走りに出るときの携行パーツ
十数年前からだろう、いつもFOXのWaist-Bagを携行し走る。このバッグはポリ水筒がつけられるんだが、その水筒はカビてずいぶん前に捨ててしまった。そのかわりいつも300ccのペットボトル入れておく。入れるのは常に水だ。もともとついていた水筒は、口にちゅーと出せるタイプで最近はみない。あの水筒はカリフォルニアのドライレークで走ったことを想いだす。一度だけだったが、いい思い出になった。また行きたいと最近よく思う。
なぜFOXかということに関しては、僕がDoug Henryの昔からのファンだっただけである。最近はDougもFOXビデオにはあまり顔をださなくなり寂しい限りだが、それでもFOXはいいのだ。
水筒を省いての重量は約2.4Kgとなる。これはかなり重い。けっこう腰にくるのでウエストベルトでグイグイ締め付けて走る事にしている。これ以外には荷物は持たない。財布もハイウエイカードも林道手帳もボールペンもここに入れて走る。これを落としたら、私は、本当にアウトだ。
ちなみにベルトがすぐ弛んできて、いつも気になる。
中に入っているもの、お店に広げるとこんな感じ。ぼくは臆病者なので、けっこういっぱい持って走る。でもこれらに助けられることは本当にすくないなぁ。
DRの車載工具はかなり使えるものが揃っており、全ていつも持っている。自宅で整備するときも、いつも車載工具を主に使っている。
DRの工具のうちアクセルシャフトを外す24mmをどけてその代わりにTEのアクセルシャフトスパナを入れてあるだけで、昔からのツールと同じものを持って走っている。このタイヤレバーなんか、いったい何年?
絶対欠かせないもの
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携帯用ポンプ: 軽くていいが、ストロークが短いので非常にしんどい。
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TE車載レンチ: タイヤレバーの横これがないとリアタイヤが外せない。
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12-14メガネレンチ: ポンプの左横。ビートストッパを緩めるのに14レンチがいる。スパナも持つが、念のため。シートをはずすのも12mmが必要だ。
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8-10メガネレンチ: ポンプの右横。フロントのアクスルロッドのブラケットねじが10mm。車載にない。8mmはレバホルダーに使う。あ、ドライブスプロケカバーも8mmだ。
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17-19メガネレンチ: その右横。フロントアクスルロッドは、19mmだ、これも車載にない。これがないとフロントタイヤが外せない。
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ゴムパッチ: 左端。これがないと、パンク修理がでけん。数カ月でゴムのりが乾いて使えなくなる。
必要なもの
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チェーンの予備コマ: 左端。大抵きれるときは、継ぎコマできれる。今まで2度きれたことがある。ちなみにチェーンのコマはシールチェーンと普通のとではコマの支柱の径がちがう。以前、山の中の高速道路上でチェーン切れしたことがあった。その時、ちがうものを持っていて交換できず、途方に暮れ、高速道路の緑の電話を使った経験がある。
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プラグブラシ: かからんときはプラグ交換から始める。
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六角レンチ: 3種類持つ。
あると便利もの
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エアゲージ: なくてもいいが、軽くてちっちゃいので持ってる。
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CO2ボンベ: 急いで空気を入れたいときに、たまに使う。Co2なので、あとで入れ替えとかないとまたまた、ぺこぺこなってしまう。いれるときの注意は、圧縮された液体が急激に気化してタイヤにはいるので、大量の気化熱を奪う。素手でボンベを持っていたりすると、手がくっ付いちゃうこと。
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ガムテープ: 写真にはない。ガムテープを自分で平べったく巻いて使う。こうするとかさばらずにすむ。
以前は、これらの工具の上に、
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フロントチューブ
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クラッチレバーホルダー
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針金
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ロープ
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クラッチケーブル
なんかをもって走ったが、いまはどういうわけか要らない気がして持っていかない。そういえば、昔は林道を走りに行くのにプロテクターをつけて走っていたが、そんなこともやらなくなった。
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