2001夏のツーリング

奥会津編


 会津のお酒、そして春に通れなかった林道へ、向かうのが今回の目的。

今回の走行距離数 960km
今回の日程 2泊3日
天気 暑い。夕方から夜は崩れる。
今回の費用 おみやげ含めて15000円程度

結論

東北も舗装化が進んでいる。
酒の輸送料を稼ぐためザックで行ったが、
ザックが重いと結局繰蛇性に影響 与える。
今回のスタイル
 いつもはサイドバックにメインバッグをシートにくくりつけ自分は何も持たずに走るが、そのスタイルでは林道で体重移動できずに大いに不満があった。それを解消するべく、今回は日程が短いこともあってザックにチャレンジした。ザックが重くなりすぎることをおそれて、サイドバックを装着しテントとコッヘル、ストーブ、ツールを搭載した。ザックにはシュラフと着替えがメインだ。

サイドバッグ:ラフロード製、古い。
ザック:MountainSmithの60リットル(酒を買ってくるつもりででかい)
今回はマグライトもランタンもロウソクもなし。暗くなったら寝る。

2001年8月14日

 朝、10時出発、長野道〜上信越道で豊田飯山まで行き、R117〜R353で新潟県塩沢まで行く。そこから関越自動車で群馬県の沼田市まで到達する。
 県道64号から「赤倉林道」(写真)に入る。川沿いの道で岩肌むき出し雨の日は滑るだろう。再び県道64号に出たところで、すごい雷に立ち往生。

 山で聞く雷は怖い。すごく近く感じるし火柱も3cmぐらいある。しばらくみていたが、覚悟を決めR120で金精峠へ向かう。最悪の場合に備え、途中でカップラーメンと水を調達。
 金精峠〜奥鬼怒林道(舗装)を越え川俣温泉についた頃は、5時半。春に昼を食ったドライブインで夕飯のラーメンを食した。
 ドライブインの前で立ちつくす男性が一人。「バイクを落としました」。聞けば、田代山へ向かう林道でバイクを崖下に滑らせてしまったようである。「ヘリを飛ばす必要がある。ヘリを飛ばすとバイクが買える」とのことであきらめるそうだ。
 かわいそうに。でも僕にはどうすることもできない。
その日は、川俣キャンプ場(\800、写真)で眠ることができた。このキャンプ場は、おばばがやっていて直火おKで自由なキャンプ場である。おすすめである。

2001年8月15日

 昨夜は雨であった。朝のうちは曇りであったが出発する頃には暑くなってきそうだ。
 橋のたもとの林道の入り口から「馬坂林道」へ入る。
 朝8時頃という事で、きっと誰にも会わないだろう。
 2つ目の分かれ道から「川俣檜枝岐線」(左)に入る。昨日バイク落とした兄ちゃんから「田代山は通れない」こと聞いていたので、はなからあきらめた。
 川俣檜枝岐線の途中(頂上付近)の写真。とにかく、整備がされてなく、あれている。このあたりには猿が居て、ちょっとおっかなびっくり。
 頂上には広場があって、帝釈山への登山客の駐車スペースとなっていた。
 頂上から福島県側へは非常に整備されており、とばせる林道であった。

 檜枝岐へ抜けたところで、R352で中山峠(旧道)向かう。途中、舘岩村、「かねまる食堂」でかねまる定食を食した。うまい。ツーリングマップルでは「会津高原ラーメン」を勧めているがこちらもうまいよ。
 中山峠から「林道七が岳線」へとはいる、アオイ看板が目立ち迷うことはない。七つのピークを見ることができる山の周囲を走る林道で、非常に走りやすい路面だ。荷物がなければ相当のハイペースとなることだろう。
 R289を横切り、駒止湿原へ向かう。大窪林道へ向かうためだ。
 写真は大窪林道の途中である。ずっとこのような感じで展望は全く開けない。なんとなくホッカイドウ?
 だるい、だるい。はやくおわってくれ。暑さの成果とても長く感じた。

 R400〜R401〜R289で再び田島町の針生へ戻り、楽しかった「七が岳線」を再び走った。夕方になり、またまたゴロゴロはじまったので、木賊温泉「シルクバレー」キャンプ場に向かった。お盆ともなると、キャンプ場も混んでいるが泊まれないこともない。
 夜は、木賊温泉の露天でくつろいだ。
シルクバレーキャンプ場のおじさんは、わしのことを覚えてくれていたようだ。
途中でかった、「花泉」の1升ビンをだいて、今夜はネタ。

2001年8月16日

 朝、すっきりしなかったので温泉に入った。朝も「アブは居なかった」以前夏のアブの襲撃で大変だったことを考えると、朝晩はアブは少ないと言うことか。

 コンビニエンス「山正」である。
 木賊温泉に泊まるときは、いつもここにお世話になる。食材の買い出し、酒の調達。そして朝飯。今日の朝は、会津米を使った自家製のおにぎりを購入、旨い!。そして、おみやげの「花泉」の500ccビンと350ccビンを購入。昨夜購入した1升「花泉」もしょっているので、かなりザックが肩に食い込むなぁ。

 R401を只見町へ向かい、途中、伊南村から小塩塩ノ岐林道に入る。地図には走りやすい路面とある。ここ数日の雨によるものか、道はあれており、ザックに入っている酒の重みのためか、ひっじょうに走りにくかった。
 写真は峠を越えた只見町側である。

 残りは家路を急ぐのみである。
 R252を田子倉ダムを通過し新潟県に入る。新潟県十日町からR117に入る(ここからが、町んなかでだるい)思った以上の時間がかかる。長野県に入ったところで涼を求めて奥志賀林道にはいって野沢温泉に抜けた。上信越道の豊田飯山についたころには、夕方であった。
 とにかく荷物が食い込み、パーキングごとに休憩し、姥捨SAで「カルビ丼+そば」を食し、家に戻ったら8時であった。




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