DR-Z400S、遂に12年めの車検となりましたが、まだもうちょっと乗るかな。結論から言うと、「不合格」となり、近くのレッドバロンでお願いしてしまった。不合格点は、
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
自賠責保険 | ¥14110 | 24ヶ月分必要。 |
重量税 | ¥4400 | |
検査登録証紙印紙 | ¥1700 | いわゆる検査料(当日の検査) |
OCR用紙(3号用紙) | ¥30 | かわらず(受付後ろの自動販売機で前もって買う) |
レッドバロン | ¥37080 | 高い・・・ (検査代行料=16300,検査料=1700,整備=17400) |
合計 | ¥57320 |
レッドバロンでの作業と手数料が37000円もよけいに出費してしまったので、今回はよくない。しかし、あの時点で不具合をその場で修正できなかったのは、自分の力不足だからしょうがない。だが、今回レッドバロンで車検整備の中でスプロケットのボルト弛みを発見してもらったのは、不幸中の幸いと言える。
なんと、ドリブンの締結ネジが全部緩んでいて、一つはナットが無かったという。ひー。通勤やツーリングでしか使わないようになり、またスチールスプロケ&シールチェーンでほぼメンテがトボケていた。あやうく事故につながる恐れがあった。もう一度初心に戻ってこまめにメンテしていきたい。私自身、高速道路で2度のチェーン切れを経験しており、3度目のなんとかで大事故につながる恐れがある。用心しなければいけない。今回の3万円は、保険料だと思えば安いかも知れない。
今回の「光量不足」であるが、
メインハーネスの抵抗値を測ってもテスターでは0.1~0.4Ωをうろうろするぐらいで、抵抗が低い事しかわからない。会社でも常日頃から「テスタで抵抗値が低いからって完全に導通しているとは限らない。電流を流して確認しないとダメだ」と周囲に言って来たのに、だ。これについても、反省すべきである。
通常走行中は14V以上の充電電圧がある。バッテリだけの12V電圧では2Vの電圧差があり、ヘッドライトが単純な抵抗体と仮定すれば、電力ではE2/Rで、電圧の二乗に比例する。つまりかなり大きな差である。
現在は、レギュレータ出力に端子をつけメインハーネスを介さずにバッテリへ接続する経路を追加している。レッドバロンで整備してもらったワイヤは少し細かったので、太い線でやり直した。一度時間を見てメインハーネスをばらしてみないといけないなと感じる。
このバイク、遂に10年目である。2000年の初期型ですから。走行距離はまだ4万1千キロ。今回も1発合格であったが、いくつか有った。
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
自賠責保険 | ¥13400 | 24ヶ月分必要。 前もってバイク屋等で払っておく。 |
重量税 | ¥4400 | 今年の4/1改正で変わったとの事 |
検査登録証紙 | ¥300 | 前は下の印紙代にまとめられていた。 |
検査登録印紙 | ¥1400 | 値上がり |
OCR用紙(3号用紙) | ¥30 | かわらず |
構造変更申請用証紙 | ¥300 | バイク寸法に車検記載事項との差異が認められたため。 |
構造変更申請用紙 | ¥20 | 同上 |
合計 | ¥19850 |
今回は年度始めであったが、車検切れるその日の水曜日の1ラウンドを予約した。あいにくの雨でかっぱを着ての出動となった。おまけに寒い。案外空いていた。車は列になっていたがバイクは誰もいなかった。受付は前回前々回のお兄ちゃんは異動になったんだろうか、見えなかった。むさいお兄ちゃんが座っていたがとても親切だった、やっぱり人は外見で判断できないね。お兄ちゃんにユーザ車検である事を告げると書き方のシートと書類をくれる。3号用紙は自動販売機で買って、記入する。再び持って行くと書類をチェック後、印紙と証紙を買って貼ってきて、という。
と言われた、そういえば以前は証紙など貼らずに両方とも印紙だったような気がする。共同ビルまで徒歩で行き、証紙300円、印紙1400円、それに重量税4400円印紙を購入しその場で貼付けた。そう、重量税は、今年の4月1日に改正になり値下がりしたようである。これはラッキーである。
再び、兄ちゃんところで書類を検査してもらい、車検になる。4番コースの入り口で待っていてください、と言われたので、しばらく待っているとおじさんが走ってきて目視検査、始動、灯火類、ホーン、それに各部の打鍵検査(トンカチでネジ締結を検査)になる。マフラーのタンデムステップの友締めボルトはマフラー側がサビでネジ馬鹿になっているので、いつも車検時はネジにガムテープを粘着させ止めていた。
