- | 今回。LM60というのが入手できたので、やってみたんだが、、まだうまく出来てない。 | + | LM35はナショセミの温度センサで、10mV/ |
+ | |||
+ | {{: | ||
+ | |||
+ | * Calibrated directly in ° Celsius (Centigrade) | ||
+ | * Linear + 10.0 mV/°C scale factor | ||
+ | * 0.5°C accuracy guaranteeable (at +25°C) | ||
+ | * Rated for full -55° to +150°C range | ||
+ | * Operates from 4 to 30 volts | ||
+ | * Less than 60 µA current drain | ||
+ | |||
+ | 精度もいいし、リニアリティ、計算も良いのだが、0℃以下が負電圧となってしまうと言うことがある。後で思う事だが、負電圧を作って且つ差動で増幅しても結局はLM60で計測するのと誤差と手間は同じだったように思う。 | ||
+ | |||
+ | ==== PICのADで読む ==== | ||
+ | ADで読む方法では、分解能が4.8mVであるので、センサー出力を増幅しなければいけない。作成時は10倍にした。PIC12F675を使用したので内蔵ROMは1Kワードである。計算式は、Temp=AD*50/1024である。 | ||
+ | < | ||
+ | unsigned int lm35_out, | ||
+ | GO_DONE = 1; | ||
+ | while(GO_DONE); | ||
+ | lm35_out = (ADRESH<< | ||
+ | lm35_temp = lm35_out * 50/1024; | ||
+ | </ | ||
+ | |||
+ | だけどこれだと、整数部分しか計算できない。10倍にして計算し、後で小数点の位置を変えようとすると、計算途中でlong型になってしまい、675だとちょっと厳しい。ソフト屋のT君にアドバイスをもらった。 | ||
+ | |||
+ | < | ||
+ | (int)a = 498*5*10/ | ||
+ | (int)a =((498*5*10-1024a)*10)/ | ||
+ | </ | ||
+ | |||
+ | う〜む、すばらし。 | ||
+ | |||
+ | で、小数点2桁まで求めようとすると、どうなるんだろう。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
===== LM60 ===== | ===== LM60 ===== | ||
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で、回路。使っているICとか部品名が違うけど気にしないで(Eagleのライブラリに無かったから適当) | で、回路。使っているICとか部品名が違うけど気にしないで(Eagleのライブラリに無かったから適当) | ||
- | {{:: | ||
オフセットを固定で切ってやると、後で調整するときに面倒だしそれに、電源電圧がいつも5Vと限らないでしょう。なので、ADを二つ使って誤差を埋めてやれば、演算だけで出来そうじゃ無いですか?。回路図のLM358はLM2904を使用、GND側は入出力ともRail動作。 | オフセットを固定で切ってやると、後で調整するときに面倒だしそれに、電源電圧がいつも5Vと限らないでしょう。なので、ADを二つ使って誤差を埋めてやれば、演算だけで出来そうじゃ無いですか?。回路図のLM358はLM2904を使用、GND側は入出力ともRail動作。 | ||
+ | {{: | ||
==== 計算 ==== | ==== 計算 ==== | ||
+ | 上の回路だと、非反転増幅のGND部分にオフセッットが入るから、-, | ||
+ | |||
+ | {{:: | ||
+ | |||
+ | Vin=(Vout-Voffset)x10/ | ||
+ | よって、Vout=(Vin-Voffset)x101/ | ||
+ | なんで、このような面倒な計算なの?って、そりゃ、間違えて回路作っちゃたからでしょ。ちょっと勘違いして配線して、結果を見たら違うって言うよくある話で。 | ||
+ | |||
+ | 以下の計算式は、差動増幅で、オフセットのみ捕れた場合の算出方法で、結論から言うと、今回の計算は下記になるですな。 | ||
+ | |||
+ | > | ||
+ | |||
+ | |||
+ | まず前提 | ||
* センサAmpの倍率=10.1。ぴったりの抵抗が無いのよ、面倒。 | * センサAmpの倍率=10.1。ぴったりの抵抗が無いのよ、面倒。 | ||
* オフセット調整範囲=0.543V〜0V 実際にはもっと範囲狭くなる。 | * オフセット調整範囲=0.543V〜0V 実際にはもっと範囲狭くなる。 |
softdev/tempmeter1.txt · 最終更新: 2013/07/15 20:25 by 127.0.0.1