ダイヤフラム変形

(ブレーキマスタシリンダ内)2003.9.8


ブレーキマスタシリンダ内部には、ダイヤフラムと言うゴムパッキンが入っている。これはブレーキフルードが下がってくるとダイヤフラムが変形して密閉性を保持する物で非常に重要な部品である。またこれがないとフルードがもれてきてしまう。ブレーキフルードは激しい林道走行後や、定期点検でチェックして補充及びエア抜きを行っているのでいつもチェックしていた。

今回ツーリング前に(林道走行会を行った後でもあったので)ブレーキエア抜きを行うためにマスタシリンダをあけたところダイヤフラムが変形していた。

フロントマスタシリンダダイヤフラム

リアマスタシリンダダイヤフラム

写真には新品のダイヤフラムと変形したもの両方を撮影してある。

エア抜きを行った後、マスタシリンダ内に規定のラインまでフルードを注入しダイヤフラムをセット、その後蓋を締め付ける。しかし変形しているとダイヤフラムをセットする時点でフルードが溢れてしまい、フルードを規定の量入れた状態でマスタシリンダをセットできないのである。

今回東北ツーリング1週間前に発覚したので、急きょ部品発注し新品のダイヤフラムでツーリングに旅立てた。

しかしてここに疑問が残る。『なぜ、変形してしまったのだろう?』。DR350では一度もそう言う事はなかった。

新品を取りあえずセットしているので様子見と言う事で・・・

 

もどる