しかし、今回ガムテープの粘着度が弱かったようで、エンジン始動した際の衝撃でボルトが5mmほど飛び出てしまった。それに気づいたのは、打鍵検査をおじさんが始めた時だった。ぼくは、心の中で祈った、「神様、見つかりませんように〜!」その願いが通じ、おじさんはそのボルトを打鍵したがそのまま気づかなかった。「ふ〜」。そして最後に、おもむろにメジャーを取り出し各部の長さを測り始めた。まえは、そんなんやってなかったぞー。「え〜」とおもってたら、おじさんが一言「あれ〜、幅が短いなぁ」。「ハンドル替えてる?」と聞くので(そこは、2000年購入時すぐにレンサルに替えたんだが)、「いやちょっとわかんないです。」と言ったものの、おじさんは「構造変更になるかも知れないから、検査が終わったら、隣コースに入って構造検査をして」と言う事になった。
車検検査はいつものように、排ガスからこれは特に問題無し。で、次やろうとしたら、看板がありこう書いてあった。「二輪車は検査ラインに検査官がいない時はテスターに入らないでください」そして検査機の電源も落とされている。う〜む、どういうことだ?ってウロウロしていたら、別のおじさんが検査室に入って、「いいよ〜」と言うと検査機の電源が入った。ブレーキに進む、リアブレーキは1回目失敗した。十分後ろ荷重にしなかったため、×になり、もう一度と表示されそれに従う。そして、光軸。いつものように若干吹かし気味。前よりに座る、で、丸になる。光軸は以前より、検査機の位置が手前に来ているように思った。そして、全部のチェックが終わった。
次に隣の3番コースにむかうが、どうして良いか解らず待っていたら、入ってこいと言う。白線までタイヤをすすめ、そこで、「バイクを垂直に保ってて」と言われる。すると、右横から赤白のタテシマ模様のいたが動いてきて、左側から(上からも?斜めなのかな、ちょっとわからん)写真なのか映像なのか撮っているようである。すると、おじさん「幅が狭いなぁ、高さも低いぞ〜。」。今度ははかりの上に前輪だけのせて、前軸重量、そして全部をはかりにのせてスタンドで建てて重量。するとおじさん「燃料どれぐらい入ってる?」と聞くので、半分ぐらいかなというと電卓でなんか計算していた。その後、タイヤのサイズを測ったり、タイヤが重量に合っているかどうか、長さの測定などをした。結局、「高さと、幅が小さいので構造変更になる。別の申請用紙と証紙を買って2番の窓口で手続きをして」ということになった。
受付の事務所に戻り、2番の窓口に言って話すと、「構造変更になってしまったと言う事ですか。じゃぁ、用紙と証紙を出します」。追加で320円。「はんこある?」と聞かれたけど、「ないです」というと、まぁいいやと言う感じで「ここに名前書いて」、って「しばらく待ってて」と。15分ぐらいかな、名前を呼ばれたんで行くと新しい車検証を頂けました。ありがとうございました。
幅は、ハンドルをレンサルに替えている事と、もともとノーマルハンドルには振動吸収用のおもりがついていた事が原因だろう。つうか、今まで幅って車検証より短ければ良いのだと思っていたけど、大きくても小さくてもいけないらしい。
高さはなんでだろう。わからん。もともとついてたカウルからDR350のものに替えたけど、大きさ同じだったと思うし。でも、いまサービスマニュアル見たら乗車してないときに123cmと書いてあるので、はかった時は乗ってたせいだね。今更遅いけど。
春のDRZ400の時と同じであるが、今回は行くのが面倒だったのと、たまたまKUMAさんが行く日と重なったので頼んでしまった。ただだと悪いので手数料で2500円ほど払った。
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
自賠責保険 | ¥13400 | 24ヶ月分必要。 前もってバイク屋等で払っておく。 |
重量税 | ¥5000 | かわらず |
検査登録印紙 | ¥1700 | 値上がり |
OCR用紙 | ¥30 | かわらず |
KUMAさんへ手数料 | ¥2500 | |
合計 | ¥22630 |
KUMAさん情報では、
1日3回なのか1ラウンドで3回なのか不明。1回め「×」だったときに、検査官から「あと2回だからね〜」と念押しもされたようであ。これはバイクにはきついなぁ、特に光軸が。ハスク今度、どうしよう〜。
予約電話のガイダンスメッセージが少々親切になっていた。自賠責がすごく安くなっていてびっくりです。クマさんが今年は安くなっているぞって言ってたのだが、7000円も安くなっています。前年度の事故や保険金などの支出で次年度の保険金額が決まるらしいが、事故が少なくなっているのか、乗る人が少なくなっているのかしら。
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
自賠責保険 | ¥13400 | 24ヶ月分必要。 前もってバイク屋等で払っておく。 |
重量税 | ¥5000 | かわらず |
検査登録印紙 | ¥1700 | 値上がり |
OCR用紙 | ¥30 | かわらず |
合計 | ¥20130 |
光軸の調整が狂ってしまっていると思う。何度も取り外している上に扱いが乱暴だから。かといって、DR350のライトユニットなので下の一箇所のねじだけで上下(ワッシャの枚数を可変して)調整するのみ。そこはいじってないので、一応確認はするけどそのままだろうね。こんども、一発なるかね?
