また竜飛崎へ

今年も区の役員でほとんどの土日はつぶれてしまったので昨年同様、公民館祭りが終わったら行く。ということで、昨年と同じ日程。

計画

  1. 新潟から秋田往きのフェリーに乗る。
  2. 1週間かけて泣かしながら旅をする。
  3. 台風が来ているのは知っているが週の真ん中ぐらいになり2〜3日退避すればゆっくり出来るはず。
  4. 日曜日まで帰ってよい。

1日目は、ほぼ計画通りであるが、2日目以降は適当。予想以上に台風の進度が遅く週末に天候悪化がかかってしまった。

 今回は、1500kmの走行であった。

昨年は陸送したので1800kmと、300kmしか違いが無い。陸送した方が面白い?そうかもね。

項目 支出額 備考
フェリー代 7600 2等寝台はツーリストBと呼ばれる。
高速道路代 10550  
ガソリン代 8274 50.8L
みやげ 3630 竜飛のタコ(乾燥=4、ホタテ半生=2、乾燥=2など)
食費他 8504 キャンプ場、飲食、他

合計30100 となりました。ほぼ例年同じですが、もうちとしぼれないだろうかといつも思う。。。

1日目(ひたすら走り竜飛に行く) 10月22日(月曜日)晴れ➡曇り

3時過ぎぐらいに家を出ようと思ったが、寒くなるとヤダので2時には出発した。妙高で豚汁ラーメンでも食べてけや。とのことで、思ったのだが妙高SAには豚骨ラーメンしか無かった。ちょっと降りる気にはなれなかったので、豚汁ラーメンは次の機会に。。。

結構、休みながらゆっくり行ったので疲れず、9時にはターミナルについておった。寒く無くてよかったし、雨も降らなかったのでラッキー。

2日目 10月22日(火曜日)曇り、少し雨

月曜日夜のフェリーで火曜日の朝に秋田港へ到着。船内のアナウンスでは秋田港は曇りで雨は降っていないと言う事だったのに、タラップを降りたら雨が降っていた。秋田港で濡れながらカッパを着込み出発したのだが、この日は雨が降ると予想していなかったので、バッグ等雨対策をしておらず焦った。北の方は明るかったが所々小雨があり一日中曇ったり、晴れたりでしたね。

深浦手前ぐらいから見た北の空。あの先が竜飛かな? 西浜海岸で休憩。道は空いてる。どこでも空いてて気分が良い。後ろのサイドバッグはファスナーがこわれてしまった。20年使ってる、まだ使いたい。 道の駅「とまりん」(竜飛の根元の泊村に有る)で食べた浜ラーメン。つっても、イカと海苔だけやろ。
鳥瞰台。ここで車が2〜3台、車が多い。ここに車が止まっているの始めてみた。 竜飛崎。いつもの風景? 標柱が変わってる。

うわー、人が多い!

なんか人気が出たのか?観光客が多い。下の竜飛崎ホテルも改装されきれいになってた。明らかに、これまでよりにぎわってる。

田中商店は、あった。今年は3軒とも回転しておったが、やはり田中商店だけが大人気。おばはんのしゃべりもオモロいしな、タコ売ってるのはここだけやし。観光客が多いせいか標準語近くでしゃべってて、今回はよく聞き取れてよかった。 竜飛崎の夕陽のはず。ちょっと遅れたか。ここで、海に沈む夕陽を見たらさぞかしきれいだろうね。まだ見た事無いんだ。それが見えるまで毎年来る。
 
夜の飯は、レトルトカレーである。相変わらず、同じ物を食べるのだ。マグライトを忘れたので、炊事場で。 今回は、このローソクを持って来た。  

その日の二時ごろには龍飛に到着、3時には設営しました、もちろん竜飛崎キャンプ場。とうぜん、今日も一人です。三厩で食材、wimax等やったりしてたらもどったら、ちょっと夕陽に間に合いませんでした。 マグライトを忘れたせいで、真っ暗で困りましたが、おかげで、よる一時的に晴れた時の星空が綺麗でよかったです。北は灯台の光で眩しいけど、上空は天の川もくっきり。寒かったけど。 といっても、いつものように寒くありません、10℃ぐらいですもん。

