デンマークの国民的英雄ですよ、だんな。マーシフルフェイトのボーカルです。過去、ソロで、活動しています。もっとも様式美を崩さないでイマも生き残っているNWOHMと言えるのではないでしょうか。もっともすきなアルバムは、Mellisa(これはMercyful Fate時代のです)でした。
Kingは昔から顔メイクでありメイクに関して、その昔、KISSのジーンシモンズが、「おれたちを真似した」とののしっていたが、とんだ言いがかりだぜ。そんなこといったら、最初にメガネかけてステージに上がったら、目が悪いやつはみんな真似しっこじゃんか。
ところで、、
King Diamond(以下キング)は、Mercyful Fate(マーシフルフェイト)のボーカルとして80年代初期にデンマークでデビューしている。初期、ミニアルバムをリリースしているが詳細は不明。 '83年にRoadRunnerレーベルと契約し、アルバム「Melissa」と「Dont Break The Oath」をリリースするが、'85年にギターのハンク・シャーマンらが、バンドのいく末に疑問を抱き(当初から、キングはメイクをし、オカルトメタル的であった)脱退し、事実上解散してしまう。
個人的に、マーシフルフェイト時代のアルバム「Dont Break The Oath」は、これまでのキングのアルバムの中において、もっともアンダーグラウンドに完成されているといってよいだろう。特にA面1曲目の A Dangerous Meeting は強烈だった。私のキングとの出会いはここにある。当時、RoadRunnerレーベルは輸入盤しか手に入らず、貧乏学生だった私は、中古店を探し歩いて見つけたのがこのアルバムである。下宿に持って帰り針をおろした瞬間、私は衝撃を受けた。この時から、私は完全にキングの手中にはまっているのだ。
この時代のメンバーは、ギター:ハンク・シャーマン、マイケル・デナーのツインギターバンドである。当時、HMはツインギター・トリプルギター(Tigers of Pang Tangなどが有名、といっても誰も知らないか…)がはやっていたのだ。~
最近は情報源がなくなってしまったけど、いまも聞き続けている。メタルを知っている人でも、キングダイアモンドを知る人は少ない。みなはこう言う。”えっ?キングクリムゾン?”。
ちゃうっつうねん。ぜんぜんちゃうって。
1986か1987年のクリスマスにキングから日本のファンにクリスマスプレゼントがあった。このCDがそれである。Kingがクリスマスの曲を歌っており、中でもShrineとThe Lakeは初期のMercyful Fateを彷彿させるHeavyな曲なんだが、日本未発売。きけるのはこのCDシングルのみである。