今回も、ラッキーなのか、光軸があっているから当然なのか、わかりませんが一発合格でした。一発合格だとあっけないもんです。すべての手続きでも15分はかからないでしょう。
年度末で混んでいましたが、車の横にバイクを持ってくと、すぐ検査官がきてくれて、灯火類、ウィンカー、ブレーキ、ホーン、車体番号、原動機番号のチェックにハンドルロック。前回の経験から今回は最初からライトONです。(私のDRはライトをオフできるように改造してあります)。
検査ラインに行き、最初に排ガスチェックです。プローブをそのままサイレンサーの穴に奥まで突っ込みます。そのまま待ちます(かなり長く)。二度ほど計測中から失敗していましたが、無視してそのまま待つと、パスになりました。
次に速度計テストですが、電光掲示板は「前に進む」になっています。そのまま進みますが変化がありません。どうやら、私の前に検査された方(ユーザ車検が初めての方だったです)が、検査後に記録計に紙を通さなかったことが原因のようででした。(通りがかった検査官に修正してもらい)一度検査ラインをでて、再度侵入し、速度計テスト、ブレーキ、光軸とすべて難なくクリア、記録計に紙を通して、終了です。最後に検査官に確認印をもらわなければなりません。それは一番右の車レーンの監視室にいるおじさんに紙を提出することで処理してくれます。(いつも、出口にいる検査官に渡していたので、今回うろうろしてたら、業者らしいおじさんに教えてもらいました)
もちろん、光軸検査のときは、エンジン回転をあげて、光量を増しておく事と、シートに心持ち前方に乗る事は、忘れていません。それが効果があるかはわからないんですが。。。
今回は、ライトは前回の車検で使ったライトに交換しましたが、オイル交換もせずじまいでした。
結論から言うと、失敗。不合格となり、販売店に持って行きました。
最初の検査官のチェックは、いつもの様にバイクのレーンで待っていると、なかなか来てくれず、さらに待っていると、おじさんが来てくれたが開口一番「バイクは車の横で待っててくれんかな。検査官の人数が少ないもんで。」。ということで、次からは車のレーンの横で(レーンとレーンの間で待つ必要があるようだ。
検査料の¥1400は、その日の検査料で、その日に何度検査に来てもいいが、日が変わると再度¥1400が必要になる。整備後、再度くる時は2週間までは受付で検査用紙を保管してくれるとのことだった。
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
自賠責保険 | ¥20150 | 24ヶ月分必要。 前もってバイク屋等で払っておく。 |
重量税 | ¥5000 | これは無駄にならない |
検査登録印紙 | ¥1400 x2 その日とCagivaの検査料。 | |
OCR用紙 | ¥30 | |
車両搬送 | 約2万円 | JR特急、高速代、ガス代 2回分 |
24ヶ月点検 | 約3万円 | 車検対応。55W/60Wで130W/135W品、白。 |
代行料 | 約2万円 | 書類代行、車両代行 |
部品、調整 | 約2万円 | 高効率バルブ、キャブ調整など。 |
合計 | 約12万円 |
キャブ手持ち部品で絞り込み、エアクリ除去でCO=6.5%までいったが、打つ手なし。
長野の場合(今回)は、マフラー口に便所のつまりを直す吸盤みたいなのに塩ビパイプが付いているものをつけてプローブを差し込んだが、たぶんこの方法だといくらしぼっても通せないだろうとのことだった。
やはり、吸盤を使わないでプローブをマフラーに入れて測定しないと、もっとしばらく待てば良かったのかな。数値が安定しないと測定に入らないようなので、吸盤をスコーし外したりしたんだけど、うまくいかんかった。マフラー出口に突起をつけて、エアを漏れさせると、薄くなってうまく行きそうな気がして来た・・・
ある程度光量が出ないと焦点がでず、試験機がエラーになり、停止してまうらしい。なんちゅう試験機じゃ。今回、何度も停止した。停止すると、検査官を呼ばないと先へ進めない。
二人で行き、もう一人にモニタを見てもらって指示をしてもらえば、焦点位置はだせるかも。しかし、検査官のいる部屋を覗き見できるかどうかは?である。あの試験機はもうちょっと何とかならんのかな。交通省はユーザ車検を推進する意思はあるのか?
