スーパーXR250S '95モデル改造日誌


私の奥さんのXR250Sである。ツーリングにはいいバイクであるが、わしの好みではない。いろいろあってほったらかしで2〜3回/年ぐらいの走行であったが、もうしばらく乗れそうにないということなので使いやすく改造してわしが使うことにした。

ノーマルのままであるが、まずタイヤ(ちなみにタイヤは純正のTW302)交換し新しい門出を祝う。それから冬のバッテリ上がり対策にまずキックセットの取り付けである。

チェーンのOリングが・・・(2006.10.1)

久しぶりにのってやろうと思い出してみたら、チェーンが部分的に赤錆に。「おや?」。前から不思議ではあった。ほとんどON走行のみで25000km程度で、すでに張りがレッドゾーンである。今年始めに、たしか引っ張り直したと思うのに、またたるんでて、3コマ張った。数十キロしか走っていないのにこの張りは異常だ。で、チェーンがさびている部分を良く見たら、なんと!

びっくり!!。Oリングがないところがある。無いところが錆びてるんだ。なんで、ないの? くるくるまわしてたら、チェーンにゴミが付いていて、外すと、おー。ゴミじゃなくて、Oリングじゃ。ほっといたから?、それとも経年変化?。新車からだから11年目ではある。

というわけで、このままでは危険な香り(かおるだけに)。すぐ発注、出費が・・・

やることなかったんでちょいLEDを(2006.3.21)

メータパネルのStandランプ,Neutralランプ,High-Beamランプ,LCDパネルバックライトをLEDに変えてみた。割といい感じでスゾ。しかし、ランプ類は明るすぎるせいか、緑が黄緑、黄色が白っぽい。奥様のバイクだが、きっとばれない。

LCDパネルバックライト用。高さがきつかったので寝かして配置。横幅はこれだと入らないので実際はLEDも樹脂部を削った。 TE510で使ったのと同じ物を試作

ちなみに、ウェッジ球は極性がないのでLEDを間違えてさすと、壊れてしまうので、片側にDiodeを入れた。LEDのVRRは5V程度で12Vだと簡単にBreakDownしておなくなりになってしまいます。

バッテリ再び、死亡(2005.11.20)

今年の冬を越したのだが、その後春になり、エンジンをかけようとしたら放電していた。また夏頃、再び充電しようと試みたが、時既に遅し。電圧は回復せず、そのまましばらく乗っていたが、ついに電圧は8V(動作中)にまでさがり、夜間走行もままならなくなってしまった。やはり乗らないときは、バッテリを外しておくに限るか、それ以上にOFF時のデジタルメータに供給している電流が多すぎるせいだ。測るとあんまり流れてないのだが、確実に消費しているらしい。現在はコンデンサで代用している。キックは軽く始動性はすこぶるよい。春になれば、たぶん、乗りたいというと思うので、バッテリを購入することになるだろう。貯金しておかねば・・・・

2004.4.23 暖かくなり始めて、始動性及びレスポンスがもっと改善すると思っていたが逆で以前よりよくない。エンジン冷えているときの始動性はいいが、HOT時にもセルスタータ同時は必須だ。パイロットの設定のせいかな。アイドルから走り始めに少しまごつく。高回転の伸びは相変わらずよくない・・・・

下記の8.0スケのアーシング以降、始動性はすこぶるいい。寒い冬で数週間ぶりのキックでもほぼ20回以内に始動できる。(2004.3.6)

アーシング施し(2003.12.2)

アーシングケーブルを3.5スケから8.0スケへ変更した。さすがに腰が強く取り回しに苦労した。

これは、「劇的に効果あり!」だ。といっても、昔の状態に戻った程度だけど・・・

8.0スケは、セルモータへの電源ラインと同じ程度の径である。効果はあるはず。

バルブクリアランス調整(2003.10.26)
キャブ分解清掃(2003.10.26)

いわゆるタペット調整と、キャブレターの清掃を行う。

タペット調整とキャブ清掃

パワーが出ない。アーシングを施してもちょっとしか改善しない。ということで、あとは、エンジンかキャブであると考えられる。疑うところはキャブしかない。

エンジンを始動してみたが、良くなっているように感じられた。もう少し乗り込んでみてからレポートしたい。

夜仕事から帰ってみると、ガソリンが漏れているではないか!。暗かったのでとりあえずコックオフして寝た。明日再度確認するか。フロートチャンバーはOリングでパッキングされるのだが、今回あけたら液体パッキンがつけられていたが、組み込みの際使っていない。私は耐油性の液体パッキンを持ち合わせていない。こまった。まぁそれが原因んかどうかは?????

