またまたまた、性懲りもなく龍飛崎へ

 今回は月曜日発のフェリーが無かったので、すべて自走で。今年も運動会のない土日を挟まないで平日だけで会社休みを利用して決行した。バイクはDRZ400で。また、予定の無い日を選んで設定したところ、これまででもっとも遅い10月中旬という紅葉真っ最中の寒い時期になってしまった。

 寒いという事前認識があったので、対策品をいくつか持って行ったためいつもよりだいぶ荷物が多くなってしまった。

  1. 湯たんぽ:最近の湯たんぽは小型でおしゃれなんですよ。ムカーシの水枕みたいなもの。お湯はわかせるので、暖かいのだが、2時間程度しか持たなかった。たぶん寒いせいですね。
  2. 夏用シュラフ:羽毛シュラフに外側にもう一枚シュラフを重ねて防寒しました。これは当たりです。毎夜10度以下の気温でしたが、シュラフの中は寒くなかったよ。田沢湖では外気温4度まで冷え込みましたが大丈夫でした。
  3. 冬用のフカフカのフリース:キャンプ設営後は一応着ていましたが、それほど効果はなかったです。

総走行距離=1770km,温泉=1,キャンプ=3,林道=0

 前回よりさらにハイペースの4日間で1770km、440km/日です。バイクは良いのだが、ケツの痛みがひどかった。チェーンの延びが大きかったのでドリブン=44でいったん調整したもののリアアクスルのスネイルカムが残り4目盛り程度だったため心配で、出発直前にドリブン=47に戻した。その結果、高速で110km/h近辺で飛ばしつづけた行きの長野道〜上信越道〜北陸道で24km/Lと予想以上に悪かったが、それ以外のツーリング最中は30km/Lでした。IMSのナチュラルタンクは残量が目で判るので特に燃費や距離数を気にする事なく走行できる。

諸費用

 

10月15日 晴れ時々曇り

 いろいろあって、10時30分に自宅を出ました。出発時は曇りでした。6時間程度あれば、秋田ぐらいまで行けるような甘い希望でしたが。結局、鳥海山の麓で20時ごろでした。

 これは鶴岡を過ぎたぐらいのところの夕日だと思う。

 日本海に沈む夕日ですね。正確な場所がわからんです。いそいどったんで。鶴岡は山形県で既に新潟を超えていて、酒田市に入った頃には真っ暗でしたよ。酒田で夕食(ラーメン)を食べ、まだ元気があったんで走りましたところ、鳥海山の麓にある吹浦(ふくら)の町に西浜キャンプ場というのがあり、何度か泊っているのですが、そこに入りました。時間は20時だったと思います。

 ここは、つい最近、友人に教えてもらうまで知らなかったのですが、すぐ近くに温泉があり(歩いて5分)しかも、よる10:00までOKでした。もちろん暖まってから寝ましたよ。温泉にいって初めて気づいたんですが、ここはもと国民宿舎があった場所ですね、たぶん。それとも、それは隣だったかな。

今日は良く走りました。480kmぐらいですね。

10月16日 晴れ

 今日は龍飛崎まで北上する。秋田市外を抜けるのに、ボクの地図には書いてなかったが秋田道が一部開通していて市街地をパスできるので使ってただ、ひたすら北上した。

西浜キャンプ場の朝です。もう一人(1台)宿泊客がいますが、あさ挨拶しても素っ気なかったです。めったに人にも会わんのに感じ悪い。

ここは、管理人さんが、5時から翌朝8時半までいないので、遅く着いて速くでたので、お金を払えなかった。

西浜キャンプ場から少し北上したところの、道の駅「象潟」から見る日本海です。いいですなぁ。今日は晴れです。風もありません。龍飛崎はいい景色が見れるでしょうか。

国道339号線 龍飛へ向かう「龍泊ライン」です。すでに紅葉しておりました。

風もありません。紅葉は初めて見る風景でした。

龍飛崎の灯台前です。3時に到着しました。

北海道が見えます。全くの無風でした。これも初めての経験。

龍飛崎灯台のすぐ近くに、キャンプ場があるのですが、ここでキャンプしたいと昔から思っていました。今回、龍飛崎へ行く事だけが目的だったので。目的を達成することができました。もちろん、ほかにテントを張る人なんて、だ〜れも居ません、ひとりぼっちです。キャンプ場は¥500でした。

赤く染まる日本海を見ながら、飯でも・・・・しかし、管理人のおばはんが、三厩(みんまや)にサークルKがあるからそこで買い出しできるよと言われたのですがそこまで行ってもどるのに、45分ぐらいかかってしまい、結局、飯の準備をするところで真っ暗になってしまいました。まぁいつもそんなもんです。

飯?。もちろん、ボンカレーです。とビール。と龍飛崎灯台で買ったタコの足。

人もいないし、やる事も無く。海を見たり、星をみたり、バイクに乗って誰もいない灯台に行ったりしました。

写真は、真夜中の灯台まえです。柱の横に亡霊が写ってるでしょ。この辺りは、青函トンネル掘削時に多数亡くなられた方の慰霊碑もあり、亡くなられた方が、夜に亡霊となって龍飛崎をさまようらしいです。へへへ。