いずれにせよ、2年後に再チャレンジしてやる!
車検予約センターの電話番号がかわっていた。応答アナウンスが前よりわかりやすくなっていた。また、車両番号を聞いてくるので手元に車検証を持って電話した方がいいだろう。
新しい電話:050-5540-2143
自賠責保険だが、値上がりしている。平成16年では18440だったのに、平成18年では20150で、1710円もあがっている。以前すごい高い時期があったが、またそこまであがってくるのか?
今回整備は何もせず、サイレンサー、ステップ、タンデムベルト、タンクをノーマルに交換。光軸は夜中みたが調整はせんかった。ライトカウルを触れば何とかなるだろうと思う。あ、そうそうライトバルブは新しいのを買った。以前よりくらっぽくなっていたから。
項目
費用 備考 自賠責保険 ¥20150 24ヶ月分必要。 前もってバイク屋等で払っておく。 重量税 ¥5000 検査登録印紙 ¥1400 検査料であり、印紙で支払う。 OCR用紙 ¥30 ライトバルブ ¥2470 車検対応。55W/60Wで130W/135W品、白。 合計 ¥26580 ラッキーなのか、光軸あわせてんだから当然なのかわからんが、一発合格した。光軸検査中か最後の方でちょっとふらついてしまいライトが動いてしまった。「あー、また試験もういっかいかー」とあきらめてたら「ライト ○」とでて合格してしまった。一応今回も、ライト試験中は空ぶかしをした。
今回、最初の検査官によるチェックで原動機の型式を目し確認する項目があった(過去3回の試験ではなかった)。「原動機の型式の場所教えて」といわれ、はて?そんな物あったかいな、とその場で探したがすぐ見つからず、結局試験合格後に探して確認してもらって合格となった。原動機の型式刻印とフレームの刻印はちゃんと読めるかどうかを確認しておくことを改めて感じた。DR-Zの原動機刻印はエキパイの下にあり見にくい。
今回、月曜日の朝一にいったのに、めちゃ込みだった。やっぱ週真ん中の方がすいてんのかな?
以前は口頭での確認だった予約番号も、検査用紙(¥1400の印紙を貼るやつ)に予約番号を記載する欄が追加されていた、電話で試験予約する際にも、車両番号を入れているので、その番号とあわせて、窓口の人が確認していた。
また、窓口の人の応対も、すごくよかった。以前は面倒くさそうだったが、「わからなかったら聞いてください」と、非常に親切だった。窓口の人は、2年前と同じ人で、こちらは覚えてるが向こうはおぼえてないだろう。
こいつは車検切れで半年ほど経過していたが、その人が乗りたいというので代行実施した。自賠責保険は25ヶ月はいる。バイクは値上がりしていて20120円なり。
仮ナンバー
車検場まで自走するために、仮ナンバーを市役所に申請し交付してもらう。有効期間は5日で、750円なり。申請書は塩尻市の場合、市民課で用紙がありそれに記入して申請する。書く項目は車検証の内容に記載されているこをそのまま書く。必要な書類は、免許証、自賠責保険、車検証が必要である。10分ほどで発行される。
ちなみに、検切れで運行した場合6点。自賠責切れの場合は12点だそうである。車の保険料にも影響する。
光軸
やはり鬼門である。3回落ちた。4回目、おじさんに2度繰り返してもらい合格できた、おじさん曰く「ちょっと上向いている、ほんのちょっと手で押さえればいけるはずだよ、ほんのちょっとだよー」ということで、ちょっとやそっとの力ではサスが沈まないため身を乗り出して、かなりの力で押して合格した。アクセル吹かすだけじゃだめみたい。
いままでアクセル吹かして通ったのは運がよかっただけという事らしい・・・・やっぱり、まっすぐじゃなく、すこーし下げた状態であわせ込むのが良いみたい。
自賠責
継続車検なら通常は24ヶ月で良い。また、検切れでも自賠責を車検当日からの有効にすれば24ヶ月で良いが、一発でとれなかった場合や車検にいけなかった場合にややこしい話になるそうで、通常25ヶ月を入っておく。その点で検切らすと余分に費用が発生する。近くのバイク屋で加入する。
車検
検査受ける前に、仮ナンバーをはずしておく必要がある。検査時にナッバープレートをチェックするからである。検査開始後に指摘され慌ててネジはずしたりしてちょっと、わさわさした。
結論から言うと、一発で合格した。かかった費用も必要書類と保険と税金だけである。合計¥24870である。
