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yomoyama:sankuro

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yomoyama:sankuro [2013/07/20 15:38] – [三九郎] kingyomoyama:sankuro [2013/07/20 15:56] (現在) – [大人の三九郎 [#qe8a969c]] king
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 http://www.go.tvm.ne.jp/~masaeco/ の 『風土・歳時』のページ。実はこの人、知り合いなんだけど、いろいろ知っている人。それをここまで文章にして書かれていることに脱帽です。。。 http://www.go.tvm.ne.jp/~masaeco/ の 『風土・歳時』のページ。実はこの人、知り合いなんだけど、いろいろ知っている人。それをここまで文章にして書かれていることに脱帽です。。。
  
-===== 2009年 [#mf831716] ===== +===== 2009年  ===== 
- [[三九郎2009]] 2009年実施。+ [[Sankuro2009]] 2009年実施。
  
 ===== 大人の三九郎 [#qe8a969c] ===== ===== 大人の三九郎 [#qe8a969c] =====
  
- だるま供養と称して、[[大人の三九郎]]というのも行われている。 + だるま供養と称して、[[SankuroOtona]]というのも行われている。
 ===== 繭玉 (まゆだま)[#u930d9ff] ===== ===== 繭玉 (まゆだま)[#u930d9ff] =====
  
- 三九郎で焼く餅のこと。米をすりつぶした粉で団子を作り、それを、ミツブサという木の枝に刺して乾燥させるのだ。この繭玉ってのは、関東甲信越あたりではごく当たり前の行事らしい。&color(brown){&size(16){};};とは、その名の通り、蚕の繭らしい。&size(15){「繭が今年も沢山取れますように」};との願いを込めて繭玉にして焼くのだそうだよ。現在は、蚕の繭なんてのどうでもよくって、小学生の行事なだけだ。これと言って、伝統も感じられず、ただ、やっているだけのように思える。でも子供にとっては楽しい行事なのでしょうな。~ + 三九郎で焼く餅のこと。米をすりつぶした粉で団子を作り、それを、ミツブサという木の枝に刺して乾燥させるのだ。この繭玉ってのは、関東甲信越あたりではごく当たり前の行事らしい。<colorbrown/white></color>とは、その名の通り、蚕の繭らしい。「繭が今年も沢山取れますように」との願いを込めて繭玉にして焼くのだそうだよ。現在は、蚕の繭なんてのどうでもよくって、小学生の行事なだけだ。これと言って、伝統も感じられず、ただ、やっているだけのように思える。でも子供にとっては楽しい行事なのでしょうな。 
- で、この繭玉。米の粉なんで、&size(18){おいしくない};。うちの子供なんか、飲み込めずに、おまけに気分悪くなって帰っちゃたりするし。近所のおばさんとかは、砂糖を入れたりして食べやすくしているとか。また、ただの餅(団子)だったりする場合もあるようだ。~+ 
 + で、この繭玉。米の粉なんで、おいしくない。うちの子供なんか、飲み込めずに、おまけに気分悪くなって帰っちゃたりするし。近所のおばさんとかは、砂糖を入れたりして食べやすくしているとか。また、ただの餅(団子)だったりする場合もあるようだ。\\
 |繭玉の接写。手で握りつぶしているので形は悪い|ミツブサの枝に差し込んで乾燥中| |繭玉の接写。手で握りつぶしているので形は悪い|ミツブサの枝に差し込んで乾燥中|
-|#ref(mayudama1.jpg,,50%)|#ref(mayudama2.jpg,,50%)|+|{{:yomoyama:mayudama1.jpg?direct&300|}}|{{:yomoyama:mayudama2.jpg?direct&300|}}|
  
 色は、なんかの汁でつけていたよ。今回、コーヒ味はなかなかいけたよ。 色は、なんかの汁でつけていたよ。今回、コーヒ味はなかなかいけたよ。
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 ===== ミツブサ [#xf05a3ef] ===== ===== ミツブサ [#xf05a3ef] =====
  
