softdev:tempmeter1
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| softdev:tempmeter1 [2012/02/07 22:07] – [LM35] king | softdev:tempmeter1 [2013/07/15 20:25] (現在) – 外部編集 127.0.0.1 | ||
|---|---|---|---|
| 行 2: | 行 2: | ||
| 表示はLCDで。 | 表示はLCDで。 | ||
| + | 結論から言うと、、1KワードのROMでは、温度と電圧を同時にLCD表示させるのは難しそう。LCD制御で、かなり食ってしまいAD値から目的の値を算出するだけで終わってしまう。あ、そうか、足りなければ2個でやればいいんだな。 | ||
| ===== LM35 ===== | ===== LM35 ===== | ||
| LM35でナショセミ(もうTIだけど)の温度センサーですよ。ちょっとした工作によく使いますよね。会社でも性格じゃない温度を測るのに使ってたりする。 | LM35でナショセミ(もうTIだけど)の温度センサーですよ。ちょっとした工作によく使いますよね。会社でも性格じゃない温度を測るのに使ってたりする。 | ||
| 行 17: | 行 18: | ||
| * Less than 60 µA current drain | * Less than 60 µA current drain | ||
| - | 精度もいいし、リニアリティ、計算も良いのだが、0℃以下が負電圧となってしまうと言うことがある。 | + | 精度もいいし、リニアリティ、計算も良いのだが、0℃以下が負電圧となってしまうと言うことがある。後で思う事だが、負電圧を作って且つ差動で増幅しても結局はLM60で計測するのと誤差と手間は同じだったように思う。 |
| + | |||
| + | ==== PICのADで読む ==== | ||
| + | ADで読む方法では、分解能が4.8mVであるので、センサー出力を増幅しなければいけない。作成時は10倍にした。PIC12F675を使用したので内蔵ROMは1Kワードである。計算式は、Temp=AD*50/1024である。 | ||
| + | < | ||
| + | unsigned int lm35_out, | ||
| + | GO_DONE = 1; | ||
| + | while(GO_DONE); | ||
| + | lm35_out = (ADRESH<< | ||
| + | lm35_temp = lm35_out * 50/1024; | ||
| + | </ | ||
| + | |||
| + | だけどこれだと、整数部分しか計算できない。10倍にして計算し、後で小数点の位置を変えようとすると、計算途中でlong型になってしまい、675だとちょっと厳しい。ソフト屋のT君にアドバイスをもらった。 | ||
| + | |||
| + | < | ||
| + | (int)a = 498*5*10/ | ||
| + | (int)a =((498*5*10-1024a)*10)/ | ||
| + | </ | ||
| + | |||
| + | う〜む、すばらし。 | ||
| + | |||
| + | で、小数点2桁まで求めようとすると、どうなるんだろう。 | ||
| + | |||
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| 最後の67は、67.84を切り捨てで算出。整数演算は切り捨てになるからというのと、エクセルで計算させると切り捨てのの方が真値に近かった。アンプゲイン10.1は、10倍でも誤差は変わらなかった。 | 最後の67は、67.84を切り捨てで算出。整数演算は切り捨てになるからというのと、エクセルで計算させると切り捨てのの方が真値に近かった。アンプゲイン10.1は、10倍でも誤差は変わらなかった。 | ||
| + | ==== 結論 ==== | ||
| + | いきなり、結論。この方法はよろしくない。 | ||
| + | |||
| + | オフセットをとる電圧が誤差を含み、そのまま増幅されてしまうのでものすごく誤差が出る。う〜ん、誤差と言うかバラツキ?値がコロコロ変わる。だいたい合っているとき合ってない時がある。 | ||
| + | というわけで、計算しやすいLM61に変更し作り直した。-> | ||
softdev/tempmeter1.1328620065.txt.gz · 最終更新: (外部編集)