ライト:これは心配であったので、DRの車検で使用した60/55Wで135/130Wの明るさ(車検対応)という物に変更した。変更する際、ライト固定をいったん外したので光軸が前回車検時からずれたんではないかと心配だった。結果的にはずれておらず、検査時にアクセルあおり気味で合格した。
検査場入り口付近:いったん検査場の緑の敷地内に入る前に待って検査員に見てもらわなければならないようである。私はそのまま検査場に入ってしまったが後続のバイク屋さんは待っていて検査してもらっていた。私の場合、すべて合格してから再度入り口に行く様に指示されて、検査してもらった。
書類記入方法:今回は、人のバイクだったので申請者と使用者が異なる。そのため、使用者のはんこが必要だ。3号(OCR)シートに手書きで使用者を書きはんこ押す。そこ一カ所のみ異なる。
車検日:今回水曜日だったがバイクも車も朝一に行ったのに結構混んでた。前回月曜日は検査官も暇そうだった。やはり狙いめは週初めの月曜日ではないか。
ブレーキテスト:表示見ながら一回勘違いしてしまったが、「前後輪ブレーキ操作」と表示されたらブレーキを操作するのだ。「前後輪ブレーキ操作」というのは試験の名前かと思ってそのまま待機していたら、「もう一度」と表示されたので、あー、そうだったのかと悟った。
発生費用
結論からいうと、ラッキーな事に2回でパスした。純粋に車検にかかる費用は、
項目
費用 備考 自賠責保険 ¥18440 24ヶ月分必要。 車検受験時に満了日までの24ヶ月の証明と、次の満了日までの24ヶ月の証明が必要。前もってバイク屋等で払っておく。 重量税 ¥5000 申請用紙に貼付ける。 隣接する自動車協会(だっけ?)で印紙で購入 検査登録印紙 ¥1400 申請用紙に貼付ける。 隣接する自動車協会(だっけ?)で印紙で購入 OCR用紙 ¥30 申請用紙 隣接する自動車協会(だっけ?)で印紙で購入
合計 ¥24870 となる。私の場合、整備費用/部品費用等で+1万以上発生している。経験にはなったが、バイク屋でも同じぐらいだったような気がする。もうちょっと高いか。劇的に安くあがったという訳ではないのが残念である。
車検予約
まず、車検の予約をする必要がある。予約先の電話番号は0263−85−1991。音声による自動応答で、ちょっとうっとうしいが検査所に電話をかけてもここにかけてくれと言われる。1週間前から予約できると聞いていたが、1週間前から前日までしか予約できない。予約すると最後に予約番号を言ってくるのでメモしておく。当日、受付の際に必要となる。受付員に聞かれる。パスワードも設定するが、検査場では使わなかった。予約変更や、取り消しの際に必要となる。
予約は、1日を1〜4ラウンドに分けて予約をする事になっている。午前中に1、2ラウンドある。最初不合格でもその日のうちなら何度でも検査に入れるので、ユーザ車検なら1ラウンドを予約すべきと思う。
自賠責保険の更新
車検受験前に自賠責保険を更新する。24ヶ月で18440円。どこのバイク屋でもいい。私は、レッドバロンで行った。(通りがかったので・・)
車両整備(12ヶ月定期点検)
ある意味、普段からいじっているのでこれをやる必要がない。新車購入したときに付いてきた整備手帳の12ヶ月点検を実施する。本当にやったかどうかを確認する訳ではなく、ユーザが責任を持ってやるという事である。全部チェックしておけばいい。これは受験時に提出する書類の一つであり必要な物で、整備手帳がない場合は検査場で売っているらしい。
本当の車両整備(パスするための)
車検の内容は
項目 内容 判定 排出ガス規制値測定 平成12年以降の新車は規制対象。 ○× 40キロ走行表示 スピードメータ表示が実際の速度になっているか。 ○× 前輪ブレーキテスト 制動力 ○× 後輪ブレーキテスト 制動力 ○× 光軸 ハイビーム時の光度と左右上下の向き。角度は20度以内。 ○× 検査官による目視確認 検査官が車検証を見ながらチェックする。かなりこまかい事までチェックしている。 指摘 となる。なので12ヶ月点検をやったって車検にはパスしない。私の場合以下の事を実施。
タイヤ(前後)交換
公道仕様でなくてもいいはず。VE39F/VE40の新品を装着した。ブロックがつながっていると指摘を受けるとの情報を以前もらっていた。公道仕様でなくてもいいのは逆輸入車が皆そうだから、そう思っている。
スピードメータ純正に交換
40キロ走行時の表示が正確である必要がある。以前から使っているアナログのメータは表示がいまいち信用できなかった。
ヘッドライト