- 繭玉をぶっさす枝が決まっているらしい。ミツブサって木らしいが、webで調べても出てこないので、きっと方言だね。枝を見ても三つに分かれているようではないもん。[[ヒメギフ通信さん:http://www.go.tvm.ne.jp/~masaeco/]]のページを読んで、その木が&size(18){&color(darkgreen){ミズキ};という木};であることがわかりました。~+ 繭玉をぶっさす枝が決まっているらしい。ミツブサって木らしいが、webで調べても出てこないので、きっと方言だね。枝を見ても三つに分かれているようではないもん。[[http://www.go.tvm.ne.jp/~masaeco/|ヒメギフ通信さん]]のページを読んで、その木がミズキという木であることがわかりました。\\
  枝が水平方向に張り出していて、一目でそれと分かる木です。枝は赤みを帯びていて、先っぽにつぼみがついていた(新芽かな)。  枝が水平方向に張り出していて、一目でそれと分かる木です。枝は赤みを帯びていて、先っぽにつぼみがついていた(新芽かな)。
 +
 |ミツブサの枝|ミツブサの木| |ミツブサの枝|ミツブサの木|
-|#ref(mizuki1.jpg,,50%)|#ref(mizuki2.jpg,,50%)+|{{:yomoyama:mizuki1.jpg?direct&300|}}|{{:yomoyama:mizuki2.jpg?direct&300|}}| 
-今年(2008年初頭)にジジと切りにいったときには、周りに5~6本しか生えてなくって、&size(14){「切ってたら、そのうち無くなっちゃうのじゃないの?」};ときいたら、&size(14){「奥にいきゃ、いくらでもある」};って言ってた。+ 
 +今年(2008年初頭)にジジと切りにいったときには、周りに5~6本しか生えてなくって、「切ってたら、そのうち無くなっちゃうのじゃないの?」ときいたら、「奥にいきゃ、いくらでもある」って言ってた。 
 |ミツブサの木(全景)|ミツブサの幹| |ミツブサの木(全景)|ミツブサの幹|
-|#ref(mizuki3.jpg,,50%)|#ref(mizuki4.jpg,,50%)| +|{{:yomoyama:mizuki3.jpg?direct&300|}}|{{:yomoyama:mizuki4.jpg?direct&300|}}|
- ミズキという木は、成長が早くすぐに育つらしい。だから、切っても大して困らないんだよってことらしい、真偽は不明。15~6本ぐらいのいい枝を取ろうとすると、中ぐらいの木を一本を切らなきゃいけない。+
  
- この、冬以外どんな姿ろう?、てことで調べると、ここページが図解でわかりやすかった+ ミズキという木は、成長が早くすぐに育つらしい。から切っても大して困らないんだよってことらしい、真偽は不明。15~6本ぐらいのいい枝を取ろうとすると、中ぐらい木を一本を切らなきゃいけない
-[[岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科:http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/cornaceae/mizuki/mizuki.htm]]+
  
 + この木、冬以外はどんな姿だろう?、てことで調べると、ここのページが図解でわかりやすかった。\\
 +[[http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/cornaceae/mizuki/mizuki.htm|岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科]]
 ===== 点火時期 [#zccb020d] ===== ===== 点火時期 [#zccb020d] =====
  
  この辺りの地区では、12月に切り出しをして組み立ててしまい、翌年に松飾りなどをあつめて、成人の日に点火をする。先日、松本の人に聞いたら、松本の方では、1月の成人の日ぐらいに、切り出し、組み立て、松集め、点火~親は一杯。と、1日ですべて終わらせてしまうようだ。また、繭玉の木も柳らしい。さらに、山は一つしか作らないらしい。そういわれると、大小二つあるのは、この辺だけみたいな気もするね。  この辺りの地区では、12月に切り出しをして組み立ててしまい、翌年に松飾りなどをあつめて、成人の日に点火をする。先日、松本の人に聞いたら、松本の方では、1月の成人の日ぐらいに、切り出し、組み立て、松集め、点火~親は一杯。と、1日ですべて終わらせてしまうようだ。また、繭玉の木も柳らしい。さらに、山は一つしか作らないらしい。そういわれると、大小二つあるのは、この辺だけみたいな気もするね。
  
yomoyama/sankuro.1374302326.txt.gz · 最終更新: 2013/07/20 15:38 by king