今回持って来たロウソクは風防と薄いロウのセットなのですが、うーん。これは使えんな。これは、2cmぐらいの高さのロウがアルミホイルのような器に入っていて燃えるもので、ちょっと知らなかったのだが、火をつけると、しばらくすると中のロウが全部溶けて液体になり液体の中で芯線が燃えるのだ。よって、揺らすと溶けてるロウがピシャピシャとアチー。まったく。火傷はしないが、ロウをこぼしちゃうと当然燃焼時間が減る。

やっぱ、昔の80時間とか160時間燃焼の大型ロウソクがいいな。でも売ってないんだよね。以前にも石井スポーツで聞いたらもう作ってないって言われた。もう一回探してみるかな。

3日目 10月23日(水曜日)曇り、時々晴れ

予定では、十和田湖キャンプ場で途中、酸ヶ湯にでも入ってのんびりと言う計画だったが、台風は進度が遅く週末に来そう、とりあえず早めに南下した方が良いのでは?なんて思い始め、田沢湖に向かった。

竜飛キャンプ場の朝。晴れてる!これはテントを乾かしてる所。ひっくり返してると数分乾く。

田沢湖の沈む夕陽(じつはもう沈んじゃってる)田沢湖キャンプ場は湖畔にあります。岸から県道挟んですぐ。なーんも無い所なんだが、毎回来たくなる。 炊事場の明かりで飯を炊く。今夜もレトルト。つまみはホタテ干したの、道の駅で買った。

それほど寒くなかった。三厩まで一旦出て内陸部を少し走り、再び日本海沿いに(実は十二湖でまた迷ってしまった、去年も迷った)走った後、八森町から県道63号〜県道3号を繋いで、R105に入り、田沢湖へ、ほとんどノンストップやね。

途中、コンビニでボーっとしてたぐらい。サンクスとサークルKはwi2が入っているので、田舎でもwifi使えてよかった。田沢湖に着いたのは3時過ぎかな。ついたら、キャンプ場は有ったんだけど、横浜の女子中学生の研修旅行だとかでバス2台が停泊して、キャンプ場内できりたんぽみたいなのを焼いているところでした。近くまで行って話しかけたのだが、忙しくて手が回らんらしく、気がつかないので、一旦田沢湖町で買い出しをして戻って来たら、まだ女子中学生集団はまだいたのだが、気づいてもらって受付をし、設営した。当然キャンプは一人である。

もうちょっとで夕陽になるなってときで、しかも西の方だけ晴れてる!。設営中、中学生のキャーキャー騒ぎにぼーっとしてたら、うっかり田沢湖に沈む(と言っても山にですが)夕日を見損ないました。夕日の時だけ晴れたのでした。夕陽が出たら明日は晴れじゃないですか?。台風消失したんだ。と呑気に考えておりました。

夕陽の後に飯食べるから、当然もう暗いです。飯の後やることないんで、8時には寝てたなぁ。。酒飲みながらキャンプ場や近くの道路をぶらぶらしてましたが、周りは真っ暗ですし、一寸先は闇ですねん。田沢湖・・・、日本でも一番深く、摩周湖に匹敵する透明度を持つ湖。。。日本で最も入水自殺の多い場所らしい。そういうこともあって引き寄せられるのかも、ここは竜飛崎に匹敵するほど時間をつぶせない場所で、ボーっとしてるだけで・・、う〜ん、そんな田沢湖に夜近づいたらアカンやろ。

昨年田沢湖町でwimaxはいってたのに、今年はどこも圏外。はて。 中学生の一団が食べてたのはミソタンポというもので、この辺では有名らしく、きりたんぽにミソを付けて少し焼いたもので、五平餅に似てるな、でもお米なんだよね。それを一本わざわざ焼いてくれて、頂きました。