アーシング施し(2003.10.18)

火花が弱かったので、アーシングに取り組んだ。今月号のGarrrにも少し掲載されていたので参考にされたし。

アーシング

かなり効果があった。だが、元はもっとパワーがあったはず(250ながら、グイグイのびる加速があったように思う。少なくともトップスピードは120以上出た。いまは100手前)なので原因はほかにあると思われる。やはり最近疑いを持っているキャブかも。パイロットスクリューが奥まっていてまわせないので、近々分解掃除をやるつもり。それにしても、このバイク、純正のキャリアをつけているのだが作業性が悪くて閉口する。キャリアはシートのねじととも締になっているのだが、そこにワッシャーとカラーをはめ込むのがとても手間である。

←これ。

バッテリレス化

XR250Sの電装系は常時電気が流れている(メインスイッチがオフでも)。これはデジタルメータのタイマー及びトリップの記録保持のためである。カタログには数mAとの記載があるがもっと多い様である。冬期等に長期間放置するとバッテリがあがってしまいやすい。

あまり乗らないのでバッテリーレス化に踏み切った。バッテリーレスとはいえ単純にバッテリの代わりにコンデンサをつけるだけである。

コンデンサ容量は、3300uF X 4 = 13000uF とした。電圧リプルが大きいため、耐圧を35Vとした。この容量ではアイドル時に若干、電圧ドロップがあるようで不安定であるので、もう少し高CV積のコンデンサをチョイスした方が良いようだ。職場の手元に捨てられていたものを流用しただけである。

 

タッパーにコンデンサを基板ごと格納し、その後水もれしやすいところにシリコンパッキンをした。そのままではバッテリに比較して形状が小さいためウェス(布きれ)で押さえ付けて固定してある。林道へ行かないのでこれで十分である。

キックする時に火花の出方を見てみるが、やはり弱い様である。余分な負荷を減らす様工夫が必要の様である。ただしエンジン始動は可能で日常使用において問題は発見されていない。

 

ブレーキ関係

どうも、ブレーキの利きが良くない。フロントは何度かのエア抜きでマシになったが、リアは踏んだ感触にしこりが有る上に全く利かないといってもいいぐらい利かない。ロックしないのね。まずはリアのシリンダおよびキャリパーの分解掃除をしてみることにした。

ブレーキ分解掃除

分解掃除したが、しこりはなくなったかどうか良く分からない。金属粉が出てきたのとキャリパーピストンは交換したのでスムーズかも。もう7年ぐらい経つバイクなのに、どういう乗り方なんだろう、ブレーキパッドはほとんど減ってない。(家の奥さん)

キックセット取り付け

これはちーと苦労した。DRZ400Sではそうはいっても何とかできたので、同じかと思いきや・・・

ようやく装着できたXR250Sのキック。だがまだ一度も踏んでいない。バッテリーを充電してからだ。まずセルでかかるかどうかを確認してからでないと、いけなかったことが分からないかも知れないだろう。エンジンオイルをいれたが1.4リットルでは若干溢れてしまった。エンジンまわさないと下がっていかないのかも。
 ちょっと手でふんでみたけどいい感じだった。早くキックしたい。

 バッテリを充電したが、セルではエンジンかからなかった。バッテリの寿命なんでしょうか?キックでかけてみた。踏み代が深く、XL系のキックを思い出すのである。これよこれっ!

感動!

キックも軽く、圧縮比低いからか、かなり使えそうで有る。むふふ。

ただし、バッテリ点火というよりか、CDIがDC電圧を必要とするので、最初セルボタンをおしてヘッドライトへの電源供給をカットした状態でキックしないとまずかからない。

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