久しぶりに竜飛崎へ(今回は陸走)

今年は区の役員にもなってしまい、ほとんどの土日はつぶれてしまった。最近ツーリングも林道に出て行かれないので、今年こそはと思っていたのに。10月が近づくにつれ忙しいけど「今年こそ行ってやる」という想いがつのり、公民館祭りが終わったら行くことにした。ただ、その週の金曜日は小学校の音楽会が有り、3人とも小学校は今回だけなのでこれも行きたいと言う事で、1日つぶれてしまうフェリーをやめて、早朝出発する事で1日稼ごうと考えた。

計画

  1. 朝、3時、遅くとも4時には出発し、その日中に竜飛崎についてキャンプする。最悪でもフェリーの到着する秋田より北に行く。
  2. 2日目は、ゆっくり南下し、田沢湖で例年のごとくキャンプし、ビール飲みながら星を見る
  3. 3日目は、昼に稲庭うどんをたべて、福島辺りでキャンプ
  4. 最終日は、帰るだけ。

1日目は、ほぼ計画通りであるが、2日目以降は適当。天気予報では火曜水曜は天気が悪いとのことだったが、予想以上に悪天候であった。

項目 支出額 備考
高速道路代 14400  
ガソリン代 8405 56.8L
みやげ 7240 竜飛のタコ(半生=2、乾燥=4、ホタテ半生=2、乾燥=2、酒田の塩など)
食費他 6725 キャンプ場、飲食、他

合計36700 となりました。

1日目(ひたすら走り竜飛に行く) 10月22日(月曜日)晴れ➡曇り

朝、3時に予定通り自宅出発。高速に入り、新潟中条まで、ひたすら走る、妙高のあたりは、ハンドルの気温計で6℃ぐらいで、非常に寒かったが、寒いと最初から思っていたのでそうでもなかった。

途中、米山SAで給油し、あとは、7号をひたすら北上する予定であったが、どうやらかなり道が新しくなっているようである。やはり、11年前の地図では使い物にならないようである。結構落書きしてるのでこれを使いたいのであるが。。。日本海東北道路と言うのが新設されており、ぐんぐん伸びているようである。しかし、それがどこへ伸びているのか不明である、そこでWiMaxとTouch、今回は役にたったよ。12V充電器も持参していたのでバイクに充電しながら装着。日本海側はほとんど圏外であるが、偶然そこは県内で情報を仕入れられた。

日本海東北道を入り、途中2~3回現金で支払うが、酒田を抜ける所まで高速で。秋田手前から再び日本海東北道~秋田自動車道。そのまま下りて101号を深浦を回って北上すれば良かったかも知れんがまだ北につながっているようなので最終まで乗っていったら、どこに下りたかわからんくなった。自分落ちずもわからんし、WiMaxも圏外だし。

しかも、市町村統合で自分の地図と地名が違うんよ!。それはどこやねん!どこへ行くんや。どうも弘前の方へ迂回してしまったらしく、しょうがないので、東北道を碇ヶ関から浪岡までのって、そこから105号~101号で北上。五所川原で3時半頃だったかな。ちょっときついな、と感じはしたが、行ってやる。竜飛の近くでは店はないんで、早めに酒と食材(といってもレトルトだが)を調達し、ひたすら北上した。

竜飛崎キャンプ場に到着したのは、午後6時ぐらいだった。キャンプ場の管理人がいたので、「キャンプしたいんですけど」と。「えっ?キャンプうー?、今日?、ここで?」と意外そう、昨日は風が凄かったらしく、「今夜はやませ(たぶん浜風の事だろうか)だから良いと思うが、いかんかったら調理場の中使ってくれてもいいし」。当然、キャンプ場は僕ひとりである。建物の影にテント設営し、すでに風はかなり厳しくなっていたので調理場の中で晩飯、外は真っ暗である。

夜、竜飛にも行ってみたが暗くてなんもわからん。前よりも暗くない?たぶん天候のせいだな。。。

ぶらぶらして9時頃に寝たんだが、Wimaxも圏外、ラジオとして広帯域レシーバ(~1300MHzまでの)も持参したが、天候のせいか、なーんも入らん。携帯電話は凄いな、この中でもツナガル。家に電話してみたら、妻が熱で倒れていると言う。う〜む。小6の長女が「たこ飯たべてーからタコだけでいい。楽しんで来てね」と、いつになく優しい。