おばちゃんは一本余ったので、と言ったが、あれは僕が一人で泊まるのを見て焼いてくれたんだと思う。その後、おじさんが焼いた炭がまだ残ってるので、料理に使うなり暖をとるなりして自由に使っていいからと、教えてくれたのだが、これもありがたかったね。中学生の研修旅行は、カヌーかなんかの舟と、野外研修みたいなのらしい、そのような格好で5名ほどで対応されてた、キャンプ場の管理人は8時ぐらいまでは1人残ってたけど、あれは田沢湖町の役場の人かもね。そういえば前は町営だったよね。それ以降は独りぼっちだね。

ほんでも、熟睡したわ。朝7時頃まで一度も起きんかった。

4日目 10月24日(木曜日)、曇り後雨

起きたら、曇りであった。。。昨日は夕焼けだったのに。ぐすん。といっても期待はしてなかったが。

田沢湖キャンプ場の朝 道の駅、「なかがわ」米どころ。とりあえず会社と子供たちにエサを。 秋田から山形県に入ってすぐの道の駅「象潟」きさがた、と読む。ここで雨が降って来た。見えるのは鳥海山。
   
西浜キャンプ場の夕飯。ほんとはホタテのはずだったんだけど、毎度のレトルト。    

どうしようか迷ったけど、とりあえず南下してました。木曜日は、あてもなく南下してたら、鳥海山の麓まで来てしまった。

2時ごろから雨が降り出し、遊佐町の西浜キャンプ場で。ここのキャンプ場も毎度泊まる場所。いつも一人でもそれほど淋しさを感じない場所。風防の松林が有るせいで感じにくいのだが港のすぐそばなので、潮風がする。風邪の影響は受けにくい。寝るまでに台風の風向きに合わせてテントを3回ぐらい張り直したかな。モンベルのテントは3角形で、横からの風雨には強いのだが、前後の風雨はかなり弱い、というか遮る物が無い。そろそろ、全方向へフライが張れるテントに変えたいな、、なんて思ったりもしてる。

近くにある温泉に入り、ぶらぶら、食事。酒も飲んでいるので、歩いてコンビニまで行こうと思ったが、雨も振り、それは無謀だったようだ。15分ぐらい歩いたけど、コンビニが見えなかった。バイクだと5分かからんのだが。。。。

ロウソクの明かりで暗い中、明日の予定を地図で見てたらそのまま寝てしまったらしい。雨が降ってたので、密閉してたせいか、ロウソクがいつの間にか消え、10時ごろだったかな強烈なのどの痛みと吐き気で目が覚める。吐き気は喉から来るらしい。。。一酸化炭素中毒か、アブナイ。うつぶせで寝てしまった事も敗因だろうか。。真っ暗の中散歩したり気晴らし、7時まで爆睡。そのまま死んでも良かったんだけどなぁ、と、、、、、しかし、やはり朝は来た。

5日目 10月25日(金曜日)、雨

予想通り雨だ。今日も明日もずっと雨らしい、無理すれば帰れるけど。ってことで、

西浜キャンプ場の朝。地面は砂を多く含んだ土。600円と安いのだが施設等は充実しているのですよ。しかも広い。 近くのコンビにサンクス。wi2で台風情報を。カッパ来て軒下に座り込んでる私はかなり変な人です。しかも平日ですから。

北陸道、米山SA。雨は結構激しい。ここでバイクのおばちゃんに遭遇。お姉ちゃん?いや、俺より下とは思うがおばちゃんや。山形から上越に向かうらしい。

遊佐から塩尻まで500キロ走った、雨の中。不思議としんどくなかった。 夜の八時には、自宅にいた。「なんでこんなに早く帰ってくるん?」と、意外そう。 行きたいところは全部行ったし、どせ日曜日まで雨だし、不思議と心残りはないのだった。

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