Silencer of DR350.



(TREAD製のサイレンサー)  注)TREADと言う店は昔、神奈川にあったが、今はもう無い。

 サイレンサー根本に、バルブがついており、開閉することにより音量とパワーを変化できた。街乗りでは閉めてローノイズにしておき、林道にはいるとフルパワーにできた。ただ350の場合は、音量にそれほど変化が無く、高回転のバリバリ音が無くなる程度。サイレンサーといえ、ほぼ直管に等しく、バルブを開けて走るとそれは雷鳴にも似たサウンドである(ただパワーは凄くでる)。TM33SSキャブの特性と相まって、減速時、アクセルを閉じると、アフターファイアーがすさまじい。夜は花火になってきれいだが山火事が心配だ。しかも軽い、1.5kgほどしかなく、軽量化には一役買っていたのは事実だ。
 写真のは、バルブが壊れており、開いたままである。ツーリングのために下記のEARを購入した。
 

(Supertrap  EAR  SYSTEM)

 TREADマフラーは音量が大きく、最近参っていた。SUPER-TRAPを買ってフラップ枚数で制限して音量を絞ろうとしたが、ダートフリークさんに、EARを勧められ購入した。非常に音量が絞られているのに、パワーはパンチ力にあふれている。特に中低速ではガガガンとでていく感じがする。フロントもかなり上げやすい。音量はとても押さえられているのにノーマルサイレンサーと比べると、とても図太い音になっている感じがする、でも騒々しくはない。
 ただ、かなり重い。ノーマルサイレンサーと比べると少し重い感じがする。DR350のノーマルはオールスチール製だが、板圧が薄くかなり軽量であるので、SUPER-TRAPの方が重いと思われる。
高回転までスムーズにするため、エアクリーナBOXには穴があけられスポンジが組み込まれる。開けられるところは全て開ける。
 現在フラップ枚数は13枚で落ちついている。
 ステンのエンドキャップに、カバーをつけた。(これがないとフェンダーが溶けてきちゃう)
 

(Normal Silencer)

 最低限の容量に絞られた芸術的なマフラーであると思う。かなり軽量化されており、ぬけもノーマルとは思えない程良い。DR250をお持ちの方は、こちらに変えてみると良いです。スパークアレスターも内蔵されており、とても静かだ。
 容量が小さいので、ボアアップすると使えない。圧縮室の発熱でサイドカバーがぐにゅぐにゅに溶ける羽目になる。



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