夜中、2時頃、テントのバタバタ音がうるさい。とてもうるさい。どうも風が海風(西からの風)に変わった模様だ。かなり風がきつそう。ちょっと我慢してたが、3時頃ばたばたと大粒の雨が降って来て、おまけに、テントに寝てるのにテントごと持ち上げられる感じ、ごろんごろんして寝てられん。このままだと、アメリカまで飛ばされるかも知れん。

つことで、調理場に避難、テントを調理場に入れる時は、ホントに空高く飛んでっていきそうだったよ。。竜飛でタコになる。なったわ。

調理場の中でテントを通路に張って、そこで寝ました。

晩飯。いつものレトルトカレー。種類は違うんだけど、いつもカレー。飯はいつも0.9合ぐらい。

これに、日本酒は大五郎を1合か2合。最初熱燗にしたが、すぐさめるので、冷酒で、こっちのほうがうまい。それにするめ。

SIGGのガソリンストーブは、数年前に修理は1万円で返却された後に流路をヤスリで磨いて復活させてから、ススの出が半端ないので、そろそろだめかな。

調理場に避難した所。

このテントの中で朝まで寝た。非常に快適でした。

 

2日目 10月23日(火曜日)暴風雨➡降ったり止んだり(風はきついまま)

朝。起床時はまだ、そうでもなく、管理人と今日はまだ降るかな?なんて話もしてたんだが、7時頃から恐ろしく風雨が激しい、横殴り。雨なのか海の飛沫か、両方か。調理場から見える景色は横殴り。結局、やる事なくて、10時頃まで、調理場の中で過ごした。全くやる事ない。iPodで音楽聞いてたりもしたが、時間つぶすのに苦労、予報では昼には和らぐようであったので。

10時頃、ちょっと和らいだか?ってことで、準備し出発。岬の灯台へ向かう。強風の中、土産屋、開いてると良いけど、、、開いてた、一軒だけ、田中商店、いつもの。強風の中、たまに車で来る人が。。。。そう、下の一軒家のホテル「竜飛」には、昨夜観光バスも3台ほど、繁盛している模様。変わったのね?。前は誰も泊まってる風でなかったのに、テレビの影響?。。おばはん、やっぱり、半分しか聞き取れん。「あれ?、あんまり通じてないみたいだね」はぁ、適当に相づちうっとたらいかんか。

あまりの強風と雨で、いつも長居するのに、居る場所なく、退散。もちろん、タコは買った。次は石川さゆりの碑で、ボタンを押す。おー、新しくなってる!。前からだっけ?風雨にかき消されよく聞き取れん。後ろでバイク倒れてるし。。。。写真撮影後、バイクで出発、、おー、かぜであおられ電柱に激突。まっすぐ走れん!!。まず出だしは、追い風で速度出た所で進行方向へを実践。うまく行った。前よりに座り、前傾姿勢、体をチジコませて太平洋側の三厩(ミンマヤ)へ向かう。

田中商店のおばはん、日本海側は今日は止めた方が良いよ、って内陸部走ろう。。。。んーでも、どうしても昨日走れなかった日本海行きたい!。深浦から101号で日本海へ。ひー!あまりの風で怖い。

とにかく、日本海側を南下しキャンプ場で寝よう。

 
バイクの横の建物が調理場。手前にテント設営した。後ろが本来の野営地、その後ろはバンガロー。バンガローには1ファミリーらしき居た。 キャンプ場から南を望む  
竜飛崎の観測所向こうに松前半島が見えるが、今日は見えない 竜飛崎灯台 灯台下の土産物屋。一軒だけ開いてる。誰もいない。
 
この赤いボタンを押すと、「津軽海峡冬景色」が流れる。ここは必ず押す。 阿久悠/三木たかし  
 
道の駅「てんのう」で、勝手に宿。。 晩飯、レトルトカレー。日本酒2合。んで、たこの足。  

最初、自分のイメージで何度か行った事の有る道の駅に芝生の場所があって寝てる人を良く見かけた記憶があったので、そこに向かった。しかし、そこは自分の知っている場所でなかった、ちょっと間違えている感じだった。そこで、どっちへ以降か地図を見ていたら、その変なおじさんはやって来た。「あれ?ここに来たの?」。このおじさん、20kmほど手前の道の駅で地図を見てたら、寄って来て生臭いタコを醤油につけて「いいから食べなさい」といって食べさせにきた。さっき店で買ったんだけど、固くて食べにくいわって固いもん人に押し付けんなよ。しかもでかいの二つも!。変なおじさん、和歌山ナンバーで軽トラック、後ろは何やら怪しい緑の幌。そういや、この軽トラ、途中何回か見かけた。付けて来たか?怪しい。とりあえず、固いタコを口に押し込み、タコの礼を行って立ち去ったんだが、またここで会ってしまった。