ここには、もう二度とくる事がないかもしれない、いつもそう考えています。そういいながらもう5回も来ているけど。

 龍飛崎灯台の駐車場には、土産物屋があり、今回も三軒のうち一軒はシャッターが下りていました。真ん中の古川商店は、タコを売っておらず乾物等だけで、シールやタオル等豊富なのですが、今回はタコを買うのが目的だったので、古川さんへは入りませんでした。お姉さんがいるんだけど、入れば良かったかな。去年より老けた感じがしましたが、ちょっと後悔。

 ところで、龍飛崎のたこ!。タコは本当に捕れるのかという疑問がありまして、龍飛崎の前後のいくつかの土産物屋に入ってみてたんですが、「ない」のですよ。売っているのは、灯台の駐車場の田中商店だけです。疑問は解決されないままです。田中商店のおばちゃんは、「龍飛でとれたタコだよ」と何度聞いても言わはります。

10月17日 晴れ時々曇り

 5:30起床、夜は雨に降られて、雨音で目が覚めた、割と降ってたけど、朝は何事もなかったかのよう。曇っていたですが。

今度は、朝焼けを見てやろうと思いましたが、すでに夜明けでした。というか曇ってたし。写真をつなげてパノラマにしてみました。

これを拡大して印刷しつなげて、ワッカにして、龍飛の360度展望を味わってください。

朝の龍飛灯台です。

 

今回の旅の、秘密兵器「湯たんぽ」です。お湯はわかせるので、いつでもすぐ、ホットな気分になれますが、持続時間が、外で使うには未次回でした。だいたい2時間ぐらい。それだけ持てば十分という事もあります。

今日は、龍飛を十分に堪能してから、龍飛崎を後にし、友人に教えてもらった、「バナナサイダー」なるものを求めて青森市内に向かいました。しかし、結構市内に近づいているにもかかわらず、「売っていません」。ガセだったんでしょうか。そう思って帰ってから調べてみましたところ、八戸でしたね。そりゃ無い訳です。まぁ、下調べがないのはいつもの事です。

 

秋田鹿角八幡平〜田沢湖へ向かう途中、すこし八幡平の方へあがってみました。紅葉観光バスがめちゃ込みですぐに引き返してきましたが、それでも十分美しい紅葉を見られました。上に行けばもっと奇麗なのに・・ってきっとみんな言うのでしょうね。まぁぼくにはあまり興味は無いです。

こちらは、大沼を少しあがったところです。とにかくジジババがおおくて閉口します。平日故にマイカーも全てジジが運転しており、危なっかしくて。

田沢湖に沈む夕日にはなんとか間に合いました。やっぱり、洞爺湖に沈む夕日の方が美しいですね。夕日を見ながら、今度は洞爺湖に、と思いました。

しかし、ここのキャンプ場はいつのツーリングでも泊るのですが、毎度変わって行きます。今回はまたパンフレットが変わっていました。それにいつもテントを張れていた区画整理されていた場所は、今年からオートキャンプ場にしたようです。そこにははらしてもらえませんでした。

今日も一人です。少し離れた町に夕食を食べに行き帰りに酒と夜食の焼きそばUFOを買って行きましたが。

ここは管理人さんが宿直しています。きょうは若い兄ちゃんでした。

夕食の量が多かったせいか、9時頃になってもおなかがすかず、朝飯にする事にして、おしっこを絞り出してから寝ました。お兄ちゃんは「寒いですよ!、5度前後になりますから」との言葉通り、深夜は4℃まで下がっていました。テントの中は9℃でした。それでも、シュラフの2枚重ねは大丈夫でした。ただ、表に出ている顔は寒かった。

 

10月18日 晴れ

 朝、焼きそばUFOを作って食べ、7時半に出発しました。今日中に自宅に着くつもりだったです。

 今回の旅の荷物です。上に積んであるザックがいつもより多い荷物です。この日エンジンをかけて、何気なく後ろを見たら、テールライトが切れていました。途中鶴岡のあたりで暗くなる前に玉を買って交換したんですが、気づいてよかったです。暗い高速の中、追突されるかもしれなかったです。

十文字の道の駅で、面白いものを見ました。

子供用便所です、囲われた部分にはうんこ用があります。なんか、配置が面白い。女の子の方はどうなっているんだろう。ここ十文字の道の駅は新しく、秋田の名物はほぼすべて買えそうです。

 帰りのルートは、田沢湖からひたすら南下し、山形の新庄から47号線で日本海に出るルートです。鶴岡に着いた時は1時半頃でしたが、そこからが遠かったです。

 北陸道に入ったところで、夕日を拝みました。5時頃ですね。寒く、何度か休みながらでしたので、自宅に着いたのはちょうど10時でした。

田沢湖から自宅まで、650kmありました。少々無茶です。

以上

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