性懲りもなく東北へ

 今回は秋田ー新潟フェリを予約して行きを楽にしたつもり。子供が増えると、休みも取りにくい。土日に行事が重なるし、夏の休みの時期だとさらに行きにくい。そこで、時期を大幅にずらし、運動会が終わった、10月4日〜10月8日の平日を決行日とした。昨年使った、KLE400も考えたが、やはりDRZ400で、またIMSタンクとFMFマフラーではまだツーリングしていない。

総走行距離=1500km,温泉=0,キャンプ=3

10月4日)

 フェリーは、23時40分新潟発である。新潟までの距離と新潟と上越を少々混同していて自宅で晩ご飯を食べ、18:30に出発した。まぁ、要するに出るのが遅すぎた。雨が降っており、最初からカッパを仕込み、先週、ツーリング用に変えておいたギア比のおかげで、120km/hで走り続ける。IMSタンクも300km近く巡航できるのでとてもよい。上越〜新潟は雨。あまりの激しい雨に全身が針のむしろだった(雨が体に突き刺さる感じ?)。上越でICをおりる直前に、新潟港はまだ先だってことに気がつき、再び休憩なしで走り続けた。なんとか、新潟中央ICを10時過ぎにおり、料金所のおじさんに「新潟港はまっすぐ?」と聞いたら、「そう、まっすぐ」という。以前走ったときとずいぶん景色がかわっており、3年たつと、風景も変わるよなぁとのんびり考えていると、道が消滅。そりゃそうだ、おりるICは新潟亀田だった。もどって、コンビニで道を聞く。変な兄ちゃんは「ここをこっちで、こっちをあっち」と教えてくれ、そこへ走ったが、ついたところは、閉まっている。「ん?佐渡航路?」さらにもどって、近くで道を訪ねて北海道航路を教えてもらい、ついたら、出航20分前であった。

10月5日)

 あまり揺れることなく、予定通り、5:30に寄港。秋田に降り立てた。秋田は晴れだ、が寒い。ゆっくりしたかったので、ちょっと遠回りして田沢湖を最終地点とした。まっすぐ田沢湖のに向かうのでなく、八幡平を北から回っていく。もしかしたら紅葉が始まっているかもしれない。

 

 紅葉にはまだ少し早いようだ。ただ、田沢湖へ向かう道沿いではすでに始まっており、木々は色づいていて美しい。

  田沢湖に沈む夕日。湖に沈む夕日は好きだ。

 田沢湖キャンプ場はいつもの場所。案の定、独りだった。おまけに寒い。手元のSUNNTOの時計では9℃。フリースの上着とズポンを持っていってよかった。その分いつもより荷物が多かったが。夕食は、これも持っていったレトルト牛丼+飯+ビール+おつまみ、おつまみは、土産物屋で買った比内地鶏くんせい、この鶏は有名らしい、興味ないが。うまいということもなかったし。夜は星が美しい、邪魔な物があって満点の、とはいかないんだが、流れ星も一つみれた。20:00にシュラフにくるまり、朝の6:00まで爆睡だった。きっと疲れてたんだろう。

10月6日)

朝の田沢湖、パノラマにしてみた。(横800size)

夜露でテントはべちょべちょ。今日も晴れなので、日光で乾かして、出発は9:00。今日は稲庭うどんの本場、稲川町の佐藤養七本店でうどんを食べたいと思った。

稲庭うどん、稲庭という地名は、今はない。ちょっと前までは稲川町(稲庭+川連)の稲庭地区となっていたが、9月の市町村合併で、湯沢市になっている。そういえば、田沢湖町もいまは、別の市になっているようだ。

稲庭城趾へ向かうスロープカー(内装は金ぴか) 稲庭城(復元) 稲庭の町並み

そして、本日のメインイベント、「本店のうどん」。佐藤養助の七代目だから養七。平日の昼までも込んで待ってるひとがいたので、時間をずらしてから行った。

ここは何度も通過していて、時間が合わなかったり、込んでいたりして入れなかったが、今回やっと食べることができた、しあわせ。

目的は達したので、後は南下するだけ。松尾芭蕉の奥の細道にほぼそって南下すると、山形県の尾花沢市に出た。そういえば、銀山温泉。いやいや、徳倉湖キャンプ場だ。だいぶ前、オートキャンプ場になる前に1泊したことのある、徳倉湖。平成11年にオートキャンプ場になり、平成16年に松林がやれると指摘がありやめになったらしい。いまは少し離れた場所にオートキャンプ場がある。料金は1000円。まぁ、いいんじゃない。

今日も独り。今日も寒い。ここは設備整ってるし、良心的でいいところだよ。

持ってきた米が、少々分量をとぼけていて、もう0.5合ほどしかなかったので、パックご飯を暖めているところ。今日はレトルトビーフカレーである。何度食べてもカレーはうまい。レトルトはご飯を炊くときに鍋のふたにおいておくことで、重しにもなり、そのままで暖まるので一石二鳥。ご飯が炊けたときにすぐ食べられる。合理的だ。昔は、バイクのエンジンに挟んだりして暖めていたこともあったが、最近はバイク止めてすぐ飯ってことは少ないのでやらない。

このキャンプ場で、面白いものをみた。それは、「ガスの自動販売機」。10円入れるとコンロが15分ぐらい使えるようだ。おもしろい。

10月7日)

今日は、雲が多いが晴れだ。特に行く当てもないが、猪苗代湖に目指す。

寒河江の近くで、大沼の浮き島を見に行った。いや、標識が出てたんで寄り道しただけ。浮き島には毎度がっかりさせられる。今回もがっかりだった。

山形県のあるコンビニで。コンビニに行くと、芋煮用の部材がおいてある。この縄を何に使うのか?。芋煮が有名らしい。芋煮るんかな。

 今日のキャンプ場は、木賊温泉まで下るかどうかで迷ったが、シルクバレーキャンプ場は何となく飽きていたので、猪苗代湖で探すことにした。結局、前と同じ場所になった。RV-RESORTモビレージ、名前がよくない上に、いろいろうるさいんだが、1000円で、設備がよいので、たまに利用している。今回は風向きのせいか、対岸の車の音がうるさかった。となりに、学生らしき一組がテントを張っていた。夜は雨だった。おまけに、昨日までと打って変わってあつい。19℃はある。寝るまえに着込んでしまい、汗をかいて、途中脱いだんだが、ぬれて寒なってしまい、あまり寝付けなかった。

10月8日)

今日は、かえる。また、いつものように只見湖経由とした。会津から長野に抜ける方法ってそんなにないので、いつも代り映えしない。そういうこともあって会津までかえってきたら「今回の旅も終わった・・・」といつも想う。

朝は、晴れていたが向かう方向はドンヨリ。今日は多分1日雨だな。案の定、田島のあたりから、おかしくなってきたのでカッパを仕込み。只見でラーメンを食べた。ラーメンの後、降り始め、只見湖経由して、新潟県小出で関越に入るまで激しい雨だった。

小出からR117で信州中野ICまで下道を通るのと、小出から関越に乗るのとでは、70kmぐらい遠回りなのだけど、どっちがはやいのかは?だ。

いずれにせよ、高速をぶっ飛ばし、19:30には家に戻れた。かえったらすぐ、子守りだ。休む暇はない。

今日は、470km走った。結構あるね。

以上

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