チューンしてあるが、球は前回車検時以降丸2年経過していた。55/65Wで132/135W(車検対応)と言う物を車屋で購入し交換。光量が落ちていてもだめなようである。前回レッドバロンで車検したときも光量が足りず車検用にバルブを変えたと言っていた。
ブレーキパッド確認
効きはよかったが、引きずり等あるとまずい。実は新品のパッドに交換したら若干引きずり気味であった。これはキャリパーピストンのシールが劣化していると思われ、ピストンを購入したが、車検には、古いパッドをつけ直して対応した。ネット検索では引きずり試験をするとあったが、長野ではなかった。
タンク純正へ交換
樹脂タンクは消防法に引っかかるはず。透明だし、よけいともよけいな指摘をされたくなかったので交換しておく。
ブレーキランプ点灯タイミング調整
試験場によっては軽くブレーキをかけて引きずってないかを試験するようであった(長野にはなかった)ブレーキランプが早めに点灯する様にトリガを細工しておいた。
光軸
バイクにとっては鬼門である。ネットで検索すると、ここでたいてい落ちるようである。以下のような調整マシン(?、実用新案登録検討中)を作り、左右上下のぶれを解消しておいたのだが・・・
はしごの固定穴にボルトを使って平板をぶら下げてある。平板はボルトつり下がっていて可動状態のため、自重で常に垂直にたつ。平板上に樹脂の白板をこれまた平板に平行に固定(木ねじ1カ所使用)し、あらかじめ測定しておいたDRヘッドライト垂直位置(約105cm)を中心に5cm間隔で升目を描いておく。よる暗くなってから、バイクにまたがりハイビームの光軸を調整する。近寄ったり、離れたりしながら左右、上下のぶれを確認。規格は左右20cm以内(10m遠方で20cm以内。つまりずれ角<1.1度。50cm離れて1cm以内)、10m遠方での光度高さ100%〜85%となる(ネットで調査)。左右は見ればわかるが、上下はだいたい、10m遠方で95%ぐらいを狙う。 DRは50cm遠方で明るい部分中心が100cmだったので、10m遠方での中心を95cmになるよう調整した。
しかし、実際には低いと指摘された。もちろん実走行においても低すぎるような感じをうけていた。やはりヘッドライトの中心からの高さで95%になるように調整すべきである。100%でもいいような気がする。
検査パス後、調整マシンで確認したところ、左右のぶれはわからなかった。つまり微妙という事だ、アクセルを煽ったのが効いているのだろうか?高さは高い様に感じる。50cm前方では光は焦点が低めに横に広がっているが、ちょっと離れると光は円形になり中心は100%の位置にあるようである。焦点距離を短くする事によって車検パスしやすくしているのかもしれない。
注意しなければならないのは、光軸試験はバイクに乗った状態で前輪が固定されて行われる。
車検前日
必要な書類をまとめてクリップで留めてクリアファイルに入れておく。検査のときに持ち運ばねばならない。
自賠責保険証明(今回の24ヶ月分と前回の24ヶ月分の両方の分) 車検証 軽自動車税納付税証明書(継続検査用)切り取っておく。検査受ける前年分(最新分)が必要。 定期点検整備記録用紙。整備手帳の12ヶ月点検実施の分を切り取っておく。 車検当日
1ラウンドの予約であるので9時までに到着して書類を用意するべきであるが、当日雪で出足が遅れ、9時過ぎに到着した。車検受付窓口(一番おく)に、用意しておいた、書類とともに、「バイクのユーザ車検を受けたいんですが・・」と言うと、2枚の用紙をくれる。用紙は重量税申告用紙、継続検査申告用紙だ。「これに印紙を購入して貼ってください」とのこと、印紙類は隣接する協会(実はちょっと離れてる。あるいて1分、行けばわかる)で購入する。
協会に行くと交付窓口(入って右側)のお姉さんに2枚の用紙を見せ、「バイクの車検の印紙をください」というと、「この用紙は?」と聞かれるので、「それもください」と言ってOCR用紙と重量税印紙と検査登録印紙で合計6430円支払う。印紙の貼る場所は決まっているが、今回はお姉さんが教えてくれた。(他の用紙の記入方法も含めて検査場の受付に記入方法がある)
検査場の受付に戻り、先ほどの窓口に、書類一式を手渡す。そうすると、すぐ呼ばれるので、行くとこの見本を見て用紙に記入してくださいと言われる。記入は5〜6分もあれば終わる。書く事はほとんどない。自分で自分名義のバイクを車検するときは印鑑もいらない。書いて、窓口に再度渡す。1分ほどするとまた呼ばれるので行くと、検査予約番号を聞かれるので答える。これらの用紙を持って、4番のラインに入ってくださいとのこと。車検ラインは全部で4本あるが、4番はバイクだけのようである。バイクのラインには誰も居らず(車は既に列になっていたが)、すぐラインに入る。