どうもこのおじさん、寝床を探しているようだったので、さっき別の変なおじさんが「ここには熊はこないで、あの軒下は6時以降人が居ないので寝れる。警察も来ないから」との話を、そのまま伝えた所、どうもぼくがここでいっしょに泊まってくれると勘違いしたのかどうかわからんが、急にべらべら話し始め、僕が地図を見ながら看板を見ている間も、ずっと後ろから付いて来て、しゃべり続け、そのうち、「ぼく、村上って言うんだけど、道の駅で寝てたら、中年の警察官が来て、前科があるとかなんとかかんとか」あんまり聞いてないのでよくわからんけど。僕が「いったい何の話なんですか?」って言ったら、またあーでもこーでも、これもよく聞かずに、「ぼくそろそろ行きますから」っていうと、「ちょっとトイレ行くから、行くなら一緒に行こう」と言い出したので、これは振り切らなきゃいかん、僕の心がそう言ってる。おじさんが便所に入ってすぐ出発した。途中国道以外を走ったのでたぶん、振り切った。

それで、むかーしに、設営した事の有る「南の池キャンプ場」は八郎潟の役場近くに有るはずである。南の池は有るようなんだが、キャンプ場が見つからず、もう暗くなっていて、少しイメージも違うし、何度かぐるぐるしたけど、結局わからず。

で、ふたたび、国道に出て南下。おじさんに出会う恐れが会ったが、道の駅「てんのう」に到着。ここは温泉が有る。温泉は22時までだ。おじさんが居ない事を確認して、温泉に入り、周りが暗くなった所で軒下に設営させていただいた。もちろん、明るくなる5時には畳む。夜中、なんどか雨が降ったので、軒下で良かった。

 


大きな地図で見る

3日目 10月24日(水曜日)曇り、時々晴れ

後は帰るだけ。ただかえるだけじゃ、つうことで、田沢湖まわりで稲庭うどんでも、ってそれはかなり無謀だったようだ。

田沢湖へ向かうが、林道を走れば、最短距離で行けるが、この荷物とタイヤで走る気になれん。遠回りだが、285号で北秋田まで北上し、105号で田沢湖まで到着。ずいぶん時間がかかった。田沢湖は晴れてた。

乳頭山がうっすらと白い。ゆっくりしたい所だがガス補給し、再び南下。46号でとりあえず角館、通過。その後、県道をつないでつないで、本荘まで出てから7号に入った。秋田の県道で田舎道、のどかで良いなぁ、全く信号ないし。楽しかった。

7号から秋田を抜けて、山形県に入って少しの所に、西浜キャンプ場ってのが有るんだ。ここよく泊まるので、今日もここにしよう。すごい広いキャンプ場なんだけど、ひとりでキャンプ。600円。10時には街灯も消えるので真っ暗。炊事場は電灯付いてる。夏期は混むのかなー、ここでのキャンプはいつもひとりだけど。。。

 
晴れてた田沢湖 乳頭山の頭はうっすらと白い。  
奮発して、刺身を購入。「ワラサ」とは、ハマチの事らしい。

このホタテは、近くのスーパーで1個33円。もと買っときゃ良かった。うまかった。

一人ボッチのキャンプ場、いつものことだけど、それがいいんやけど。

4日目(帰宅) 10月25日(木曜日)雨➡曇り➡晴れ

今日は特に帰るだけ。特になし。通勤ラッシュで酒田近郊は混んでた。

朝、カモメの隊列が。

自宅に到着。Trip Aは出発時に0にした。999.9までしか表示できないので、1822kmの全走行距離でございます。

オドは50730kmとなっているが、このメータを付けてない時がかなり有ったので、たぶん8万ぐらいは来ているのではないか、、と。

   

ぜひ、来年も行きたい。

 

 

[戻る]