検査場でわからずうろうろしていたら、おじさんが近づいてきた。何やら聞くので「バイクのユーザ車検です、初めてなんでちょっとわからんのですが」というと、まず目視検査から始まった。
「車体番号をフレームに刻印してあるからそれを読んでくれ」と言う。刻印を読むと確認できたようである。次に周囲を一通り見回し、フロントブレーキホースのフォーク固定部に巻いてあったガムテープが気にかかるようである。これについて数回の話をして問題ない事になった。検査官はガムテープでとれそうになった物を固定しており、危険箇所と判断したようであった。ブレーキホースのフォークに固定用のタイラップも気になるようで、「これははじめからこうだったの?」と聞かれるも、「そうでしたよ」と即答して問題ない事になった。エンジンを始動し、ライト、ウィンカー、ブレーキ一連を確認し、いよいよ、実検査である。
まず、スピードメータテストである。エンジン始動バイクにまたがり、白線まで進む。ローラが盛り上がっているのでそれを乗り越えローラとローラの間に前輪を入れる。「フットスイッチを踏む」と表示される。フットスイッチとは足下にあるバーである。これを踏むと前輪が左右からも固定されローラが回りだし、スピードメータの表示があがっていく。今回はタイヤはVE39でブロック新品なのできっと遅く出るはずと考え、37キロぐらいでフットスイッチを離すと、「○」と表示された。
次にブレーキテストだが、ちょっとよく覚えてないんだが、後輪ブレーキで「×」が表示されてしまった。2回ほど繰り返してやってくれたが、やっぱり「×」だった。前輪ブレーキでも後輪ブレーキでも、ブレーキは前後同時に掛ける。片足を付いてのブレーキングになるので、ブレーキをかけると抜重気味になりタイヤはロックするが制動力がないと判断されて「×」になってしまう。オフは特に軽いので、意識して制動側に体重をかける様にしながら制動させる事で回避できるようだ。2度目の検査のときは、ガソリンも満タンにして10キロ稼ぎ荷物(工具をたんと入れておいた)もしょったままで体重を増やしておいた。(なんせ、体重が軽いもので・・・)
次は、バイクには鬼門の光軸、光量である。ネット検索でもこの話題が多い。白線まですすみ(ヘッドライトが白線の位置に来る様に進める。タイヤが白線に来るのではない)、ハイビームにする。フットスイッチを踏むと前輪が左右から固定される。すると、前方右から50cm四方ぐらいのミラー(レンズ?)が出てきて上下左右に動きしばらくして停止する。すると、「×」が表示された。これもおじさんが2回ほどやり直してくれたが、「×」だった。建物の中にある機械を見てきてくれて「左と下にずれてるよ。」と教えてくれた。このミラーらしき物、目盛りが付いていないので、どちらにずれているのかわからない。「×」だったとしても自分では判断できないだろうね。いったん合格した後に、その状態で光軸調整マシンに掛けてポイントをマークしておこうと思う。
検査マシンを抜けて記録器まで進む。検査シートを出して記録器に入れると、欄外にHとBに×が付いているマーク路が描かれている。
再び目視検査である。今度は車検証書類を見ながら検査官が念入りに見ている。と、ここで問題発生。「あれ、これ乗車定員2名では?乗るとこないよ」。おーしまった。タンデムステップとシートのベルトつけるの忘れた〜!。 整備不良。検査官「今日の4時まで大丈夫だから直してきて。ライトと乗車定員と。ライトはずれが10m遠方で20以内だから。」と、ここで、私は20度以内と認識したのが、今思うに、『10m遠方で20cm以内』という事ではなかろうか?つうことは、左右ぶれ1.1度以内という事になる。だって20度だったら10m遠方で3.6mもずれるもん。上下はやっぱり下げすぎたようである。ブレーキについては「やり方がうまくなかったんだろうね。次ぎやればちゃんとできると思うから。検査マシンに入る時にバイクの重さもチェックしているから、ちゃんと体重をかけてブレーキすればうまく行くよ、タイヤはロックしてたから。整備してからきたら、まず合格させて。それから検査表をもらって記録して。検査表は奥の部屋の人に渡しておくから」。ということで試験場を後にした。
速攻で自宅に戻り(片道15キロ程度)、タンデムステップとシートベルトを装着。右タンデムステップは1カ所マフラーととも締めである、そのとも締め箇所はマフラー側でボルトが折れている、が直している暇はない。短めのボルトにガムテープでねじ部を粘着させて固着させた。ヘッドライトは、マルカワレーシングで扱っているNSRタイプのライトレンズに交換してあるためネジで簡単に角度調整ができない。1mmワッシャーを下部固定場所に1枚挟んで固定するよう変更してちょっと上げておいた。事前の調査ではこれでほぼ平行に近くなる事がわかっていた。左右については、上部の留めネジの右側の樹脂部分をカッターで削り1mm程度右へ向かせた。後は試験上で微調整できるようワッシャーやらネジやらを大量にポケットにしまい込んで速攻で出発。ブレーキは車重を上げた方がいいと思い途中ガソリンを満タンして行った。(1回目はほぼ空の状態だった)
試験場についたら、そのまま検査場にはいった。バイク屋のひと(と思われる)が数人検査をしていた。見ているとライトの検査でアクセル吹かしている。「うーん、アクセル吹かす事で光量が増しパスしやすくなるのかも・・」バイクやの人たちが終了したら、次は自分の番だ。機械のところに行きブレーキとライトのボタンを押して検査マシンに進入した。「前輪ブレーキ」とでるので前輪をローラに落とし「ブレーキを掛ける」と表示されてから、意識的に前輪に体重をかけ前後輪ブレーキング、「○」になった。次は後輪ブレーキ意識的に後輪に加重して前後輪ブレーキング、おっ「○」になった。ラッキー。
鬼門の光軸だ。先ほどのバイク屋に倣い、アクセルあけ気味で固定し、検査結果を待つ。おおお、「○」と表示される。記録器に向かい、バイクを停止、速攻で奥のプレハブ小屋でお兄さんに、バイクの再検査で合格になったので用紙をください」と言うと、渡してくれたので、記録器に挿入。すると、ガチャンっていって×のあったところに上から○がスタンプされた。先ほどの小屋に他の書類とともに合格しました」と差し出す。お兄さんはチェックしながら、「あ、この車種は平成12年登録だから排ガス検査もやってください。ぐるっと回ってもう一回検査場に入ってください。合格したら記録して、もう一度きてください」とのこと。
一度出て、再度検査場に入り、おいてある検査用プローブをマフラーに突っ込む。だが10cmぐらいしか入らないがそのまま待つ。表示が検査中となる。しばらくするとCO「○」、CH「○」と表示されたので、隣接する記録器に検査用紙を入れるとガチャンって合格となる。そうすると、最初のおじさんが近づいてきて「どう?」と聞くので、「合格しました」と言って書類を全部渡すとはんこくれた。
書類を持って、検査受付に向かう。「検査合格しました」と言って書類を手渡す。2〜3分待つと名前を呼ばれると。あたらしい車検証とシールをくれた。「これで終わりです。」受付した時点で車検証はできており、検査の合格を待つだけなのだと思う。
シールの張り替え
そのまま、書類とシールを自宅に持ち帰ると、11時半だった。その日は1日かかると思って会社を休みしていた。ナンバープレートを外し古いシールを外そうとすると、「と、とれない・・・」。固着してしまっている。お風呂の湯につけたりしたがとれないので、カッターを使ってゴリゴリ除去したが、ナンバーを傷つけてしまった。どんな裏技があるのだろう?
新しいシールは、国土交通省になってから見にくいものである。数字が細く斜体になっていて背景の青模様といまいち区別がつきづらいが、これは私の目のせいかも・・
車検方法補足
今回は、初めてなので、おじさんの指示に従い、おじさんが機械の操作もしたが、すべて自分でやっていいようである。でも最後に目視検査はある。
記憶による、その順序。
排ガステスト:そこまでバイクを押して(乗ってても問題ないと思う)いき、エンジンを掛け、いきなりプローブをマフラーに突っ込む。DRの場合、途中までしか入らないが、そのままで待つと、表示が検査中になり、しばらくすると、CO,CHに○が表示される。表示されたら、検査用紙を機械に挿入すると、合格印が押される。
次に、前方の機械にいき、必要な試験のボタンを押す。ブレーキとスピードメータとヘッドライトだ。その後指示の通り進入し、すべて合格したら(しなくても)、検査用紙を記録器に通すとはんこが押される。すべて合格したら、検査官に書類を見せてはんこもらったら終了。受付に戻る。再検査のときはNGの部分だけを検査すればいいので、必要な試験のみ受ける。NGになった箇所のみ機械でボタンを押してその部分のみを試験して記録器に通すと結果が記録される。
以上
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